民主党政権が誕生して2年半、初めて総理が米国を公式訪問するため、旅立ちました。
思えば鳩山元総理の外交音痴のせいで、わが国の外交はガタガタになってしまいました。
鳩山・菅と続いた外交音痴のせいで、野田総理がずいぶん立派な指導者に見えるから不思議です。
とくに普天間基地の移設に関して、鳩山元総理は喜劇のような言動を繰り広げ、米国と日本国民を唖然とさせました。
まさにお笑いの千両役者です。
主役から降りてなおお笑いへの情熱は消えず、先ごろ野田総理や民主党幹部の制止を振り切って意味不明のイラン訪問を成し遂げ、イスラム原理主義者のイラン大統領を相手に友愛を説くという離れ業を演じて見せましたね。
外交によって世界中から笑いをとるその技は、余人を持って代えがたいものがあります。
これからも面白おかしいネタを見せてね。
友愛教教祖にして稀代のコメディアンでもある鳩ちゃんっ。
亡父の四十九日忌の法要を先週無事済ませ、好天に恵まれた連休の今日、父がこよなく愛した浅草周辺を散策しました。
千葉市の自宅から高速を飛ばして約50分、吾妻橋の墨田区側の時間貸駐車場に車をとめ、吾妻橋を徒歩で渡って浅草へ。
ここ30年ばかり、浅草は廃れ行くかつての繁華街というイメージでしたが、東京スカイツリーの完成でその様相は一変しました。
吾妻橋から見た東京スカイツリーとアサヒ・ビール社屋です。
主にねずみ色の服を着ていつも酔っ払っているような年配男性ばかりの町、というイメージから、家族連れや若者のグループ、それに外国人観光客が闊歩する現代的な町へと。
それにしても雷門前の人出はすさまじいものでした。
渋谷109前のスクランブル交差点以上の人口密度です。
とくに大きな声で話し、写真をとりまくる中国人観光客の激増ぶりは、わが国を乗っ取られるのではないかと心配になるほどでした。
たんまりお金を落として大人しく大陸に帰ってね。
浅草寺の本坊、伝法院が、めずらしく公開されていました。
拝観料は300円。
知っていたわけではなく、偶然だったのですが、得した気分です。
初めて入りましたが、想像以上に広大な庭園でした。
伝法院の庭園から見た、左から五重塔、伝法院、東京スカイツリーです。
浅草に来ると昼飯は尾張屋で天丼を食うのを常としていますが、今日は長蛇の列のため諦め、待たずに入れるということで、ニュー浅草という居酒屋で浅草定食というのを食いました。
煮込みに串かつ、ご飯に味噌汁に漬物というメニューです。
私は揚げ物が苦手で、串かつなど食うことは滅多にありませんが、たまに食うとなかなかいけますね。
もつ煮込みを食ったのも何年ぶりかですが、こんなに旨いものだとは知りませんでした。
さすがにご当地ものは違いますね。
でもご飯は半分くらいしか食えませんでした。
そういえば煮込み横丁は、昼間からどの店も一杯やる客であふれかえっていました。
冬場煮込み横丁を歩くと、うるさいくらい呼び込みに声をかけられるのですが、今日は空いた席がなく、呼び込みに悩まされることもなく、煮込み横丁の風情を楽しみました。
亡父を偲ぶ感傷散歩?、のはずが、すっかり愉快な気分になりました。
五重塔がよく見える浅草寺病院の個室で父が息を引き取ってからまだ二ヶ月も経たないわけですが、生きている者が亡くなった者に引きずられてはいけませんから、結構なことなのでしょうね。
しかし、この二ヶ月あまりで体重が6キロも落ちてしまいました。
食欲はなかなか戻りません。
気にしていないようでいて、精神の奥深くに、喪失感が残っているのでしょうか。
浅草寺五重塔です。
昨日に続いて散歩を楽しみ、少し日焼けしたようです。
今日は10,373歩。
2日続けて1万歩を超えたのは、じつに久しぶりです。
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今日は昭和の日ですね。
激動の時代、昭和を思い、亡き先帝陛下の遺徳をしのぶとともに、わが国の将来に思いをいたす日です。
しかし平成の御世ももう24年。
昭和は遠くなりました。
昭和天皇は20年間大元帥陛下として陸海軍を率いていたためか、侍のように険しい表情を浮かべることがありました。
それが今上陛下には無い一面で、それゆえにこそ、今上陛下の柔和な龍顔は、平和のありがたさを感じさせるものでもあります。
