ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

機械式立体駐車場

2021年08月30日 | その他

 私が現在のマンションを購入して21年。
 6年前に最初の大規模修繕工事を済ませました。
 15年に一度行うそうで、住まいのメンテナンスは安泰です。

 購入した時はピカピカの新築でしたが、メンテナンスが必要な年数が経っているのですね。

 現在、私の住むマンションで問題になっているのが、機械式立体駐車場。
 タワー型の立体駐車場で、頭からつっこんで駐車し、出庫の時は向きを変えて出てくるので、前から出られます。
 駐車は非常に楽で、ゆえに駐車技術が落ちてしまいました。

 それが21年たって、色々ガタが出てきました。
 大雨が降ると故障して動かなくなったり、扉が開閉しなかったり。
 ネットで調べたら、20年~25年で寿命を迎えるとありました。

 そんなこともあって、マンションの理事会は、解体するか、メンテナンスをしっかり行って駐車場を維持するかで苦悩しています。
 全住民にアンケートを取っています。

 私は通勤に車を使っていますから、当然、駐車場を維持してほしいと思っています。
 もし解体ということになったら、月極駐車場を探さなければなりません。
 しかし、駅前に位置するマンションの近辺に、月極駐車場などありません。

 かなり離れた所になるでしょう。 
 それは嫌です。

 かといって建て替えるとなったら、相当高くつくはずで、修繕積立金では足りず、一時金が必要になるでしょう。
 しかもその間、結局は月極駐車場を探さなければなりません。
 機械式立体駐車場を利用している家は、誰もが悩んでいるでしょう。

 しかし機械式立体駐車場の寿命がわずか20年ちょっとだとは不勉強にて知りませんでした。

 都心部などには相当古いと思われる機械式立体駐車場がありますが、どうやってメンテナンスしてるんでしょうね。
 金をかけているんでしょう

 世の中金、ですかねぇ。


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恐怖による平和

2021年08月28日 | 社会・政治

 今朝は5時半に目覚めてしまいました。
 折角の土曜日、朝寝を楽しみたかったのですが、目が冴えてしまったので起きました。
 まずは朝風呂。
 その後朝飯を食らって、内科に行きました。
 3週間に一度、コレステロールを下げる薬をもらうためです。
 近頃数値が安定しているので、3分診療です。

 帰宅して新聞をじっくり読みました。
 米国のバイデン大統領、自爆テロに対する報復を宣言していましたが、結局、米軍がいなければアフガニスタンの平和は保たれないということがいみじくも証明されてしまいました。

 人間なんて愚かな生き物ですね。

 殺したり殺されたり。

 同じ種類の動物で、互いに殺しあうのは人間くらいではないでしょうか。
 しかもはるか昔から今にいたるまで、戦争が絶えたことなどありません。
 これからもそうなんでしょうねぇ。

 しかし、大国同士がガチンコで戦うということは起こらなくなりました。
 二つの世界大戦から学んだというより、核兵器の開発により、簡単に戦争を始めることが出来なくなったのだと思います。
 核兵器を無くしてしまったら、また昔のように大国同士が戦うことになるのかもしれません。
 核兵器は使えない兵器ですが、それを敵対する国同士が互いに所有することによって、平和が保たれるなら、あったほうが良いのかもしれません。
 たとえ恐怖による平和であっても、実際に戦うよりははるかにマシです。

 最近、中国が台湾を武力によって奪うのではないか、という記事をよく見かけます。
 そうなったら、米国はわが国の米軍基地を拠点にして中国軍に相対することになるはずで、わが国も無傷ではいられません。

 中国もそこまで馬鹿だとは思いませんが、独裁国家であるがゆえ、独裁者がやれと言えばやるんでしょうね。
 独裁者は段々狂っていくものですから。

 その時、わが国はどういう態度を取れば良いのでしょう?

