ブログ うつと酒と小説な日々 その上しょっちゅうホラー映画  

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさん(とびお)の日記

民間事故調

2012年02月29日 | 社会・政治

 福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)の報告によると、菅直人前総理がパニックに陥って暴走したことが、事故を拡大させた原因だと断じていましたね。

 一部には、日本が後進国だったら菅前総理は死刑だと、過激なことを仰る識者もいて、いくら滅茶苦茶だったからといっても、仮にも正しい手続きで誕生した総理大臣に対して失礼なのではないかなと思います。

 で、当の菅前総理はと言うと、意外にもしおらしく、「事前の備えがあまりにも不十分だった。備えがなかったという意味で大失敗だった」と述べ、政府や東電の対応に大きな問題があったとの認識を示したそうです。

 まぁ、いくら短気なイラ菅と言えども、そのくらいは言わなきゃ、被災者も、一般国民も納得いかないからでしょうねぇ。

 普天間基地の移転にしても、原発事故への有り得ない対応にしても、民主党は素人集団だとしか思えません。
 かといって、今飛ぶ鳥落とす勢いの大阪維新の会にも薄気味の悪さを感じています。
 ポピュリズムの政治が何を生むか、1930年代のドイツをみれば明らかでしょう。
 大衆的熱狂というのは、冷静であることを前提にした民主主義とは相いれないはずですが、世界の歴史を見ると、それらは簡単に結びつくのです。

 政治というもの、非情なくらい冷静に、冷酷でなければいけません。
 私たち有権者は、そういう候補に投票すべきでしょう。

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雪見

2012年02月29日 | 文学

 首都圏は、雪。

 私の職場の窓からも、大粒の雪が降り続いているのが見えます。

 今、昼休み。
 400円の日替わり弁当で、雪見を楽しんでいます。
 本当は熱燗でもほしいところ。
 事務室内は暖房が効いていますが、一歩廊下に出れば、縮こまるような寒さです。

 酒のめば いとど寝られぬ 夜の雪   松尾芭蕉

 雪見の酒を独りでやっていると、人恋しくて眠れない、といったほどの意でしょうか。
 俳聖も人の子だったのですねぇ。

 雪の内に 春はきにけり うぐひすの こほれる涙 今やとくらむ  
                          二条の后(古今和歌集)


 雪の降っている中に春が来ました、ウグイスの凍っていた涙は今、とけるでしょうか、といったほどの意かと思います。
 美しいイメージの歌ですねぇ。

 この雪は、きっと春の到来を告げるものでしょう。

 逝く冬を惜しみ、今宵は熱燗で雪見酒とでもしゃれこみましょうか。

芭蕉全句集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
雲英 末雄,佐藤 勝明
角川学芸出版
新版 古今和歌集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
高田 祐彦
角川学芸出版

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閏日と発情期

2012年02月29日 | 文学

 今日は4年に1度の閏日ですね。

 年齢計算ニ関スル法律では、2月28日の午後12時に一つ年齢が加算されるため、平年における3月1日生まれと同じ扱いながら、戸籍上の誕生日は2月29日となるそうです。

 ただし、一般社会で2月28日を誕生日とみなすか、3月1日とみなすかは明確な定めはなく、それぞれの家族がよろしいようにみなしているとか。

 だから法的には、何も4年経たなければ年を取らないというわけではなさそうです。

 猫の恋 やむとき閨の 朧月  松尾芭蕉

 は何の関係もありませんが、その漢字の類似から、なんとなく、上の句を思い出しました。

 猫の恋する騒々しい声がやんで、閨に朧月がさしかかっている、という何となく人肌恋しそうな句ですね。
 松尾芭蕉にしては色っぽい句であるように感じます。

 春は恋の季節でもあり、野良猫がさかる姿を時折目にします。

 精神障害を発症するまでは、私もオスの本能に従って、早春には何となく人肌恋しいというか、平たく言えば性欲が増進しましたねぇ。

 人間は一年中発情期とか言いますが、私個人の経験で言えば、明らかに早春の短い時期、性欲の高まりを自覚しました。
 人間にも発情期があるのだなぁと思いましたね。


 芭蕉の上の句は、そんな芭蕉の煩悩までもが予見され、漂白の俳人にして求道者のイメージが強い彼の人間らしさが感じられ、微笑ましいと思うのです。

芭蕉全句集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
雲英 末雄,佐藤 勝明
角川学芸出版

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ラビット・ホラー

2012年02月29日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 「呪怨」シリーズの清水崇監督が3Dの特性を生かして撮影した新感覚ホラー「ラビット・ホラー」を昨夜鑑賞しました。

 冒頭、男の子によるウサギ殺害というショッキングな場面でスタートします。
 男の子が通う小学校の図書室に勤める姉はそれを止めようとしますが、一瞬間に合わず、弟と共にウサギの返り血を浴びることに。

 その後二人は子どもだましのホラー映画鑑賞に映画館に出かけます。
 3Dで飛び出してきたウサギのぬいぐるみを、なぜか弟は手にしてしまいます。
 ウサギを巡る恐怖が、父親の後妻で男の子の母親である女の事故死と絡めて、斬新な映像で描かれます。

 ウサギの着ぐるみが登場しただけで、観る者を恐怖に陥れる、新たなダーク・ヒーローの誕生です。

 「呪怨」シリーズとは大きく異なる、ファンタジー調の、どこかノスタルジックな香りさえする雰囲気を醸し出しています。
 絵本作家の父親が描く「人魚姫」が、また素朴な味わいを感じさせ、ことあるごとに「人魚姫」が映画のストーリーとリンクして、効果的です。

 清水崇監督、新境地を開いたようです。
 怖い童話と言う感じで、大人も子供も楽しめる、恐怖譚の名作だと思います。

ラビット・ホラー [DVD]
満島ひかり,澁谷武尊,大森南朋,緒川たまき,香川照之
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人魚姫
清川 あさみ,金原 瑞人,鈴木 理策
リトル・モア

 

人魚の姫―アンデルセン童話集 1 (新潮文庫)
Hans Christian Andersen,矢崎 源九郎
新潮社


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今日もまた

2012年02月28日 | 仕事

 疲れました。

 42歳でこんなに疲れやすくて、この先働き続けられるか心配です。

 午前中はひたすら書類作成。
 午後13:30から会議。
 終わったと思ったら、15:00から別の会議。
 なんだかもう、へろへろです。

 精神病発病前は、仕事の後プールに泳ぎに行ったり、サウナでしこたま汗を流したり、あるいは先輩や同僚と飲みに行ったり、アフター5を活発に楽しんでいました。

 精神障害となってからは、そんなこと夢のまた夢です。

 とにかく早く家に帰り、ゆっくり風呂に浸かって、酒をちびちびやったりホラーDVDを観たりと、すっかり引きこもりになってしまいました。
 それはそれで気楽で楽しいのですけどね。

 今夜もまた、身も凍るホラーでも観て、寒くなっちゃいましょうかねぇ。

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