私は中学生の頃一度だけ、亡き先帝陛下を、蔵前国技館で相撲観戦したおり、仰ぎ見たことがあります。
口をもごもごさせながら手をふるそのお姿は、大元帥陛下であった頃の威厳を思わせず、玉体の衰えを感じさせるに十分でした。
今上陛下の龍顔を直接拝したのは、就職したばかりの平成4年と、ずっと後の平成19年、いずれも私の職場へ行幸啓されたときのことで、ずいぶん優しげであったことを思い出します。
就職したばかりの平成4年には、皇后陛下が失語症を患っていた頃で、お忍びの行幸啓ではありましたが、多くのマスコミが押しかけて、私たち職員にまでしつこく質問してきて閉口したことを思い出します。
その時、テロリストが国立の研究機関に就職したなら、皇族などの要人を殺害するのはいともたやすいことだと思い知って慄然としました。
私がテロリストであったなら、簡単に刺し殺すことができる距離に、今上陛下の玉体は存在していたのです。
私は将来皇室は廃止すべきものと考えていますが、現在の世論を考え、過去のわが国の歴史に鑑みて、それはよほど遠い将来であろうと思います。
昔も今も、形は変わっても、皇室の存在はわが国を統治する上で極めて便利な道具ですし、為政者の立場に立てば便利な道具を手放すことなどあり得ないでしょうから。
しかし便利な道具だからこそ、いつまでも存続させるのは危険であると考えます。
左翼過激派が簡単に国粋主義に転向したり、白色テロにシンパシーを感じたりするのは、わが国においては天皇を戴けば共産主義と瓜二つの国家社会主義を達成することが簡単なことのように思えるからでしょう。
明治維新のみならず、南北朝の争いにしても、わが国で争いごとが生じると、天皇を担いで勝利を得ようとするのはむしろ当然でした。
つまり皇室の存在自体が、争いごとの種になる可能性すらあり、現に今のわが国においても、皇室のあり方やその存廃をめぐって論争が絶えることはありません。
よく子宝に恵まれない夫婦を、「無い子に悩まされることはない」などと言って慰めますが、皇室についても同じこと。
無くなった皇室をめぐって争いが生じることはないのです。
国の将来に思いをいたすとき、私は平和裏に皇室を廃止することが、将来への禍根を断つことになるのではないかと考えずにはいられません。
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今日はすっかり初夏の陽気でしたね。
午前中、車屋を呼んで保険の更新手続きを済ませ、昼飯に我が家の目の前にあるイタ飯屋でアサリのパスタをしたため、海浜幕張に車を飛ばしました。
高速を使って約15分です。
県営駐車場に車を停め、幕張新都心から幕張ベイタウンのあたりをぶらぶらと散歩しました。
日なたは長袖シャツ一枚でも汗ばむほどの暑さでしたが、そこはまだ四月、日陰は過ごしやすかったですねぇ。
ベイタウンと新都心を分断するように存在する大きな公園には、鯉のぼりがはためいていました。
海浜幕張地区の開発は25年前くらいから進められ、その進行過程を私はつぶさに見てきました。
最初は広大な空き地だったのが、京葉線の駅が出来、ぽつりぽつりと巨大なオフィス・ビルが出来、その後いくつものシティ・ホテルが建ち、今ではアウトレットやシネコンも出来、ベイ・タウンは首都圏でも人気の高い住宅地になりました。
人出もずいぶん多くなりました。
ほんの10数年前までは土日は閑散としていたのですがねぇ。
街としてこなれた感じになりました。
数ヶ月前に訪れたときは震災による液状化で道がボコボコでしたが、ほとんど修復は終ったようです。
公園から見たホテルやオフィス・ビルです。
日頃の運動不足解消に、11,222歩歩いて、少々疲れました。
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今宵はじつに斬新で興味深いノルウェー産のホラーを鑑賞しました。
そもそもホラーというジャンルにくくっていいものか、迷います。
映像はコミカルでいて色彩感覚が美的。
連続殺人・死者復活(ゾンビ)・マッドサイエンティストなど、様々な要素を織り交ぜながら、怒涛のラストに向かって突き進みます。
ノルウェーの美しくも寒々しい風景がさらにこの映画を盛り上げます。
8つのホラー映画際で大賞を総なめにしたという問題作、「ドリル・マーダーズ」です。