 米国と一緒になって戦うのか、後方支援のみにするのか、あるいは我関せずと、何もしないのか。
 何もしないという選択肢はないでしょうね。
 わが国に所在する米軍基地にミサイルが飛んでくるかもしれませんから。

 そうすると米軍に協力せざるを得ないでしょう。
 中国が領土的野心を捨てるとは思えませんし、米軍が人民解放軍よりも圧倒的に強いわけではありますまい。
 そうなると、わが国や東南アジアやインドなどが、中国包囲網を作り上げるしか手はないように思います。

 こういうことを考えるのも、私が戦いを好む人間という種だからで、狂気に満ちた人々の中にあって、一人正気ではいられません。 
 狂人が圧倒的多数を占めるなら、それがまともということになります。

 そうやって、連合国も枢軸国も、狂気の沙汰に陥って、愚かな世界大戦を繰り広げたのでしょう。
 もし有事が起こるなら、狂気に陥ることなく、平和的に問題を解決してほしいものです


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大学病院

2021年08月26日 | その他

 今日は休暇を取って千葉大学医学部附属病院の眼科を受診しました。

 掛りつけの、近所にある眼科クリニックで、緑内障が進行し、手術を検討すべきだと、千葉大病院に紹介されて行ったのが、2月始め。
 その後、2回ほど通院しましたが、様子を見ましょうということで、結論は出ず。
 今日も、半年後に受診してくれとのことで、手術云々のことは全く話にでませんでした。

 様子見で、クリニックと大学病院の両方に通っている状態になっています。

 少々不満です。
 手術するならするで、はっきりしてもらいたいと思っています。

 齢50超えれば、どこかにガタが出るのは仕方がないこと。
 しかし複数の病院を行ったりきたりするのは面倒です。


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鼻がきつい

2021年08月24日 | 文学

 今日は4日ぶりの出勤。
 鼻の調子が悪くて、鼻水とくしゃみが止まらず、やむを得ず鼻炎カプセルを飲みました。
 この薬、よく効くのですが、眠くなるという副作用があります。
 4連休明けで勤労意欲がわかないところ、鼻炎カプセルによる眠気が重なって、仕事になりません。

 思えば子供の頃から鼻が悪く、小学校5年生から中学2年生にかけて、副鼻腔炎 を患って、医者に通っていました。

 大人になるにつれて良くなりましたが、風邪のひきはじめなどの場合、まず鼻から症状がでます。

 私の弱点なのでしょうね。

 鼻といえば、多くの人が、芥川龍之介の短編「鼻」を思い起こすのではないでしょうか。

 顎までだらりとぶら下がった異様に長い鼻を持つ高僧の葛藤を描いた物語です。

 長い鼻に強いコンプレックスを持ちながら、周囲へは、鼻のことなど1ミリも気にしていない、という態度を取り続ける高僧。
 高僧たる者が、そんなことに執着していると思われるのが嫌だったのです。

 ところがある時、若い僧から鼻を短くする秘法を聞きつけ、これを実行したところ、たちどころに鼻は短くなり、よくいる鉤鼻程度にまでなったのです。
 高僧は晴ればれした気分になって、長年自分を苦しめた原因を取り除いたことを喜ぶのです。

 しかし、周りの者の反応は、芳しいものではありませんでした。

 鼻が長かった時よりも、嘲笑されることが多くなったのです。

 高僧、またもや鼻の長さに苦しむことになります。
 
 しかし、数日がたち、突如として鼻は元の長さに戻ってしまいます。
 長い鼻を見て、高僧は今度こそ本当に晴ればれした気分を味わうのでした。

 「今昔物語集」「池尾禅珍内供鼻語」「宇治拾遺物語」「鼻長き僧の事」などから題材を取ったと言われています。

 

 しかし、それらから題材を取りながら、「鼻」は現代的な、優れた心理小説になっているように思います。

 現代人は見た目の美醜に囚われ、そのことを気にするあまり、神経症的な思い癖を身につけてしまいがちです。
 それら心理的な要素を取り入れた、可笑しみのある短編だと思います。

 私は副鼻腔炎を患っている時、よく大きなくしゃみをしたり、鼻をかんだり、鼻をすすったりしました。

 小学校高学年から中学生の思春期の少年にとっては、とても恥ずかしく感じました。

 その時のことを思い出される、私にとってはややきつい物語でした。 


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一斉休業

2021年08月23日 | 仕事

 今日、職場は一斉休業。
 電気設備の点検を一気に終わらせるためだそうです。

 昨夜、誕生日の晩だからということで、少々酒が過ぎてしまい、今朝は9時半まで目覚めませんでした。
 で、朝飯は抜き。
 昼もあんまり食欲がなくて、かろうじてとろろ蕎麦を食すことが出来ました。

