今日はじつに久しぶりに掃除機をかけ、窓を磨き、風呂やトイレなどを掃除しました。
大掃除というほどではありませんが、小掃除でもなく、お掃除でしょうねぇ。
普段は掃除ロボットのルンバ君にお任せしているのですが、ご主人自ら掃除しました。
ルンバ君、テレビやテーブル等の障害物を器用に避けて掃除してくれますが、障害物を移動させてその跡を掃除する機能は持ち合わせていません。
iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ 780 | |
iRobot (アイロボット) | |
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我が家は90平米の4LDKですが、全部掃除すると結構時間がかかるし、疲労するものだと気付かされました。
もうヘトヘトです。
全国の清掃業者、ひいては肉体労働に従事する人々の苦労を実感しました。
学生時代、ビル掃除のバイトをしていたことがありますが、思い返してみると、若いとは言ってもけっこう疲れたことを思い出します。
ビル掃除のバイト、数は学生が多かったのですが、中にはミュージシャンを目指しているおっさんとか、東大を卒業し、営林署で働きたいからと農林水産省に入省したのはよいものの、いわゆるキャリア官僚となってしまったため、霞ヶ関で残業の日々を送る破目になり、辛抱たまらず辞職してアルバイトをしているとかいうもったいない中年男とか、税理士資格を取って税理士事務所に就職したものの、デスクワークが耐えられずにビル掃除をしているとか、若かりし頃の偏狭な私には理解不能な人がたくさんいました。
私の職場にも、かつて、毎日デスクワークにいそしみながら、肉体労働やメカニック、料理人などの就職専門誌「ガテン」を毎号買っている肥満体型の先輩がいました。
相撲部屋に行ったほうがいいんじゃないの?と思いましたが、その先輩、その後突然失踪していました。
生きているのか死んでいるのかも分かりません。
どこで何をしているのやら。
肉体労働はしんどいだろうと私は思いますが、事務室でパソコンを打ったり電卓を叩いたり、上司部下などの人間関係で神経を使うイメージがあるデスクワークを極端に嫌う人も、世の中にはけっこういるようですね。
精神障害発症前は私もいっそ肉体労働のほうが良い、と思ったことがありますが、発病後、ずうずうしくなったのか、肉体的に楽なデスクワークが断然良いと思うようになりました。
座っていられるのは楽だし、暇な時間があればネット・サーフィンをしていても、仕事上必要な情報収集だと言い張れば、まず大目に見てもらえます。
もちろん、エロサイトやネット・オークションなんかはダメなんでしょうけれど。
ニュースや天気予報などはどんな職場でも許されるでしょうね。
私の場合研究機関に勤務しているので、博物館や美術館、研究所、さらには大学や予備校などのホーム・ページを見る分には、全く問題になりません。
むしろ勉強熱心くらいなものです。
私は博物館に興味はありませんが、美術館には時折出かけるので、常にアンテナを張っていられて嬉しいですねぇ。
肉体労働も一般事務も営業も開発も研究教育も、それぞれに良い面があり悪い面があることを知り、互いの職を尊重し合うことが肝要でしょうね。
でも隣の芝は青く見えるの例えのごとく、これがなかなか難しいんですよねぇ。