ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

鉱物

2013年12月19日 | その他

 関東南部では、今日一日、冷たい雨が降り続きました。

 職場内は暖房が効いて暖かいのですが、だからこそ、窓から見える外の様子が凍えるように見えました。

 これが北国なら、雪なのでしょうね。

 でも関東南部で雪が降るのは大抵1月中旬から2月にかけて。
 3月も末になって降ったこともありましたっけ。
 なぜか年内に降ることは滅多にありません。

 雪の多い地域に住むのは、雪の扱いを知らない私には無理でしょうねぇ。

 予報では、明日まで雨で週末の3連休は晴れるようです。

 北風が冷たくても、空気が乾燥して顔がこわばっても、やっぱりお日様が出ているのは嬉しいですねぇ。

 寒くなると、酒の味が上がり、酔えば人肌恋しくなるものです。

 しかし今の私は、酒の味は上がりこそすれ、人肌恋しいということはありません。

 むしろ、他人の皮膚に触れるのは不潔なような気がして、外国人の客などが握手を求めてきたりすると、一瞬、ひるみます。
 外交儀礼ですから、結局は握手するしかないのですが、親しい人の肌に触れることすらままならないこの身であれば、赤の他人と手を握るなど、おぞましいばかりです。

 あぁ、無菌室のような清潔な空間で、磨き上げられた光る石に囲まれて一生涯を過ごしたいものです。

 有機物たる動植物には、どうしても不潔な感じがして、嫌悪を感じずにいられません。

 私は幼い頃から、鉱物への嗜好がありました。

 「私は貝になりたい」という映画やドラマがありましたが、できることなら、私は石になりたいものです。

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デパス1錠

2013年12月19日 | 精神障害

 ついにと言うかやっとと言うか、猪瀬都知事が辞意を表明したそうですね。
 このところの言い訳の二転三転ぶりを見ると、時間の問題だとは思っていました。

 苦しい心境ながら、「デパス1錠で大丈夫」と強がっていましたね。

 デパスは、今最もポピュラーな抗不安薬で、精神科でなくても、眠れないとか不安だとか言えば、内科などでよく処方されているようです。

 但し、私の主治医はデパスを処方することはありません。
 主治医に言わせると、デパスは数ある抗不安薬の中でも習慣性が強いからだそうです。

 私は何種類かの抗不安薬を試し、今はソラナックスを飲んでいます。

 抗不安薬は心身をリラックスさせる薬で、血圧を下げたり肩こりなどを緩和する作用も認められています。

 感じとしては、飲んで15分後くらいから、体がゆるーくなって、まったりとします。
 理性や判断力、事務処理能力などはそのままに、酔ったような感じとでも言いましょうか。

 抗不安薬は、長いもので12時間くらい、短いもので6時間くらい効くと言われており、デパスはその中間くらいの時間だと言われています。

 ただし、不安や緊張が極度に強い場合、定められた最大量を飲んでも、ちょっと眠くなるだけで、ほとんど効果は感じられません。
 逆に、とくだんそういった症状が無い人が飲むと、異常に効くことがあります。

 以前同居人が眠れないというので、もらっていた抗不安薬を飲ませたら、すぐに爆睡し、翌朝起きることができず、午前中休暇を取らざるを得ませんでした。

 なるほど、精神病薬というのは健常者が飲むと危ないのだなと、思いました。

 私のかかりつけの内科医は、平日の夜など、患者が少ない時間帯に行くと、同世代で、10年来通っている気やすさからか、色々な世間話をしてきます。

 で、その先生、人前で話すのが苦手だとかで、看護師の結婚披露宴などでは主賓になってしまうため、デパスを飲んで挨拶する、と言っていました。
 主賓で結婚披露宴に招待されるのが嫌さに、男っ気の無さそうな、もてなさそうな看護師を採用している、と秘密を打ち明ける少年のように悪戯そうな笑みを浮かべていました。

 健常者でも、緊張緩和には役立つということで、精神障害と言うのは誰もが経験する不安や緊張、憂鬱や空耳などが、極端に至っただけなのでしょうね。

 デパス1錠でしんどい場面を乗り切れるのであれば、猪瀬知事は本来のノンフィクション作家に戻って、大活躍できるものと思っています。

 慣れない政治の世界、短い期間でしたが、御苦労さまでした。
 

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結う

2013年12月19日 | 社会・政治

 みんなの党を離党した江田議員、結いの党なるけったいな名前の新党を立ち上げましたね。
 
 みんなの党という名称も気色悪いものでしたが、結いの党なんて、輪を掛けて気持ち悪いですねぇ。

 野党再編の接着剤になるとかほざいていましたが、みんなの党の内部で分裂劇を起こしたような人々に、そんなことが果たして可能なのでしょうか?

 大体何と何を結おうというのでしょう?

 新党さきがけとか、新生党とか、たちあがれ日本とか、新党大地とか、なんだか意味不明な情緒的な名前を公党に付けるようになったのは、政治家、ひいては日本人全体の言語感覚が幼稚になったとしか思えません。

 子どもは情緒的な言葉を多用し、感情で動くものです。

 それにしてもみんなの党と言い、そこから出て行った結いの党と言い、その気色悪さは群を抜いています。

 江田議員にだけには、死んでも結われたくない、という反発を野党に所属する国会議員諸氏は覚えるのではないでしょうか。

 まぁ、いずれにしろ、お手並み拝見と言ったところでしょうか。

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