ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

100年後

2010年02月28日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨日は雨に閉じ込められて、なんとなく憂鬱な土曜日でした。
 DVDで、「100年後」を観ました。
 パッケージが、「28日後」・「28週後」とそっくりだったので、てっきりその続編かと思ったら、全く違っていました。
 「28日後」と「28週後」は、秘かにイギリスが開発していた人間を極度に凶暴にするウィルスが漏洩してしまい、多くの感染者がゾンビのように破壊活動を行い、イギリス全土がパニックに陥る、という作品で、アメリカ映画のような明るさがなく、陰惨な感じがホラーファンにはたまらない名作でした。タイトルは、それぞれウィルスが漏洩してからの期間を示したものです。
 「100年後」は、100年前の炭鉱事故で死んだ子供たちが、炭鉱の社長一族を呪い殺す話で、単純な幽霊話なのですが、深い森のなかを彷徨う子供たちが不気味で、雰囲気たっぷりでした。残虐シーンがほとんどないのも、好感が持てます。事故死したのが子供ばかりというのも、体が小さいために坑道が狭くても済み、労働力が安い、という悲惨な理由であるため、よけいに社長の非人間性が疑われます。殺される子孫の男もひどい奴で、ちょっとこてこてな感じもあります。ストーリーは単純ですが、映像はなかなかのものでした。
 

スマイルBEST 100年後・・・ [DVD]
ロリ・ヒューリング,スカウト・テイラー・コンプトン,クロエー・モレッツ,ジェフリー・ルイス,ベン・クロス
Happinet(SB)(D)

 

28週後... (特別編) [DVD]
ロバート・カーライル,ローズ・バーン,ジェレミー・レナー,マッキントッシュ・マグルトン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 

28日後...(特別編) [DVD]
キリアン・マーフィ,ナオミ・ハリス,クリストファー・エクルストン,ミーガン・バーンズ,ブレンダン・グリーソン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

診察

2010年02月27日 | 精神障害

 昨日、診察がありました。リワークプログラムに参加してちょうど一ヵ月。医師は秘かにプログラムに参加できなくなることを心配していたようです。
 幸い、なんとか、こなしています。家にいても悶々とするばかりですから、少しは気晴らしになります。

 昨日は久しぶりにDVDを観ました。
 「サル」という和製サスペンス・ホラーです。
 新薬の治験アルバイトのため入院した若者たちを襲う恐怖を、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と同様の手法で撮影したものです。目の付け所は良かったのですが、正直、映像が単調で、退屈でした。もう少しパンチを効かせてほしいものです。

サル [DVD]
水橋研二,大森南朋,鳥羽潤,草野康太,水川あさみ,葉山陽一郎,中尾正人,守谷恵美,工藤瑞樹,釜口佳人,前田芳秀
ビデオメーカー

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すみれ

2010年02月23日 | 文学

菫程(すみれほど)の 小さき人に 生まれたし

 夏目漱石の春の句です。浮世を忘れて、小さな人になって、すみれと無邪気に戯れたい、という厭世観が読み取れます。変身願望といってもよいでしょう。
 私は今、毎日リワークプログラムというのに通って、職業訓練をうけています。就職して18年もたって、なにを今更職業訓練か、という忸怩たる思いもあります。
 しかし人間は、すみれほど小さくもなれないし、突如精神の健康を取り戻すこともできないのです。薄皮をはがすように、少しづつ、しかし着実に回復しなければなりません。

 リワークプログラム自体は、意外にも楽しいものです。しかし、そこに通わなければならない私が、悲しいのです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

でぶ

2010年02月22日 | その他

 体重増加が、とどまることを知りません。
 血液検査で、コレステロールと中性脂肪がひっかっかってしまいました。
 いよいよ減量を始めなければなりません。はあ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年02月15日 | 精神障害

 今日は冷たい雨でした。
 明日は雪になるかも。
 天候不順は、私のような怠惰な精神には応えます。
 春が待ち遠しいような、怖いような。
 春は生命が輝く季節であるとともに、どこか狂気じみた愁いが潜んでもいます。
 私はこの愁いに弱いのです。

 今の私が自信を失って、すべてを否定的に見ているとしても、自信満々だった過去の私を忘れたわけではありません。ただ、霞がかかったように、ぼんやりとして、その姿をうまく捉えられないのです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2週間

2010年02月13日 | 精神障害

 リワークプログラムに参加して2週間がたちました。予想以上にハードなプログラムで、帰ってくるとぐったりです。
 朝一時間のウォーキングのあと、一時間半の事務作業。午後は講習やグループミーティング、昨日はコミュニケーションについて判別討議を行い、結果を発表する、という時間でした。私は自ら発表者を買って出、短い時間にまとめ、発表する、という難事を切り抜けました。うつ病で休職中の者ばかり50人ほどが集まるプログラムなので、もっと緩いのかと思っていました。このぐらいの負荷に耐えられなければ、復職は不可能、ということでしょうか。
 なんだか職場に通ったほうが楽なような。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんとか

2010年02月05日 | 精神障害

 リワークプログラムの一週目を終えました。
 ウォーキングや事務作業、各種講習、グループミーティングなど、盛りだくさんでした。最近はお酒を飲まない日のほうが多く、なんとなく清潔な気分です。
 これらプログラムが功を奏してくれれば、と思います。
 今週で卒業の方々は、最後にプレゼンをしていました。
 私も標準の12週の最後の日、行う予定です。
 大きく快癒しているとうれしいのですが。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日から

2010年02月01日 | 精神障害

 障害者職業センターのリワークプログラムに通い始めました。今日のプログラムは、朝一番で基礎体力をつけるための1時間のウォーキング、続いてパソコンを使った簡単な入力作業、午後は千葉大学医学部から精神科の教授を招いて、うつ病に関する講義を受けました。
 リワークプログラムの参加者は40名ほど。大半が30代・40代の男性です。26歳の女性というのが、最年少でした。この全員が、うつ病などで休職中で、復職を目指しています。同病相哀れむという感じで、昼休みには病状や薬のこと、職場環境などの話に花が咲きました。
 初日ということで疲労しましたが、なんとか標準の12週間通えるんじゃないかなと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする