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ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

2025年04月06日 | 散歩・旅行

 昨日は桜を観に千葉城及び千葉大病院に出かけました。
 本当は県立青葉の森公園で酒肴揃えて派手にやりたかったのですが、夕方から精神科の診察があったため断念し、散策するだけにしました。
 千葉城では千葉城桜まつりと称して、的屋がたくさん並び賑やかでした。

 一方、千葉大病院は見事な桜並木がありながら、歩いている人とてありません。
 桜は咲く時期と場所を選ぶようです。

 桜は早くも散り始めていました。
 今日は午後から雨の予報なので、飲食を伴った花見は今年は無理なようです。

 正月よりも桜の時期のほうが、1年無事に生き残れたという思いを強くします。
 その儚さゆえでしょうか。


2025年02月24日 | 散歩・旅行

 金曜日、ショッキングな事実がありました。
 私の部署で働いていた再任用の超ベテラン職員が突如電話してきて、仕事を辞める、もう出勤しないと言うのです。
 引継ぎすら拒否されました。
 ある程度仕事を任せていたので、どうしてよいか分かりません。
 それでなくても6月から二つの部署を見ることになり、ヘロヘロだというのに。
 私の精神はどうなっちゃうんでしょうか。

 少し気分転換しようと、湯島天神梅まつりに出かけました。
 ここは小規模ながら多くの屋台が出、人出も多く、舞台なんかもあったりして、祭り気分を盛り上げてくれます。 


しら梅に 明くる夜ばかりと なりにけり

 このブログで何度も引用した与謝蕪村の辞世です。
 よほど白梅がお好きだったと見えます。
 永遠に白梅に包まれて眠りたかったのでしょうか。

 

 

 梅昆布茶と椎茸茶の試飲をさせてもらい、両方とも購入。
 同居人は猫の手ぬぐいをも購入していました。

 その後上野公園を散策し、松坂屋で聘珍楼の弁当を購入して帰りました。
 気温は低いながら良く晴れて風も無い穏やかな日でした。
 しかし明日からの出勤を控えた今日という日、私は精神的に耐えられるか不安です。

 最近ブログにアップする写真、画素が粗いように思います。
 前はデジカメで撮っていたのですが、安いスマホではイマイチです。
 高いスマホに買い替えたほうが良いかもしれません。

 


涅槃会

2025年02月16日 | 散歩・旅行

 昨日は晴れて風も無く、穏やかな一日に恵まれました。

 そうなるとどうしても小さな漂泊の思いに駆られ、車を西に走らせました。
 時あたかもお釈迦様が涅槃に入られた日。
 いわゆる命日です。
 芝の増上寺で涅槃会を行い、日頃観ることが出来ない巨大な曼荼羅を観られるということで、首都高を増上寺目指して走りました。

 当たり前ですが、増上寺は東京タワーのすぐ近くに立地しているため、以下のような景色が楽しめます。



 スカイツリーよりも派手です。

 涅槃会の法要が終わり、昼食を摂ってから、折角だからということで東京タワーに登りました。
 30年以上ぶりです。

 高い所から地上を観ると、人間の活動が馬鹿々々しく思えてきます。
 チマチマと運動したり、車を転がしたり、高層ビルの工事をしたり。
 馬鹿と煙は高い所が好きだとか申します。
 それなら高い所に登って神様のような視点で町を見下ろす私も馬鹿者だということでしょうか。

 境内には早くも梅が咲いていました。



 

 もう春なんですねぇ。

 その後銀座まで歩き、銀座三越で中華弁当を夕食用に購入しました。
 それにしても銀座は外国人で溢れ返り、どこの国やら分からなくなっていました。
 最近オーバーツーリズムという言葉を目にしますが、もうわが国に観光に来るのは控えて欲しいものです。

 憂鬱な年度末、少しだけ気分転換になりました。

 


成田山

2025年01月26日 | 散歩・旅行

 昨日はひどく寒い日でしたが、着物を着て成田山新勝寺へ出かけました。
 遅い初詣です。
 成田山は一年中混雑していますが、正月三が日は満員電車並みと聞きます。
 千葉市で生まれ育った同居人は毎年元日に両親に連れられ、成田山へ初詣に出かけたそうですが、そのあまりの混みようを実感して、正月が来たという気持ちになったそうです。

 初詣というからには1月中に行きたいと、昨日出かけたわけです。
 広い参道は多くの人で賑わい、寺の境内には的屋もたくさん店を広げていました。
 まるで正月休みに戻ったような錯覚さえ覚えます。