 このところどこにも出かけず、飯を食ってごろごろしているだけなので、3キロくらい太りました。
 コロナ太りというやつです。
 それを考えれば、朝飯くらい抜いたほうがよいのかもしれません。

 一昨日、2回目のワクチンを接種して、発熱とかはないのですが、打った方の腕が痛くて上がらないのと、倦怠感があるくらいで、重い副反応はありませんでした。

 早くコロナが収束してくれることを心の底からねがっています。

 


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誕生

2021年08月22日 | その他

 今日、8月22日は私の誕生日。
 52歳になりました。

 52年前、私は世界から祝福されて生まれました、と言いたいところですが、じつは10月が予定日で、2か月早く生まれてしまった未熟児でした。
 乳を吸う力さえなく、母は泣きながらスポイトでミルクを飲ませていたそうです。
 父はそんな私を見て、この子は助からないだろうと思った、と後年、聞かされました。

 幼い頃はろくに飯を食わず、好物のトマトと、カルピスで生き延びたそうです。
 
 私は世界から呪われて生まれてきたというわけです。

 おそらく、医療が発達していない時代に生まれていれば、乳幼児死亡ということになったのでしょうね。

 現代医学の力は絶大で、私は生き延び、目出度く52回目の誕生日を迎えることができました。
 
 52年、結構長い年月です。
 この間に幼稚園から大学まで通い、就職して6年後に結婚。
 マンションも購入しました。
 途中、精神病を発症して、出勤したり休んだりを繰り返し、合計2年くらい、病気休職の憂き目にあいました。
 その後復職して約12年、休職せずに出勤を続けています。
 それは薄氷を踏むような日々でしたし、これからもそうでしょう。
 それでも私は、生きていかなければなりません。
 しんどいことですが、死なない以上仕方ありません。

 色々なことがあったような、特別なことは何も無かったような、不思議な感慨を覚えます。

 その昔、定年は55歳だったと聞きます。
 もし55歳だったら、ご赦免船が見えてくる頃ですが、今は60歳が定年。
 しかもこれから定年は少しづつ延長され、私が定年を迎えるのは65歳になるでしょう。
 あと12年。
 気が遠くなるような長い年月です。

 あとで振り返れば、12年前なんてそんなに昔ではないと思ったりしますが、これからの12年を思うと、絶望的な気分になります。

 一日一日をなんとかやり過ごしていかなければなりませんね。

 それでも今日はケーキとスパークリングワインを購入しました。
 それに母から高級鰻が誕生祝として届いたので、これをつまみに一杯やって、ケーキを少しだけ、食す予定です。

 先を思うと不安だらけですが、今日くらいは、お祝いしたいと思っています。 


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視野検査そしてワクチン接種

2021年08月21日 | その他

 今日は午前中に視野検査、午後は2回目のワクチン接種がありました。

 じつは視野検査は大の苦手。
 暗くて狭い密室に閉じ込められ、片方ずつ目の視野を確認する検査です。
 白い面の真ん中にオレンジ色の光があり、それを見て目玉を動かさずに、点滅する光が見えたらボタンを押すという手順。
 しかしこれがじつに悩ましい。
 点滅する光は極めて微弱で、目の錯覚としか思えないようなものばかり。
 目も神経も疲れます。
 緑内障が進行していないかを測る重要な検査ではありますが。
 終わるころには過呼吸気味になり、疲労困憊です。

 結果、2年前から進行していないとのこと。
 まずは良かった。

 午後は掛りつけの内科クリニックでワクチンの2回目。
 ほとんど待つことなく、接種を終えました。
 後は明日、発熱等の副反応が出るかどうかですね。

 年々、病院に行くことが増えています。
 コレステロールが高いので内科。
 緑内障なので眼科。
 双極性障害なので精神科。
 3か月に1度の歯のクリーニング。

 一つ一つは安価ですが、塵も積もればで、ボディブローのように財布を痛めつけてくれちゃいます。
 これからもっと年を取ると、病院に行く種類が増えるのでしょうね。
 嫌になりますが、年を取るというのはそういうことなんでしょうね。
 