まずは予告編をご覧ください。
音楽家、ヨーブンのもとに、警察から電話があります。
娘が遺体で発見された、と。
しかし娘はついさっき帰宅したばかり。
娘の様子を見に行くと、反応がなく、顔の皮膚は黒くただれ、真っ黒い反吐を吐いています。
病院に連れて行くヨーブン。
しかし医師にも何がなんだかわかりません。
娘はジョギング中、森でオレンジのつなぎを着てマスクをした男に襲われ、頭蓋骨をドリルで掘られていたのです。
医師の見立てでは、天才的な技術で脳に損傷を与えないようにドリルを使い、何らかのウィルス性の液体を流し込まれたのではないか、というのです。
しばらく仮死状態になった後、蘇生したと考えられる、と。
しかも同じような事件がその後30件以上も発生します。
無反応で真っ黒い反吐をはいてばかりいる娘を看病しながら、ヨーブンは警察なんぞあてにならんとばかり、1人、捜査を始めます。
そして北海油田で石油を採掘していた工場に勤務する男が犯人であると確信し、工場に乗り込みます。
そして工場全体が、マッドサイエンティストが支配する犯罪の温床であることを突き止めます。
腹の突き出た初老の音楽家、ヨーブンが、じつにコミカルなアクションを見せつけます。
そしてどこか滑稽なマッドサイエンティストとその部下たち。
石油に依存する現代社会への風刺も感じさせつつ、あくまでエンターテイメントであろうとします。
コアなホラー・ファンである私から見ても、狂気じみていながらどこか滑稽な、斬新な映画であると思います。
もしかしたら長く語り継がれるホラーの分岐点のような作品かもしれません。
ただし、観客を選ぶというか、好悪が分かれる作品ではあろうと思います。
もちろん私は、子どもがおとぎ話に聞き入るように、存分に楽しみました。
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5月1日から夏季軽装を実施する、とお達しがありました。
10月末まで。
例年ですと6月1日から9月末までだったのですが、昨夏から、期間が前1か月、後ろ1か月、合計2か月も伸びました。
もちろん、東日本大震災に伴う節電が大きな理由です。
クール・ビズ、5月あたまではまだ寒いんですよねぇ。
かといってネクタイを締めるのはいやだし。
真夏用の半そでシャツはいっぱい持っているんですが、長袖でYシャツ ではなく、カジュアル過ぎない適当なものはあまり持っていません。
とりあえず半そでを着て、その上に1枚はおりましょうかねぇ。
去年の夏はなかなか冷房を入れてもらえませんでした。
室内の気温が28度を超えなければならず、しかも湿度は一切考慮されないのだからたまりません。
夏はまともに仕事ができませんでした。
今年もそうなるんでしょうか。
国を挙げて節電に取り組まなければならないのだとしら仕方ないですけどねぇ。
だけどそんなに電力が不足するのなら、順次原子力発電所を稼働していったらどうなんでしょうか。
原発なしでわが国の電力需給を満たすことなど不可能だと思うのですが。
10年くらい前までは、職場といえばこれでもかというほど冷房を効かせ、膝かけをする職員やカーディガンをはおる職員が後を絶ちませんでしたっけ。
なんだか懐かしいような。
これも時代ですかねぇ。
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ソクラテスというと、どういうイメージを持っているでしょうか。
ソクラテスです。
古代ローマの偉大な哲学者、有名な無知の知、青年を惑わした罪で死刑に処せられたことなどなどでしょうか。
ソクラテスより賢い者は存在しない、という神託を知ったソクラテスは、驚き怯えました。
そしてその神託が間違いであることを証明するため、多くの賢者と呼ばれる人々を訪ねては対話を行ったそうです。
その結果、賢者と呼ばれる人たちは狭い知識に拘泥し、自分が知らないことがたくさんあることを認めませんでした。
そこでソクラテスは、「自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い」「真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始まる」という、無知の知を発見し、神託が正しかったことを知るのです。
