怖ろしい国ですねぇ。
北朝鮮。
若き独裁者、金正恩が、自身の後見人であり叔父でもある政権ナンバー2の張成沢前国防委員会副委員長を粛清してしまいました。
国家転覆を謀った罪とかで、昨日裁判が行われ、即日死刑判決、即日処刑という苛烈さ。
写真で見るかぎり、親密そうに見えますが、権力闘争の怖ろしさを痛感させられます。
張成沢の部下だった政府高官数名が、粛清されることを怖れ、中国に亡命を申請したとか。
しかし中国は北朝鮮の親分。
素直に亡命を認めてもらえるかどうかは不透明です。
こういうことを続けていると人心は離れていくでしょうねぇ。
北風と太陽ではないですが、恐怖によって人を支配しようとしても、必ず綻びが生じるものと思います。
独裁国家は必ずこのような理不尽な粛清や虐殺を行いますね。
つまり人というもの、ほぼ例外なく、圧倒的な権力を握り、独裁体制を敷くと、どこまでも残虐になってしまうということでしょうねぇ。
だからこそ、多くの民主主義国家は、最高権力者に任期を定め、それはせいぜい10年程度です。
10年を超えると、だんだん頭がおかしくなってくるのでしょう。
金正恩は政権を握って数年しか経過していませんが、父親、祖父の代から考えれば、生まれついての独裁者。
いつまで王朝としか思えない世襲による独裁を維持するんでしょうねぇ。
こんな怖ろしい国がわが国の近くに存在し、核兵器を保有していると思うと、わが国の国防体制を充実させなければならないと思わずにいられません。
今宵は忘年会のため、久しぶりに電車で出勤しました。
出勤途中、多くの女子高生を見かけました。
この寒空の下、ミニスカートに生の太腿をにょっきりと出して、コートを着るでもなく、いかにも寒そうです。
おじさんは股引きを履き、半袖の下着の上に長袖の下着を着てYシャツ を着て、スーツにコート、マフラーに手袋、さらにはニット帽で耳まですっぽり覆っているというのに。
私のその姿を見て、同居人は「ワカサギ釣り?」とか言って面白がっています。
中には厚手のストッキングだかタイツだかを履いてきちんとコートを着込んでいる女子高生もいますが、圧倒的多数はいかにも寒そうな薄着です。
若いからと言って寒さに強いわけではありますまい。
現に私は、少年時代、ひどい冷え症に苦しみました。
手や足、特に指先が氷のように冷たくなってしまうのです。
おっさんになって太り、解消したかと思いきや、24キロ痩せてまた冷え症になってしまいました。
女子高生のみなさんにおかれましては、下半身を冷やさないよう、務めていただきたいと思います。
そして、世にファッション・リーダーと呼ばれる方々におかれましては、厚着が格好良いというスタイルを世に広めていただきたいと切に願います。
彼女たちの足、寒そうで見ていられませんから。
今宵は、課の忘年会があります。
かつては、課の忘年会、○○委員会の忘年会、有志の忘年会と、四つも五つも忘年会に出席することを常としていました。
しかし、そういうバブリーな時代はとうに過ぎました。
気楽と言えば気楽、寂しいと言えば寂しい、複雑な気分です。
わが国における人間関係は、ここ10年ばかりの間に、確実に希薄になっています。
それが良いことなのか悪いことなのか、私には分かりません。
ただ、飲み屋が潰れるようになったことだけは、確かなようです。
人は人を求めるもの。
それが職場における同僚だからと言って、ことさら避ける必要も無いでしょう。
職場で出会って友人になったり恋人になったりということはよくあることです。
そもそも、同じ職場を選んだという時点で、価値観が似ていると言え、それならなおさら、仲良くなる可能性が高いと言えるでしょう。
かく言う私も同期入庁の女性と今一緒に暮らし、もう15年もたちながら、まるで恋人時代のような気分を維持しています。
子どもができなかったせいかとも思います。
人と人との出会いや繋がりは、全くどこに転がっているか分かりません。
くだらないようでいて、職場の宴席で思わぬ縁を得ることもありましょう。
そう考えると、忘年会と言えども馬鹿に出来ない行事の1つだと思うのです。