ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

煤払い

2013年12月26日 | 仕事

 今日の午後、私が所属する部署では、机・キャビネットの整理、拭き掃除などを行いました。

 軽作業ながら、少々お疲れ気味です。

 まぁ、気休めみたいなもので、大掃除とはほど遠いものですが、こういうことを儀式のように行うことで、年の替りを実感するのでしょうねぇ。

 かつては煤払いなんて呼んでいましたが、近頃なんてありませんからねぇ。

 夕方には、職場のトップから全職員に向けて仕事納めの挨拶がありました。
 本来であれば明日、仕事納めの日に行うべきものですが、3月で任期満了退職を迎えるトップ、明日休暇を取りたいがために、今日挨拶を行ったようです。
 8年間という過去最長の期間トップを務めましたが、最初から最後まで、どこか大人の常識を知らないというか、浮世離れしているというか、変な人でした。
 70歳を過ぎているというのに、学者というのは奇妙な生き物ですねぇ。

 取り巻きが次々と転職してしまい、近頃ではすっかりしょぼくれています。
 もはや泥船としか言いようがありません。
 私はもちろん、その場に行きませんでした。
 電話番と称して。

 明日は仕事納め。

 かつて国の機関の規律が緩かった頃は、仕事納めと仕事始めの日は昼から立食の宴を開き、いい加減に酔っ払うと、近所の寺社仏閣に詣でることを慣例にしていましたが、ここ10年ばかりは、普通に働く日に変わりました。

 そのせいか、明日は午後一番で会議が入っています。
 議事録作成を年明けに持ち越すのは嫌なので、明日中に仕上げたいと思っていますが、長引いちゃえば無理でしょうねぇ。

 2時間以内に終わって欲しいものです。

 まだ正月気分にはほど遠いようです。

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安倍総理、靖国神社参拝

2013年12月26日 | 社会・政治

 安倍総理、政権1周年記念か、今日、靖国神社に参拝したそうですね。



 小泉総理以来、7年以上総理大臣が靖国神社に参拝しなかったのは異常事態とも言え、正常化の一環でしょうねぇ。

 中国・韓国の反発が予想されますが、それは明らかな内政干渉。
 いや、内政干渉どころか、個人の思想・信条の自由を犯す行為であり、許されません。

 大体わが国を敵視して国内での求心力を高めようと言う思惑がある以上、わが国がどういう態度を取ったところで、関係改善は望むべくもないでしょう。

 政治家による靖国神社参拝が問題視されるようになったのは、真に不幸なことです。



 官製神社で、敗戦までは官営であったという生まれ育ちの悪さは隠しようがありませんが、今なお、遺骨どころか遺髪さえ帰ってこなかった家族を偲ぶ場所はここしかない、という遺族がたくさんいます。
 もちろん戦友も。

 今さら無宗教の追悼施設を造ったって、そんな嘘くさいものに誰がお参りするでしょうか。

 他の多くの神社に比べてはるかに短いとはいえ、わが国には近代化の過程で避けて通れない侵略の歴史があり、侵略とは言っても当時は侵略しなければ侵略され、植民地になるしかなかったわけで、わが国独りが侵略反対を唱えることなど出来ようはずもなく、それに伴って必然的に職業軍人にも、一般庶民にも犠牲者が出て、これら200万柱を超える英霊を祀ってきた歴史があるわけです。

 追悼施設と言うのは、国民の多くがそこは自国の国柄に相応しい場所だという共同幻想みたいなものが必要で、靖国神社はそれらの条件を満たしています。

 私はちょっと前までは正月、最近は年末に同居人と籍を入れるに際してくだらぬ儀式を執り行った東京大神宮に毎年詣でており、靖国神社が近いことから、必ず立ち寄り、英霊の声に耳を傾けています。

 もちろん何も聞こえてはきませんが。

 大体中国・韓国は靖国神社を侵略の象徴だと言いますが、それは神社というものが持つ深い精神性を理解していない愚か者の見方だとしか思えません。

 この世のありとあらゆるものに神性をみとめ、怖れ敬う神道の精神から言えば、国の為に命をおとした犠牲者を神として拝むのは当然のこと。

 私は許されるなら、わが国の犠牲者だけでなく、旧敵国の犠牲者も祀り、敵味方ともに敬いたいと思っているのですがねぇ。

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急いては事を

2013年12月26日 | 社会・政治

 今日で第2次安倍政権が発足してからちょうど1年たつんですねぇ。

 小泉政権の後を受けて誕生した第1次安倍政権、少々前のめりというか逆上気味で、仕事を急いだのは良いとして、健康を害したうえに選挙に負けて、1年ほどで退陣に追い込まれてしまいました。

 その後、福田・麻生・鳩山・菅・野田と政権が代わりましたが、いずれも1年かそこらしか持ちませんでした。

 安倍総理、最初の失敗を活かしているようで、今のところ退陣の気配はありません。

 しかし一寸先は闇。

 それは政治の世界に限ったことではありません。

 9.11テロで亡くなった人々は、まさか勤務中の高層ビルに旅客機が突っ込んでくるなど想像もできず、何事が起きたか分からないままに旅立って逝ったことでしょう。

 ことほど左様に、人間には近い未来も遠い未来も予見することができません。

 そう考えると、今生きていて、何事かを行っている単純な日々の積み重ねが、奇跡のように感じられます。

 40代半ばに近付き、よくぞここまで生きてきちゃったものだと、感慨を深くします。

 アベノミクスだとか憲法改正だとか、安倍政権は志が高いようにお見受けします。
 しかし高邁な理想も、日々の地道な努力の積み重ねなくして、実現することはありません。

 釈迦に説法かもしれませんが、安倍総理におかれましては、前のめりや逆上や早打ちは自重して、慎重にことを進めてほしいものです。

 急いては事をし損じるといいますからねぇ。

 

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