「あまちゃん」というNHKの朝の連続ドラマが大層人気をよんだということは知っていました。
しかし、それを観ることはありませんでした。
今日、朝の10時から18時まで、一気に「あまちゃん」の総集編を放送していて、私はチマチマ掃除しながら、観るともなく観てしまいました。
ストーリー全体を見回してみると、それほど面白いものではありません。
ひとえに、主人公を演じた能年玲奈という女優の、無邪気と言おうか、子供っぽいといおうか、女の色気を感じさせないピュアな女性性によるものと感じました。
この人、20歳は過ぎているらしいですが、ぱっと見まるで子供です。
でもこの女優、後で苦労するでしょうねぇ。
あまちゃんのイメージから抜けるのは大変でしょうから。
じぇじぇ、という驚きを表す言葉、誰も知らなかったと思いますが、今ではだれもが知っています。
NHKの威力を思い知らされます。
正直、このドラマ、円環のような構成をもっていることの面白さの他に、特筆すべき点はありません。
それなのに人気を博した理由を様々に考えても、私にはよくわかりません。
ただ、ほとんど知らなかった人気ドラマのダイジェストで大まかな物語を知ることができたのは、私にとって収穫だったと思います。
この女優、大人になるのに苦しむと思います。
できるなら、天真爛漫な可愛らしさを保持したまま、成熟した女優になるよう成長してもらいたいものだと思います。
頑張れ、あまちゃん。