しかし考えてみれば迷惑な男です。
突然訪ねて来ては論争をふっかけ、自分のほうが賢いことを確認して去っていくというのですから。
しかもソクラテスの行動はアテナイ市民の間で有名になり、対話を見物に行く若者が後を絶たず、公開試合の様相を呈していったようです。
行動が行き過ぎたのでしょうか、ソクラテスは青年たちを惑わした罪で死罪を賜り、減刑を求めることもせず、牢番はソクラテスが逃げられるように牢の鍵をあけっぱなしにしておいたにも関わらず逃げることもせず、自ら毒ニンジンの入った毒杯をあおり、亡くなったとか。
紀元前399年4月27日のことでした。
これには後日談があります。
ソクラテスの刑死の後、(ソクラテス自身が最後に予言した通り)アテナイの人々は不当な裁判によってあまりにも偉大な人を殺してしまったと後悔し、告訴人たちを裁判抜きで処刑したというのです。
間抜けな話ですねぇ。
告訴して裁判を行い、その結果刑死したのなら何の問題もないはずなのに、告訴した人たちを裁判なしで殺してしまうなんてねぇ。
その行いが全然偉大でも正しくもないですね。
今日は古代ローマの偉大な魂が刑死した日。
わが国では哲学の日として祝っています。
2400年の時を超えて、偉大な哲学者の声を聞けると嬉しいですねぇ。
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雨が降っていますね。
うつが激しい頃、私は雨が降ると起き上がれませんでした。
でも今は、鬱陶しいとは思うものの、晴れの日と変わりなく起き上がり、出勤できるようになりました。
ありがたいことです
私は仕事をしながら、ふと、奇妙な感覚にとらわれることがあります。
就職して二十一年目を迎えるというのに、なんだか短期間の臨時の職に就いているような気がするというか、いずれ転職しなければならないかのような、変な気分です。
今の仕事が向いていないといえばそれまでですが、おそらく私に向いている仕事なんてこの世には存在しないんじゃないでしょうか。
そもそも働くこと自体が、私にはかなり無理なことなんじゃないかという気がします。
資産家の家に生まれ、土地の上がりだけで悠々自適に暮らすのが理想ですが、そうではない以上、そんなことを夢想したところで切ないばかりです。
そんな感覚にしばし襲われた後、いかんいかん、今の職場にいるから年相応の給料がもらえるのであって、転職しようとすれば私は使い物にならないのだ、と自分に言い聞かせ、目の前の仕事に集中しようと努めるのです。
他人のことはどうでもよいとは言うものの、他の同僚もそんな思いに囚われることがあるのだろかと、不思議に思います。
私が思うくらいだから、多かれ少なかれそんなことを誰もが考えるのでしょうね。
今現在の状況とは異なる、そして今よりマシな状況だったらどうだろうか、という、切なすぎる夢想。
現実の地に足をつけることなく、このまま定年まで世捨て人気取りで今の職にしがみついちゃうんでしょうねぇ。
切ないですねぇ。
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4月26日というと、私には忘れられない日です。
1989年のこの日、竹下登元総理が退陣表明し、秘書の青木伊平氏が自殺したのです。
享年59歳。
竹下登の金庫番と言われ、若い議員などは青木氏に睨みつけられただけで震え上がると言われたほどの大物秘書でした。
リクルート事件で政界に激震が走るなかでの、突然の自殺でした。
リクルート事件の件もすべてを知っていたとみられ、今でも暗殺説が絶えません。
暗殺とまではいかなくても、親分を守るため、因果を含められての自殺だったのではないかと推測します。
このニュースにふれて、田中角栄の元秘書で、やはり大物秘書と言われた早坂茂三氏が、「かわいそうだなぁ」と繰り返しながら、号泣する姿がテレビで何度も放送されました。
その時、早坂氏は政治評論家という肩書でしたが、秘書がトカゲのしっぽのように切り捨てられる姿をたくさん見てきたんでしょうねぇ。
よく籠に乗る人担ぐ人、などと言って、政治家と秘書の関係を表したりします。
この現代社会において、親分を守るために自殺するという心性を持った人なんて、そうそういないと思います。
封建社会じゃないんですから。