 本堂では護摩焚きも見ることが出来ました。

 お参りを済ませて昼食です。
 成田山に参詣して鰻を食わないわけがありません。
 多くの鰻屋が立ち並ぶ中、一際行列をなしていたのが有名な川豊です。
 3時間待ちだとか。
 ここの鰻は荒っぽくて濃い味が特徴で、やや下品な感じです。
 蒸さずに焼いたと思しきチープな味は人を惹きつけてやみません。

 さすがに3時間待ちは無理ということで、ほとんど待たなくて済む、しかし満席の鰻屋で食事を楽しみました。
 上鰻重肝吸い付で4,200円。
 まぁこんなものでしょう。 

 その後境内とは逆にガラガラの成田山公園をぶらつきました。
 マフラーを巻いたり手袋をしたり、ポッカルンという厚手の下着を着たり、防寒対策は万全だったのですが、5度を下回る気温とあって、早々に参道に戻り、喫茶店で熱い抹茶ラテで体を温めました。

 寒い中の散歩でしたが、これぞ冬という感じで悪くはありませんでした。

 


最後

2025年01月05日 | 散歩・旅行

 今日で正月休みも最後。
 気分が沈みます。
 このところ続いている微熱も、昨日の夕方から起きています。

 昨日は日本橋の三越と高島屋をハシゴしました。
 正月らしく着物で。

 最近アキッパという時間貸し駐車場の予約専門サイトがあることを知りました。
 これを使えば都内で駐車場を探してウロウロすることもありません。
 昨日早速日本橋本町の立体駐車場を予約しました。
 三越や高島屋の駐車場は狭いうえに混みますので。

 何も買わずに冷やかすだけのつもりだったのですが、三越の呉服売り場で見つけた灰色のトンビコートが気になりました。
 三越も高島屋も都内としては着物売り場が極めて充実しています。
 そごう千葉店には絶対に置いていないような物も売っています。

 私は冬に着物を着る時は黒い角袖コートを着用しています。
 しかしそろそろ古くなってきたのと、重くて垢抜けないのが気に入らなくなってきました。
 
 気に入った商品を見つけるのも出会いの一つ。
 見逃すと後悔します。

 で、思い切って購入。
 角袖コートは宅急便で自宅に送り、すぐにトンビコートを着ました。


 連休の最後に散財してしまいましたが後悔はしていません。
 気に入った物を身に着けないと上がりませんから。
 

 

 


おめでとうございます

2025年01月01日 | 散歩・旅行
 新年明けましておめでとうございます。
 今年もこのくだらないブログに付き合っていただけたら望外の喜びです。

 今日は寒風吹きすさぶ寒い一日でしたが、勇を鼓して千葉神社に初詣に出かけました。
 しかし、あまりの行列と北風の強さに恐れをなし、社殿に進んでの参拝は不可能と判断し、遠くから拝むに止めました。

 その後そごう千葉店に初売りの調査に出かけました。
 元旦から営業していますが、地下の食品売り場以外は空いていました。

 最近そごう千葉店にばかり出かけています。
 千葉三越が廃業してから千葉駅周辺の百貨店はそごうだけになってしまったのだから仕方ありません。
 今年は何回そごう千葉店に出かけることやら。
 
 

参拝

2024年12月31日 | 散歩・旅行

 コロナ前、年末に結婚式を挙げた東京大神宮にお参りすることを常としていました。

 結婚後数年は年始にお参りしていたのですが、神主が代わったのか、縁結びの神社ということを前面に出して宣伝し、恋みくじなる気色の悪い物を売り出すに及び、各種女性誌などに紹介され、妙齢と呼ぶにはやや薹(とう)が立ったお姉さまたちが大挙して訪れ、もはや正月の参拝は苦痛でしかないと思い至り、年末に変更したのです。
 年末は空いていたのが、最近は私と同じ考えの人が増えたのか、結構混んでいます。
 大神宮とは名ばかりの小さな神社ですので、大勢の参拝客には対応しきれません。
 東京大神宮の境内に建つ披露宴会場であるマツヤサロンのロビーには巨大な鏡餅や目出度い花が飾られていました。


 

 いよいよ今年も終わりかという気持ちにさせられます。
 
 参拝後は神楽坂辺りを散策しました。

 東京大神宮で挙式し、マツヤサロンで宴会を開いてからもう26年経ちます。
 当たり前ですが、20代だった私は55歳になりました。
 甥には子供が出来、私はもう大叔父です。
 年月の流れを感じます。