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壊れていく

2021年08月17日 | 精神障害

 最近、記憶力が低下しているように感じます。
 最近まで、記憶力には自信があったのですが、なんだか壊れてきているような気がします。
 連日の飲酒のせいか、大量の精神病薬のせいか、単に年のせいか分かりません。
 記憶力の低下が起きていることは間違いないように思います。
 1年前に作った書類の中身をすっかり忘れていたり、そもそもそんな書類を作ったことさえ忘れていたり。

 嫌になります。
 私の脳が壊れていく音が聞こえるかのごとくです。


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怖い

2021年08月16日 | 精神障害

 夏休み明けの月曜日。
 勤労意欲がわきません。

 そのうえ朝から頭がぼうっとして足がふらふらするので、車の運転は危険だと判断し、電車で出勤しました。

 こういうことは初めてです。

 電車通勤でも、駅の階段を上っている時に足がふらついて前にこけてしまいました。
 幸い、前に両手をついたので、事なきを得ましたが、一歩間違えれば大変なことになっていたでしょう。

 職場に着いてから濃い珈琲を飲み、昼休みは昼寝して、午後からやっと使い物になる感じでした。

 二日酔いでも寝不足でも無かったのに、怖ろしいですねぇ。

 何が原因かは分かりません。


 また、最近車の運転が怖いと感じるようになりました。
 18歳で免許を取ってから、つい最近まで、運転が怖いなんて思ったことはありませんでした。
 30年を超えるベテランドライバーが、今さら運転が怖くなるなんて思いもしませんでした。

 仕事でも精神科への通院でも、緑内障の進行でも、あらゆることが怖くなってしまいました。

 同じようなこと、先月にも書きました。
 現在の私の課題は、色々なことが急に、しかも加速度をつけて怖くなっていることです。

 50代前半でこんなことでは、この先が思いやられます。


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終戦もしくは敗戦

2021年08月15日 | 社会・政治

 今日で5日間の休みも終わり。
 少し、落ちています。

 今日は終戦記念日もしくは敗戦記念日。
 76年前のこの日、大日本帝國は敗戦の憂き目にあいました。

 誠に悔しい日、屈辱を忘れず、必ずや復興してみせると、新たな気概に燃える者も多かったでしょうが、平和教に転向した愚か者も数多くいました。
 特に国防婦人会などで頑張っていた女性ほど、時代の流行りにあわせて、突如として平和を言い立てる姿は醜かったと、戦争協力を断固拒んだ文化人たちの多くは、簡単にお宗旨替えをした人たちを嫌いました。
 戦争協力を拒んだ多くの文化人たちを昨日まで非国民と呼んでいたのが、一夜にして戦争反対を貫いた信念の人、などと同じ人物が言うのですから気色悪いというものです。

 多くの文化人が戦争協力を反省する声明を発表するなか、小林秀雄は、「私は馬鹿だから反省などしない」と一言だけ
残しています。

 総力戦を戦う以上、どこの国でも自国の勝利を信じて突き進むのは当然のことです。
 より多く殺し、より多く破壊した国が勝つのですから。

 平和教はおかしげな宗教のごとく、わが国を蝕み、一時は非武装中立なとという、実現不可能な夢をおいかける政党もありました。
 さすがに今はやや理性的になったのか、そういう人はごくわずかになりました。

 私は平和教に毒されることはありませんでした。
 それよりも、外国相手に負けたことのなかったわが国が敗れたことは、誠に残念に思います。

 米英相手に総力戦をしかけても勝てないことぐらい、時の政治家や官僚、軍人は分かっていたと思うのですが、米英の苛烈な要求に耐えられなかったのでしょうね。
 それにわが国が屈辱的な要求を飲んだとしても、米国は太平洋をわが物にせんと決意していたわけで、太平洋で最も邪魔で、敵対する大日本帝國を完膚なきまでに叩き潰すことを決意していたのですから、和平交渉が決裂するのは当然だったと言えましょう。