親分の社会的地位より自分の命や幸せが大切なことは論を待たないと思いますがねぇ。
不思議な心性です。
四半世紀も昔、大学生だった私は青木氏の自殺に衝撃をうけましたねぇ。
こういう生き方だけはしたくない、と思いましたっけ。
他人のことなど考えず、自分と、自分にまつわる人々の幸福だけを考えて生きなきゃ損だと思いました。
それが利己的だというなら、その非難を甘んじて受けるつもりです。
いったい世の中に利己的でない人間なんて、どれだけいるというのでしょうね。
そしてこういう自殺をするのは、決まって男だという冷厳な事実。
女性の場合ハチの一刺しで有名になった榎本三恵子氏などのように、元旦那の榎本被告と田中角栄被告を有罪に引きずり落とす発言をしたりして、あくまで自分を守ろうとする人が多いようにに思います。
私はこういう種類の女性が持つ自己犠牲を厭う心性を学びたいと思っています。
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お昼休み、インターネットでニュースを見ていたら、小沢一郎被告に無罪の判決が言い渡されたという一報が踊っていました。
小沢元代表、それこそ踊りださんばかりに嬉しいでしょうね。
これで小沢元代表とその一派は勢いづいて野田総理に退陣を迫るんでしょうねぇ。
消費税増税には絶対反対の立場のようですから。
それにしてもここ20数年、小沢元代表は史上最年少の40代で自民党幹事長になって以降、良くも悪くも日本の政界で主役を張り続けてきました。
反小沢か、親小沢か、というステレオタイプの括り方がまかり通ってきましたね。
振り返ってみると、小沢元代表が最も総理大臣に近かったのは、海部元総理が退陣に追い込まれた時だったのではないかと思います。
あの時は政治の師でもある金丸信元副総理が小沢元代表に総理をやるように迫ったそうですから。
しかし小沢元代表は権力闘争に敗れて自民党を飛び出し、新生党をつくって一度は細川連立政権を発足させますが、その後は新進党、自由党、民主党と野党人生で苦労しました。
今、与党から脱落するわけにはいかない、という思いが強いでしょうねぇ。
小沢元代表、面白ろ可笑しい政治家人生だったのではないでしょうか。
剛腕の名をほしいままにし、政権交代可能な選挙制度も構築しました。
総理になれなかったのは悔しいかもしれませんが、機を見るに敏ではなかったということで、それは甘んじて諦めるべきでしょう。
この無罪判決を手土産に議員辞職して、縁側で好きな囲碁にでも興じたらいかがでしょう。
国民の心は、もう小沢元代表からは離れてしまっていますよ。
悪党―小沢一郎に仕えて | |
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明日で4月の出勤も終わり。
GWに突入しますねぇ。
5月1・2日の出勤が面倒ですが。
一昨年の5月に職場復帰したので、2年間、病気休暇を取らずに済んだことになります。
平成16年に精神障害を発症してから、2年間連続して出勤したのは初めてです。
精神病が良くなったというより、精神病との付き合い方がうまくなったというほうが正確なような気がします。
精神病を患ってから、私は仕事をするということに対して、非常に冷めてしまいました。
仕事によって社会貢献しようとか、まして自己実現を図ろうなどという大それたことは全く考えられないし、そもそもそんなことは私には不可能です。
ではなんで働くのか。
食うため、としか言いようがありません。
給料をもらわなければ生活が立ちいきませんから。
給料をもらうにはそれなりに戦力として認めてもらわなければならず、冷めた態度で仕事にあたると、これが意外にも効率が良いことに気付きました。
残業も医師から堅く禁じられているため、勤務時間内の時間配分を工夫するようにもなりました。
なんでもそうでしょうけれど、熱くなってうまくいくということは滅多にありませんね。
とくにチームで仕事をする事務職はいつも冷静でなければいけません。
発病前、若い頃は仕事で熱くなって上司に食ってかかったりしたこともありますが、あれ、お互いにとって何も良いことはありません。
意見があるなら冷静に論理立てて話をすれば良いだけのこと。
職場で感情的になることほど醜い姿はありません。
この2年間、ご隠居気分で仕事をしてきて、それは功を奏しているようです。