 


青山あたり

2024年12月21日 | 散歩・旅行

 昨日までの寒さがどこへやら。
 今日の首都圏は晴れて気温があがり、15度にまで達しました。
 小春日和です。
 そうなれば、小さな漂泊の思いが浮かぶのは必然です。

 もう何度も散歩している、渋谷から外苑、青山あたりを歩こうと、納車から一週間の新車に乗り込みました。
 京葉道路から首都高に入り、外苑で降り、渋谷駅近くのコインパーキングに車を停めました。
 それからおもむろに歩き始めました。
 
 最初に目についたのが、最近ネットフリックスで大人気という韓国のドラマ、「イカゲーム」の広告。

 私はまだ観ていませんが、一攫千金を狙うゲームに参加した人々の物語で、負けたら即死という怖ろしいものだそうです。
 「イカゲーム」と言っても海産物のイカではなく、イカすゲームという意味だそうです。


 渋谷を後にして青山通りの裏道を表参道方面に歩きました。
 渋谷と違って青山や表参道は落ち着いた大人の街。
 興味深い洒落た店が立ち並び、目を楽しませてくれます。

 カルティエに大きなクリスマスツリーが立っていました。

 もうクリスマスなんですねぇ。

 さらに歩いて外苑へ。

 神宮球場の近くにあるヤクルト・スワローズのショップを訪れました。
 私は東京の東端で生まれ育ちましたが、生来のひねくれ者ゆえ、ジャイアンツ嫌いのスワローズファン。
 思うにジャイアンツは全国の球団で、スワローズは東京ローカルの球団のような気がします。
 それなら私がスワローズを贔屓のするのも当然です。

 外苑では、東京クリスマスマーケット2024というのが開催されていました。
 ただし会場に入るのに2,000円かかるとかで、馬鹿々々しいので外から眺めるだけにしました。


 スワローズのショップに立ち寄りり、燕九郎の写真をパチリ。
 
 燕九郎も大した人気者になったものです。

 さすがに歩き疲れて外苑前の喫茶店で一休み。
 ミルクティーを頂きました。

 東京メトロ銀座線の外苑前駅から渋谷に戻り、車で帰りました。
 新車の運転を楽しみ、16,000歩超えの散歩を楽しむ、良い週末となったことは、私の喜びとするところです。 

 


紅葉

2024年12月08日 | 散歩・旅行

 いよいよ師走。
 昨日今日とひどく冷えます。

 昨日は久しぶりに東京散歩を楽しみました。
 週末お上りさん復活です。

 コロナ前と違うのは、車ではなく電車で移動したこと。
 コロナで長いこと高速道路を使わずにいたら、なんだか運転が怖くなってしまいました。
 かつては運転が好きだったのですが、今は恐怖でしかありません。

 で、紅葉を見ようと思い立ちました。
 できれば六義園か皇居東御苑が良いと思ったのですが、webサイトを見るとどちらもひどく混雑するらしいことが分かりました。
 そこで紅葉はわずかながらゆったりと楽しめる日比谷公園を目指すことにしました。
 東京駅丸の内口に降り立ち、有楽町方面へ。
 有楽町、日比谷、銀座と言ったあたりは子供の頃親に連れられて芝居や映画を観に行った思い出の地です。
 中学生の頃通っていた塾もこの辺りにありました。
 変わらない面もあり、大きく変わった面もあり。
 時の流れを感じずにはいられません。

 日比谷公園では所々紅葉が楽しめました。


 





 こんな感じです。
 都会の中のオアシスと言った風情です。

 日比谷公園の中にあるタリーズでパスタと紅茶の昼食。
 だらだらと一時間半もおしゃべりに興じてしまいました。

 その後、新橋方面へ。
 途中、香川県のアンテナショップに立ち寄りました。
 香川県は世界有数の手袋の産地だそうで、安くてよさげな手袋がたくさん売っていました。
 つい、羊皮の手袋を購入してしまいました。
 さらに銘菓、一六タルトも購入。


 良い買い物ができました。

 二つの役を兼務することになった6月17日以降、ずうっと弱いうつ波が続いています。
 それでも、昨日は楽しめたように思います。


変化

2024年10月27日 | 散歩・旅行

 私の部署が定員削減の憂き目にあい、そのために業務量が極端に増えて精神的に落ち込んでいることはすでにこのブログで報告したところです。

 このたび、そのために不義理をすることになってしまいました。
 コロナ前、半年に一度会食を楽しんでいた古い女友達二人と来月久しぶりに会う予定だったのですが、気持ちが沈んだままでは会っても楽しくないし、そもそも夜東京まで出かけて行って帰ってくるということがとてつもない難事業に感じられたのです。