 そしてそれは成功し、わが国が独立を果たしてなお、軍事的には支配し続けるという、恥知らずな行為にでて、それは今も続いています。
 だらしないことにわが国もそれを仕方ないこととして、受け入れています。

 私は夢想します。
 わが国が真の独立を果たすことを。
 米軍が完全に日本から撤退し、わが国は自存自衛の国となることを。
 そして誰にも手が出せないほどの強力な軍隊を持ち、誰も手がだせないゆえに平和が続くことを。


 書生論と笑われそうですが、それでもかまいません。
 理想を失ったら、人間は誠実に生きることがなくなるのですから。

 


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焦る

2021年08月14日 | 仕事

 今日もステイ・ホーム。
 いい加減嫌になります。
 疲労していないせいか、よく眠れません。
 いつも23時頃には寝るのですが、昨夜は深夜2時まで起きていました。
 よくない傾向です。

 明後日からは通常どおり出勤しなくてはなりません。
 生活のリズムを取り戻さなければ、と少々焦っています。  


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義母

2021年08月13日 | その他

 今日は同居人の実家に行きました。
 仏壇に手を合わせるためです。
 同居人の実家は車で10分ほど。
 て言うか、マンションを購入するに際して、わざわざ同居人の実家近くの物件を求めたのです。
 行こうと思えばいつでも行けますが、つい無沙汰してしまいます。 

 80歳にして初めての一人暮らしを強いられた義母。
 何事も億劫になったらしく、家が散らかっていました。
 「生きてるだけで精一杯」というのが、近頃の義母の口癖です。

 大げさにも聞こえますが、偽らざる心境なのでしょうね。
 しかし義母は、要支援1をもらっていますが、他人が家に入ってくるのが嫌だとかで、一切の支援を受けていません。
 なんとなく気持ちは分かります。

 足が弱くなり、両手にストックを持って歩いていますが、運転免許を返上した身であれば、買い物もままならない状態です。
 生協の宅配を利用していて、毎週大量の食材を購入しているようです。

 生協で購入した食物で、旨い物があれば、余計に購入して同居人が立ち寄った時などに、我が家にくれたりします。
 母親なんですねぇ。

 同居人は千葉市生まれの千葉市育ち。
 しかし義母は、もともと東京は両国あたりの生まれ育ち。
 東京大空襲をまともにくらっています。

 それがトラウマのようになっているらしく、お見合い相手は田舎の人が良いと言って、福島出身の義父と結婚しました。

 新婚当初は水戸に住んでいたと聞きますが、義父が都内に転勤になって、都内に住むことを嫌った義母の意向もあり、わざわざ通勤に不便な千葉市に家を買ったそうです。
 義父はよく30年以上、遠くの都心部まで毎日通ったものだと思います。

 私には無理です。

 義父と義母は年がら年中じゃれあうように喧嘩をしていました。
 初めて見た時には驚きましたが、あれが愛情表現だったのでしょうね。

 義母はもともと明るい人でしたが、一人暮らしが寂しいのか、「私ほど不幸な人はいない」とか、「こんな晩年になるとは思っていなかった」などということを頻繁に言うようになったそうです。
 同居人は毎日1時間も実家に電話をするのですが、その際などに、そういったネガティブな発言を繰り返すのだとか。
 かと言って、私たちと同居する気はさらさら無いようで、いくら誘っても、乗ってきません。
 いよいよ動けなくなったら施設に入れてくれと言われています。
 娘夫婦の世話になることを潔しとしないようです。

 30年後、今の義母と同じくらいの年齢になって、しかも一人暮らしになったら、義母の気持ちが分かるのかもしれません。 


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昼酒呑ませろ

2021年08月11日 | その他

 今日から5日間の短い夏休み。

 朝はとろろ飯を食しました。
 
 明日から天気が崩れるという予報を聞いて、まずは墓参りを済ませようと、義父が眠る霊園へと車を走らせました。
 暑さを避けるため、8時半には霊園に着いたのですが、結構車がいました。
 同じ考えの人がいたようです。
 しかし、同居人曰く、ガラガラだそうです。
 彼岸などでは、周辺の道が渋滞するほどだとかで、たしかに今日はまったく渋滞していませんでした。

