ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

義父、死す

2019年07月28日 | その他

 今朝、夏の到来とともに、義父が亡くなりました。

 早朝、病院に泊まり込んでいた義母から義父が危篤の報を受けて、急遽義父が入院していた病院に駆けつけました。
 自宅から病院までは車で15分ほどですが、間に合いませんでした。

 穏やかな死に顔でした。

 義父は寡黙で紳士的な人で、婿である私にも、終始、敬語で接してくれました。

 享年81歳。

 感染症から多臓器不全を発症し、入院したのが7月3日。
 それから一か月あまりの闘病生活でした。

 最初のうちこそ、「退院したら読もうと思って本を何冊も買ってあるんですよ」などと言っていましたが、やがてせん妄状態に陥り、意識が混濁したまま、呆気なく亡くなってしまいました。

 つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを

 希代のプレイボーイ、在原業平の辞世と伝えられます。
 本当にそうですね。

 人間、いつどうなってもおかしくないのだなぁと、実感させられました。

 今日は葬儀屋に頼んで病院から義父の自宅へ遺体を安置してもらい、しばし葬儀屋と打ち合わせ。

 明日の朝も葬儀屋と打ち合わせの予定です。

 79歳の義母は一気に老け込んだように見えました。

 とりあえずは葬儀を済ませ、一人暮らしになってしまう義母の今後のことを考えなければなりません。

 こんな時になんですが、明日から数日間仕事を休むことも気がかりです。
 難問山積で、その不安も去りません。

 生きていくということは誠に苦しいことです。

 義父の冥福を祈ります。
 


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切に

2019年07月24日 | 精神障害

 同僚が育休を取ることが判明して以来、気分が沈んでいます。
 後釜は来ませんから。

 で、なんとなく、休みたいなあと思って、復職したばかりの、2010年5月のブログ記事を読み返してみました。
 そこには、不安とともに、復職できたことへの喜びが綴られていました。

 要諦はそこだと思います。
 休職しなければ、我慢できるところは我慢すれば、復職への不安も喜びもなく、淡々と暮らしていけるはずです。

 過去、上司が病気休暇を取り、4か月、上司の代行を務めたこともあります。
 そのころは33歳と若かったので、体力で乗り切ったものと思いますが、今は知恵で乗り切りたいと思います。

 年度が明けてから、私の精神は彷徨いの中にいるかのごとくですが、自力と、精神科医と、薬で、乗り切りたい、そう切に願っています。

 

 

 


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独りの土曜日

2019年07月20日 | 精神障害

 昨日は都内某会議室で会議。
 13時から16時半まで。
 でも直行直帰なので、朝は楽でした。

 会議後、少々飲みすぎてしまい、今朝は胃の調子が悪く、朝飯を抜きました。

 朝9時から床屋。
 今まで20年通っていた床屋が廃業して、初めての理髪店です。

 私の住むマンションは駅前にあるため、徒歩5分圏内に5軒の床屋があります。

 その中で良さそうなところにいきました。
 丁寧な仕事で、まずは満足。

 ただ、今までの店が3,000円だったのが、4,200円になってしまいました。

 昼はラーメンを食い、昼寝。
 このところ、8月から育児休暇を取る同僚の穴をどう埋めるかで、沈んだ気分が続いていますが、しっかり眠れるのが不思議です。

 目覚めて、DVDを鑑賞しました。
 「108時間」という映画ですが、退屈でした。
 108時間断眠を続け、精神がおかしくなったところを演劇として上演する、という悪趣味なものですが、思わせぶりなばかりで見るべき点はありませんでした。

108時間 [DVD]
ベレン・ルエダ,エヴァ・デ・ドミニシ,ナタリア・デ・モリーナ,ヘルマン・パラシオス
アットエンタテインメント


 これから風呂に入って夕飯の準備です。
 同居人は今日休日出勤ですので。

 生ホタテとタコ、それに珍しい白エビの刺身を手に入れました。
 これにめかぶとフルーツトマトだけの夕飯です。

 それにしても、私の苦しい精神状態はいつまで続くのでしょうねぇ。

 このままでは病気休暇に追い込まれてしまいそうです。

 


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長い梅雨

2019年07月15日 | その他

 せっかくの3連休も連日の雨。
 梅雨とはいえ、今年は本当に雨が多いですね。
 例年だと、梅雨の晴れ間が時折あったように思うのですが。

 おかげで食材の買い物以外は、家に閉じ込められました。

 まぁ、時期的に仕方ありません。  


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ピンチ

2019年07月14日 | 精神障害

 昨日の夕方、精神科の診察がありました。

 話題は当然、私の部署から一人育児休暇で離脱すること。
 私の部署にとっては、大きな痛手です。
 私一人で二人分の仕事をすることは不可能ですから、他の部署の応援を得て乗り切るしかないのですが、行政改革でギリギリまで人数が減らされている昨今、誰もみな忙しく、うまくいくかどうか不安です。

 職場に完全復帰して10年。
 うつの再発が心配です。

 幸い、同居人がフルタイムで働いているので、食うに困ることはないでしょうが、10年もったのに、という残念な思いが先に立ちます。

 もちろん、低空飛行で乗り切るということもあり得るでしょう。
 しかし今の私には、そんなことが出来るとは思えません。

 頼りにしていた職員でしたし。

 先のことを考えて予期不安に震えても仕方がないことは分かっていますが、不安なものは仕方ありません。

 この10年で最大のピンチを迎えてしまったようです。

 なんとか乗り切りたいと思っています。
 


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人事、謎

2019年07月11日 | 仕事

  4月1日に着任した私の部署の者が、早くも8月1日で異動することになりました。
 ショックなのは、その後暫時空席になるということ。
 下手をすると、来年4月まで補充はないかもしれないと言われました。

 衝撃です。

 私の部署は、正職員はわずか3名で、パートなどの非正規が9名。
 頭数3つの正規雇用の一人が抜けるのは痛いですねぇ。

 一体どうしてこういう人事になったのか、さっぱり分かりません。
 普通に働いていたんですけどねぇ。

 メンタルですかねぇ。

 いずれにしろ、正規職員が一人抜けた状態で、乗り切らなければなりません。

 しかし、私も精神に爆弾を抱えています。
 再発なんてことにならなければ良いのですが、心配です。


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劇薬

2019年07月06日 | 社会・政治

 今日も雨。
 梅雨とはいえ、毎日毎日よく降るものです。

 時、あたかも参議院議員選挙の真っ最中。

 この前の、年金では生活できず、2,000万円の貯金が必要だとの報告書、 うやむやになってしまいましたね。
 報告書の中身を詳しく知りたいと思っていましたが、報道されません。

 戦前、中堅どころの官僚、軍人、学者などが対米戦争の推移を詳細に予測した報告書、あとからみれば気持ち悪いくらい見事に当たっていたそうです。
 緒戦の勝利、開戦2年くらいで生産力の差で逆転され、制空権、制海権を奪われ、ついには本土決戦に追い込まれる、というシナリオです。
 外れていたのは本土決戦の前に降伏したことくらいでしょうか。

 しかし、時の総理、東条英機は、机上の空論であって、実際の戦争とはそういうものではないと、この報告書を無視したそうです。

 今回の年金の件を彷彿とさせます。

 大体、受け取らない、とは何事ですか。
 受け取って、中身を精査し、政策に生かせば良いではないですか。

 不都合なことは隠してしまおうという態度が見られます。
 それは戦前の東条内閣にもつながるものです。

 私は今年の8月で50歳になります。

 あと10年で引退できるなんてことは、夢のまた夢。

 70歳で引退できれば良いほうでしょう。

 金が無いのは事実だし、少子高齢化が進んでいることもまた事実。

 それらの真実が、報告書には記載されていたものと思われます。

 緑内障で左目の視力が極端に落ち、精神障害のために極端に疲れやすい私があと20年も働くなんて、もう笑うしかありません。

 今でも1日働くだけでくたくただというのに。

 この際劇薬であっても移民受け入れを行い、現役世代を増やすしかないんじゃないでしょうか。
 


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期末勤勉手当

2019年07月01日 | 仕事

  先月末、いわゆるボーナスが出ました。
 我が業界では、期末勤勉手当と呼びます。

 木端役人ですから、微々たる金額ですが、それでも、成績率が「優秀」と判定され、4%上乗せされていました。

 これは意外でした。

 自分では、最近、どんどん馬鹿になっているような気がするのです。
 自信があったはずの集中力は落ちるわ、説得力は落ちるわ、簡単な仕事が困難に感じるわで、若年性認知症じゃないかと疑っていたところです。

 それが、4%の上乗せ。

 4%の上乗せは、多分最高評価です。

 成績率というのはなかなか100%に届くことはなく、95%もあれば立派なものです。
 それなのに、馬鹿になりつつある私が104%とは解せません。

 馬鹿なやつほど評価されるのでしょうか?

 そういえば、私の業界では、仕事はせず、他の人や部署に押し付けたりするやつが出世するというのが常識みたいになっています。
 嫌な世界にいますが、今更転職したら、給料激減でしょうから、しがみつくほかないでしょうねぇ。

 馬鹿の評価が高いなら、これからどんどん馬鹿になってやろうと思います。


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