 そんな私を元気づけようと、同居人が久しぶりの都内散歩に誘ってくれました。
 朝9過ぎに出発してなるべく早く帰ってこようという計画で、御茶ノ水から神保町、九段下を経て飯田橋から帰るというコースです。
 
 都内散歩というとこれまで車で出かけることを常としていましたが、左目の緑内障の悪化に加えて、憂鬱感、不安感、緊張感が強いため、運転は危険と判断して、電車で出かけました。
 私にとっては大きな、そして屈辱的な変化です。

 御茶ノ水駅に降り立ってみると、私が知っていたそれとは全く異なる新しい駅に生まれ変わっていました。
 なんだか浦島太郎状態です。

 そこから坂を下って神保町へ。
 神保町の目印だった三省堂も建て替え中とのことで、ここでも町の変化に驚かされました。

 神保町では、神田古本まつり及び神保町ブックフェスティバルが開催されていました。

 

 違いはブックフェスティバルでは新刊本を売っているということのようです 。

 大変な賑わいでした。

 珍しいスペイン料理の店でパエリアの昼食を食し、紅茶でくつろいでから九段下の靖国神社を目指しました。
 途中、新装なった九段会館に立ち寄りました。
 ここは東日本大震災の時照明器具が落下して怪我人が出たと記憶しています。
 ここも大きく変化していました。

 そして靖国神社へ。


 週末のせいかそこそこの人出で、七五三の家族連れも散見されました。
 ここだけは何も変わらないかと思っていたら、売店が新しくなっていたり、境内に喫茶店が出来たりしていて、やはり変化を感じさせられました。

 さらには朝鮮総連の横を通って私たちが26年前に式をあげ、宴を催した懐かしい東京大神宮へ。
 ここはあまり変わりません。
 変わらない場所に来ると、なんだかほっとします。

 飯田橋駅前の小さな喫茶店でモンブランと紅茶で一休み。
 そういえばかつては一切甘い物を受け付けなかった私が、近頃口にするようになりました。
 これも変化。

 その後飯田橋駅から帰宅の途につきました。
 12,000歩の大散歩です。
 少し気晴らしになりましたが、落ち込んだ心の基調は変わりません。
 どうにか人を付けてほしいものです。 


稲毛から西千葉さらには千葉

2024年10月13日 | 散歩・旅行

 良く晴れた初秋の日曜日。

 散歩の季節到来ということで、今日は千葉市の稲毛駅から千葉駅まで歩きました。
 電車で稲毛駅に向かい、稲毛からまずは西千葉を目指しました。
 西千葉は千葉大学や私学、専門学校が集中する文教地区です。
 文教地区と呼ばれる所はどこもそうですが、大学の緑、街路樹の緑、公園の緑が溢れ、情緒を醸し出しています。
 西千葉で有機野菜を専門に扱うレストランで昼食をいただきました。
 食後は最近よく飲む紅茶です。

 その後ぶらぶらと千葉駅へ。
 
 そごう千葉店に寄ってフェイスタオル4枚と冬用のシャツ2枚を購入。
 さらにデパ地下で晩の総菜を買いました。

 疲れてしまい、喫茶店でまた紅茶。
 その後電車で帰宅しました。
 合計12,400歩の大散歩となりました。

 少し暑かったですが、心地よい散歩になりました。

 


日本の職人

2024年08月18日 | 散歩・旅行

  昨日はそごう千葉店に出かけました。
 家にいてもクサクサするし、遠出は面倒くさいということで。
 気分を上げるため、濃紺の麻の着物で出かけました。
 この着物、極めて肌触りがよく、涼しいので気に入っています。

 11時半に到着し、そごう千葉店では馴染みの喫茶店でビーフカレーとサラダと冷製スープのセットを頼み、食後に紅茶を楽しみました。
 最近、珈琲を飲むとドキドキするようになり、紅茶を飲むようになりました。
 加齢に伴う嗜好の変化でしょうか。
 食後に無駄話などして、お店を出たのが13時。
 お昼に90分もかけるなんて休日ならではの贅沢です。

 その後6階催事場で催されていた「日本の職人」を観に行きました。
 御琴や三味線、尺八など和楽器の店があって、御琴には100万円以上の値が付いていてびっくり。
 どんな人が買うんでしょうね。