これからもご隠居気分で、たかが仕事ごときで心にさざ波一つ立てることなく、冷静に働きたいものです。
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なんと言う用事もなく、今日は休暇を取りました。
疲れていたのか、お昼を食ってから、13時から16時半まで昼寝してしまいました。
精神障害を持ちながらフルタイムで働くというのはなかなかしんどいようです。
なんだか小人閑居して不善をなす、といった一日でしたねぇ。
明日からきちんと出勤しましょう。
昨夜は斬新な切り口のホラー「ファイナル・デスティネーション」を鑑賞しました。
これ、シリーズの第一作で、私は先月これの最新作「ファイナル・デッドブリッジ」を先に見たんですよねぇ。
下がその時の記事です。
↓
http://blog.goo.ne.jp/tobiomasahiro/s/%A5%D5%A5%A1%A5%A4%A5%CA%A5%EB%A1%A6%A5%C7%A5%C3%A5%C9%A5%D6%A5%EA%A5%C3%A5%B8
米国の高校生がパリに修学旅行に出かけるところから、物語は始まります。
そのうちの1人、アレックスは飛行機の席に座った途端、その飛行機が離陸後爆発する悪夢を見ます。
眼を覚ましたアレックスはパニックを起こして暴れ、飛行機から下ろされてしまいます。
アレックスを連れ戻そうと一緒に教師、生徒、6人が後を追い、結局はアレックスを含め7人は飛行機に乗れずじまい。
級友たちはアレックスをなじりますが、目の前で離陸したばかりの飛行機が悪夢どおり爆発。
7人は命拾いします。
しかし、残された7人は1人また1人と偶然の事故で死んでいきます。
飛行機事故で死ぬ運命にあった7人を、死神が運命どおりに修正しようとしているようです。
死神の裏をかいて生き残ろうとするアレックス。
果たしてアレックスの運命やいかに・・・。
ということで、「ファイナル・デッドブリッジ」とほとんど同じです。
順番は逆ですが。
このシリーズ、「水戸黄門」のような同じストーリー展開で6作も続いているようです。
幽霊もゾンビも怪物も殺人鬼も出てこない、運命というか死神というか、見えない敵に襲われるというのは、まるで実人生のようで何よりも怖ろしいものだと痛感したしだいです。
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今日は馬鹿に暖かったですねぇ。
首都圏は軒並み25度を超える夏日だったとか。
もう季節は初夏なんですねぇ。
さつきまつ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする
よみひとしらず
「古今和歌集」に所収の和歌です。
初夏の花の香に昔の人をしのぶなんて、洒落ていますねぇ。
五月雨に 物思ひをれば ほととぎす 夜深く鳴きて いづちゆくらむ
紀友則
こちらも「古今和歌集」に見られる初夏の和歌です。
五月雨の夜、ほととぎすの声を聞いて感傷的になり、ほととぎすや自分はどこに行くのだろう、と詠っています。
命の炎が燃え上がる季節であっても、感傷的になってしまう、わが国古典文学の特徴の一つでしょうか。
私は今日の暖かさを素直に喜んでいます。
3月5日に父が亡くなって一ヶ月半、体重が6キロも落ちてしまいました。
食事制限も運動もしておらず、食欲のままに食っているのですが、その食欲が落ちてしまったのです。
体重が落ちて寒さを強く感じるようになってきた頃あいでもあり、この暖かさは亡父がもたらしてくれたものに思えて仕方ないのです。
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高田 祐彦 | |
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午前中は忙しかったですねぇ。
午後からの会議の資料が差替えとなり、急きょ作り直してコピー。
その間昨日が締切だった某雑誌の原稿を出さない研究者に督促。
午後の会議の根回し。
眼が回るとはこのことです。
今、昼休み。
冷やし中華を食って昼寝するとします。
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