二十五歳で夭折した自由律の俳人、住宅顕信の句です。
他に、
ずぶぬれて犬ころ
夜が淋しくて誰かが笑いはじめた
かあちゃんが言えて母のない子よ
日傘の影うすく恋をしている
等の名句があります。
私はこの俳人を知り、衝撃を受けました。
二十三歳で白血病の床につき、同時に離婚。
病床で子供を育てながら句作を続けた、とのことです。
生と芸術を秤にかけながら、見事に生き切りました。
私も、このような覚悟を持ちたいと考えています。
私は一昨年の五月、「厄年」という小説で、日本文学館の超短編小説コンクールで佳作を取りました。そのご縁で、日本文学館から短編集を出すことになりました。
タイトルは、ずばり「荒ぶる」です。
今日、すべての原稿を日本文学館に送りました。
そうしたら、虚脱状態になって、春愁も感じ、落ちています。
明日は元上司のご母堂が亡くなられたとのことで、大網まで行かなければなりません。今夜は早めに休んで、明日に備えます。
光文社古典新語訳文庫から発刊されている亀山郁夫先生訳の「カラマーゾフの兄弟」全5巻を読了しました。
はるか20数年前、米川正夫訳を買って、読み始めたものの、少年の私には難しすぎ、途中で投げ出した小説です。
今回は、すんなり読めました。
圧倒的迫力をもって、私に迫ってきました。
しかし、少々翻訳文疲れをしたので、今度は久しぶりに、日本の古典、「伊勢物語」でも読み返してみようかと思っています。
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) | |
亀山 郁夫 | |
光文社 |
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫) | |
亀山 郁夫 | |
光文社 |
カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫) | |
亀山 郁夫 | |
光文社 |
カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫) | |
ドストエフスキー | |
光文社 |
カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫) | |
亀山 郁夫 | |
光文社 |
今日はなんとも体がだるく、仕事をさぼってしまいました。
うつ病のせいなのか、単に怠け者なのか、わかりません。
一日中横になっていて、頭がぼうっとします。
明日は出勤しないといけません。
年休がなくなってしまいます。
昨日は東京大神宮に遅い初詣に行って来ました。
この神社は、「東京のお伊勢様」と呼ばれる、伊勢神宮の末社です。
例年ここに初詣に行っていますが、うつ病発症以来、人混みが苦手なので、この時期になりました。
また、縁結びの神様としても有名なので、いつ行っても、妙齢のお姉様のグループが来ており、「恋みくじ」などを引いています。
良い目の保養になりました。
帰りは神保町の古本屋を冷やかしてきました。
昨日、トニーレオンの「ラストコーション」を観ました。R18でした。無駄に濃厚な濡れ場が多く、ストーリー展開は冗漫で、退屈でした。
ラスト、コーション [DVD] | |
トニー・レオン,タン・ウェイ,ワン・リーホン | |
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