 その他鎌倉彫やら南部鉄器やら藍染やら着物やら漆器やら、多くの我が国が誇る職人技を見せてくれました。
 冷やかすだけで何も購入する予定は無かったのですが、印傳の長財布に興味を持ちました。
 見れば見るほど興味が湧き、ついに購入。
 どれを購入するかで迷いに迷ったのですが、下の写真の物を購入しました。
 
 

 私は二つ折の財布しか持ったことがありません。
 ズボンの後ろポケットに突っ込むことを慣例にしているため、二つ折で無いとダメなのです。
 しかし着物で出歩く時にはひどく無粋に見えます。
 着物の時は巾着を持ち歩くので、長財布でも大丈夫ということで、今回購入しました。

 衝動買いをするといつも軽く脱力します。
 もう15時になっていたので喫茶店に入り、ミルクティーを飲んで心を落ち着けました。
 ここでもたっぷり一時間過ごしました。

 16時から30分ほど本屋を覗き、ミステリー1冊とエッセイ1冊を購入。
 その後デパ地下で和食のお弁当を購入して帰路につきました。

 シャワーを浴びて焼酎を軽くやりました。
 良い休日だったと思います。


追分宿など

2024年08月15日 | 散歩・旅行

 昨日は軽井沢から少し足を延ばして信濃鉄道で二駅目の信濃追分に行きました。
 かつて宿場町として栄えた追分宿に行くためです。

 信濃追分駅、驚愕の無人駅でした。

 しかも追分宿まで徒歩で30分もかかるとか。
 バスもタクシーもありません。
 高原なので暑さはさほどでも無いですが、30分とは参りました。

 それでもここまで来た以上、突き進む他ありません。
 人けがほとんど無い道を歩くこと30分。
 追分宿郷土館なる小さな博物館に辿り着きました。

 
 まずは一安心。

 追分宿、あまり宿場町らしい風情がありません。
 本陣も脇本陣も残っておらず、旅籠もわずかです。

 どちらかというと洒落た喫茶店や骨董店が立ち並んでいて、車で来たと思しき観光客が散策しています。

 東京出身の小説家、堀辰雄がこの追分に魅せられ、自宅を構えて終の棲家にしたそうで、堀辰雄文学記念館というのがありました。


 こんな山奥の宿場町で美しい文学を紡いでいたのですねぇ。
 かつての住まいと書庫が残されていて、非常に興味深く感じました。

 あまり長くいられる場所では無かったので、喫茶店で一休みして午前中に軽井沢に戻りました。
 かつては信濃鉄道の貴賓室だったというイタリア料理店でパスタとサラダと紅茶のお昼を頂きました。
 高原は海の幸に恵まれないだけに、こういう食事が旨いようです。

 午後は軽井沢駅南口に広がる広大なアウトレット、プリンス・ショッピングプラザを冷やかしました。
 あまりにも広くて、呆然とします。
 客も嫌になるほど多く、閉口しました。

 それでもいくつかの店を見て回り、バーバリーで売っていた極めて肌触りの良いマフラー、80,000円もしたので、取り合えず今回は諦めました。
 どうしても欲しかったら冬に通販で買えば良いでしょう。

 その後新幹線で帰宅。
 盛沢山な旅行となりました。


軽井沢タリアセン

2024年08月13日 | 散歩・旅行

 今日は軽井沢2日目。
 予報は雨でしたが、どうにか一日曇りで持ちこたえました。
 ラッキーです。
 今日は南軽井沢に在る塩沢湖を中心とした広大な有料公園、軽井沢タリアセンを訪れました。
   軽井沢駅からタクシーで20分ほど。
 車が無いとこういう時不便です。
 バスは本数が少ないし、タクシーだと高いし。

 9時の開園ちょうどに到着。
 チケットを購入していざ、タリアセンへ。

 広い湖を取り囲むようにしてアスレチックや小さな遊園地が併設され、レストランも充実しています。


 いい年をして恥ずかしながら同居人と足漕ぎボートに乗りました。
 足漕ぎボートで湖に出てみると、鴨が何羽も追っかけてきます。
 そういえば鴨の餌を売っていて、ボートに乗りながら餌を与える人が多いのだと思います。
 鴨たち、私も餌をくれる人だと勘違いしたようです。
 お生憎様。
 ただで餌などやりません。
 ただし、鴨が至近距離にやってくるのは迫力がありました。