 暑いなか、墓参りを済ませ、早々に帰宅しました。

 冷房の効いたリビングでしばしゆっくり。
 ソファでうたた寝をしてしまいました。

 気づいたらもうお昼で、とろろは消化が良いと聞きますが、そのとおりで、腹が減りました。

 昼は冷製カペリーニなるパスタとサラダを頂きました。
 緊急事態宣言下とあって、昼酒はなしです。

 冷製カペリーニ、生ハムをたっぷりとのせて、オクラで粘りをつけた、やや酸味の強い冷たいパスタで、中華屋で言う冷やし中華のように、夏季限定のメニューになります。

 夏場によく食す逸品です。

 この夏休みは、政府の方針を守って、買い物に行くくらいで、外出はしません。

 考えてみると、一昨年は義父が亡くなったため出かけませんでした。
 昨年はすでにコロナ禍で、当然、出かけませんでした。
 今年もです。

 旅行と言ったら、三年前に蓼科高原に行ったのが最後になります。

 休みの日の楽しみと言ったらアルコールを伴うランチくらいしか無くなっていたのに、昼酒も禁止とあっては、どうすれば良いか分かりません。

 晩は自宅で摂るので、酒を呑みますが、昼に外食で呑むのが、背徳的でよかったのです。

 いつから昼酒解禁になるのでしょうね。 

 また、次に旅行に行けるのはいつになるんでしょうね。
 コロナの様子を見ると、まだ3年かそこらかかるんじゃないかと思います。

 何も私一人がコロナ疲れしているわけではありません。
 世界中がそうなのですから、耐えるしかありませんが、退屈です。 


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コロナ太り

2021年08月10日 | その他

 明日から三日間の夏休みに入ります。
 土日を考えると、5連休です。
 嬉しいことは嬉しいですが、仕事が溜まると思うと、不安もあります。

 また、いつもの年だったら、2泊3日の小旅行に出かけていたのですが、去年、今年とどこへも行く予定はありません。

 幸い私の職業はコロナの影響をほとんど受けていません。
 会議のほとんどがオンラインになったことくらいです。

 しかしプライベートでは、強い影響を受けています。
 散歩が趣味の私が、ほとんど歩かなくなったこと。
 それで飯はしっかりと食っているので、太りました。

 53~54キロをキープしていたのが、昨夜体重を測ったら58キロになっていました。

 最近体が重く感じるのと、下腹が出てきた感じで、太っているだろうなと思っていましたが、やっぱりそうでした。

 ここらで体重増加を止めないと、またぶくぶく太ってしまいます。

 過去、マックスで74キロまで太ったことがあります。
 うつ状態で休職していた頃で、ほとんど毎日寝て暮らし、飯だけは食っていたので、そんなことになってしまいました。
 その時は糖尿病一歩手前までいってしまい、服薬治療を検討するところまでいきました。

 そんな時父が急死。
 にわかに食欲を無くし、1年間で26キロ体重が減少し、48キロまで落ちてしまいました。
 その後少しもどって、52キロくらいをキープしていたのですが、このたびのコロナ騒ぎで6キロも増えてしまいました。

 体重を落としたいですが、こんな状況で、どうしたらいいんでしょう?


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東京オリンピック閉幕

2021年08月09日 | その他

 東京オリンピックが無事終了しました。

 今回のオリンピック、暑さで倒れる、最悪の場合死者がでるのではないかと心配していました。
 また、選手村でクラスターが起きることも。

 以前このブログで、東京オリンピックは暑さとコロナで失敗し、後世に暗黒大会として語り継がれるのではないか、と書きました。

 しかし、それは杞憂に終わったようです。
 本当に良かったと思います。
 わが国はメダルラッシュで、獲得したメダルの数は過去最多だとか。
 自国開催として、最高の終結です。

 最近、アスリートが口にする言葉に、勇気(夢でも希望でもなんでもよい)を与える、という物言いがあります。
 私はこの言い方が嫌いです。
 大体、与えるとは何事ですか。
 上から目線が過ぎるというものです。

 それを言うなら勇気を届けるとでも言えばよろしい。

 そのことを除けば、良い大会だったと思います

 


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