 ボート遊びを終えて、園内をしばし散策。
 かつて軽井沢の森林に建っていたサガンの翻訳で知られる朝吹登水子邸を移築した建物を冷やかしました。





 クラッシクな建物は独特の味わいがあります。

 昨日軽井沢の別荘地を見て思ったのですが、世の中にはとんでもない金持ちが結構いるのですね。
 羨ましいかぎりです。
 朝吹邸もその一つ。
 誰か私に別荘を買ってくれないでしょうか。

 その後レストランでハンバーグとサラダと冷製スープの昼食をいただき、食後の珈琲を飲みました。
 かなり濃い珈琲で、私好みなのが嬉しい。

 さらに湖の周りを徒歩で一周。
 雨は降りませんでしたが、昨夜の雨のせいか、気温は低いながら蒸しました。
 まぁ、曇りですんだだけでも有難いのですが。

 続いて隣接するエルツおもちゃ博物館と絵本の森美術館を見学。

 
 
 
 
 絵本はともかく、素敵なヨーロッパの古いおもちゃがたくさん並んでいて、テンションが上がります。
 少々疲れて、路線バスで軽井沢駅前に戻り、喫茶店で珈琲とチーズケーキでしばし休息。

 宿に戻ってシャワーを浴びました。
 今夜はおいしいと評判のイタリアンを予約してあります。
 ビールやワインを飲みすぎないようにして、夕飯を楽しみたいと思います。

 

 


軽井沢初日

2024年08月12日 | 散歩・旅行

 今日から2泊3日の軽井沢旅行。
 我が家を7時半に出て、9時半には軽井沢駅に降り立つことができました。 
 私がよく行った奥日光は中禅寺湖畔に比べると軽井沢はそれほど涼しくないというイメージを持っていたのですが、東京駅の新幹線のホームが異常に暑かったせいか、軽井沢駅に降りた瞬間、涼しいと思いました。

 ガイドブックに載っていたサイクリングのモデルコース、わずか6キロメートルであったため、徒歩で見て回ることにしました。
 自転車のスピード感では感じられない良さも悪さも徒歩ですと実感できると思ったのです。

 まずは森林の中にある雲場池へ。
 軽井沢の森林地帯はどこも立派な別荘が建っています。
 私のような庶民には信じられないようなお金持ちがたくさんいるのですね。
 少し嫉妬。


 
 雲場池、マイナスイオンがたっぷり出ている感じでした。
 ただし入口にはレンタサイクルがたくさん停まっていて少し白けました。

 その後モデルコースに従って御前水を目指しましたが、どこを見ても同じような森と別荘で、迷ってしまいました。

 それでもどうにか行きつきました。
 明治天皇が休憩したとかで、だから御前水だそうです。


 ここはホテル鹿島の森というリゾートホテルの庭にあり、まずはそのホテルで昼食。
 オムライスが2,500円もしました。
 しかしチキンがゴロゴロ入ったチキンライスに分厚いプレーン・オムレツが載っていて、味もよく、値段だけのことはあります。
 食後に私には珍しく、紅茶をいただきました。
 なんとなく、高原リゾートには紅茶が似合うような気がしたのです。
 すっかり満足して再び森林の中を歩き始めました。

 森の小さな教会、軽井沢ユニオンチャーチを目指しました。
 途中、旧軽銀座を歩いたのですが、小じゃれた店が立ち並び、原宿のような人出で、ここだけは暑かったように感じました。

 教会では白人の青少年から成る管弦楽団がコンサートを開いていました。
 休憩を兼ねて教会のベンチに座ってしばし鑑賞。
 私はクラシック音楽には詳しくないため、何を演奏しているのかも、うまいのか下手なのかも分かりませんでした。

 その後万平ホテルを目指しましたが、改装のため休館しており、入ることは叶いませんでした。
 残念。

 さらに川のせせらぎも涼し気なささやきの小道を散策。
 癒されます。

 最終目的地の軽井沢駅近くの矢ケ崎公園へ。
 広大な池があり、鴨が泳いでいました。


 

 さすがに歩き疲れて駅前の喫茶店でアイスコーヒーをいただき、疲れを癒しました。
 宿は森林に在るリゾートホテルではなく、格安の駅前のアパホテルを取りました。
 今回は車ではなく電車で来たので駅前のほうが便利だと思ったのです。

 途中、迷ったりしたせいか、2万歩を超えてしまいました。
 心地よい疲れです。
 これから駅向こうのアウトレットのレストラン街に行って一杯やる予定。
 まずは良い一日だったと思います。