月曜日から金曜日までしっかり通い、迎えた金曜日の夜。
しかも明日から三連休。
嬉しいですねぇ。
昨日は監事監査があり、今日は朝から夕方までかかって監事監査のテープ起こしをしました。
A4べた打ちで12枚。
さすがに目と指が疲れました。
久しぶりにおのれの集中力にうっとり。
今日はこれから一週間の疲労を癒すため、熱燗でもやろうかと思っています。
いつも月曜日の朝、きちんと5日間通えるだろうかと不安になります。
週中に休んでしまう週もありますが、今週はうまくいきました。
この調子で出勤を続けたいと思っています。
今日は午後から監事監査。
午前中は最後の準備に追われました。
私は書記を仰せつかりました。
監事が何を聞き、こちらの回答者がどう応え、監事がどんな指摘をしたかを簡潔に記録するお役目です。
私には役不足とも言うべき簡単な仕事です。
あ、役不足という言葉、最近、自分には荷が重い役でその任に耐えない、という使い方をする人がいますが、本来は自分には軽すぎる役目で不満だ、というほどの意です。
言葉は正しく使いたいですねぇ。
今朝は昨日と打って変って、6時半まで死んだように眠りました。
躁ではないようです。
明日の監事監査の準備で少々お疲れのようです。
まだ水曜日のお昼ですが、なんだか今週はいつも以上に長く感じられます。
早く週末を迎えたいものですねぇ。
今朝はずいぶん冷えました。
布団から出るのが辛いかと思いきや、なぜだか早朝覚醒してしまいました。
午前4時。
布団から出て、朝風呂につかり、体を温めました。
その後暖房をつけてリビングでうとうと。
良い気分でした。
6時20分頃目覚め、コーヒーを飲んで頭をしゃっきりさせ、卵かけご飯とお新香とソーセージ2本の朝食を食しました。
出勤はもちろん嬉しくはありませんが、余裕ある朝を迎えると、少し気分が良いようです。
軽躁なのかもしれません。
これが劇躁に進行しないよう気をつけなければいけませんねぇ。
現在、天皇皇后両陛下の傘寿を寿ぎ、奈良国立博物館で正倉院展を開催中だそうですね。
先般NHKでその特集番組を放送していました。
はるか古代に、建築にしろ、絵画にしろ、また、楽器や衣装にしろ、非常に優れた文物を作り出し、それが今も鮮やかに保存されているとは、誠に喜ばしく、また驚くべきことです。
人が人たる所以のものは、実際の用にたたずとも、美しい物を作らずにおられないことにあるのかもしれません。
そうかと思えば、人は有史以来人間という同じ種同士で殺し合いを続けており、それは今も無くなっていません。
それならば人の人たる所以のものは、殺し合いにあると言えるかもしれません。
この相反する人間の性向が、同じ人間のなかに同時に存在することが、人間の不思議であり、人間たる所以なのでしょうか。
物事には二面性があるようです。
善と悪、戦争と平和、○○教の正義と××教の正義など。
これらは物事の裏表で、どちらかが失われればもう片方の存在も危うくなります。
悪が無くなれば善も消滅し、戦争がなくなれば平和の達成も不可能になりましょう。
因果な世の中です。
私たちは言葉では恒久平和を求め、善が普く世を覆うことを求めながら、相も変わらず悪事を働き、殺し合いを続けています。
悲しいかな、これが世界の現実です。
これを根本的に変革させることは、人が人であるかぎり不可能であるかのごとくです。
私はただ、おのれ一人の平安を求めるしか、出来ることはありません。
おのれ一人救えずに、他人を救おうなんておこがましいことは出来ません。
自由民主主義のわが国にあっても、世の本質は混沌とした闘争状態であるようです。
聖徳太子が和を以て貴しと為すと十七条憲法に記してから、いったいどれだけの時がながれ、日月の積み重ねの間、どれだけこの条文が踏みにじられてきたのでしょう。
見果てぬ夢を見た聖徳太子には深く同情せざるをえません。
冷酷な私はそんな無駄な夢を見ることなく、私一人を救う道を求めたいと思っています。
嘆きの週あたまを迎え、わが心暗欝に沈まんとす。
木曜日に監事監査予定しおれば、その準備、膨大たり。
監査のなんたるか、われ知らず。
知らぬまま、監査人の底意地悪き質問に耐える能わず。
矢面に立つべき上司すでに入院し、わが不安限りなし。
われ、ただ精神病薬に恃み、臨機応変を旨とするわがはったりに恃むべし。
そも組織は必ず腐敗しうべきや。
腐敗防止の監査なれど、監査そのものが自己目的化に堕しておらぬと言えるや。
甚だ疑問なり。
さりながらわれ、おのが組織を防衛せむと、姑息な手段をも厭わず。
組織人となりて二十有余年。
ついにわれ、わらのわれたる所以を失い、組織の奴隷となりしか。
これを嘆かずして、何をか嘆かむ。
独逸第三帝国総統、かつて「民衆に現世を極楽と思わせるも、地獄と思わせるも容易なり」と述べたり。
不敵の発言と言う他なし。
ならばわれもまた、おのれによりおのれを騙し、現世を極楽と思わしめむと欲するのみ。
それぞ天然自然の麻薬にして、最も安価に平安を得たる道と心得べし。
今日は大安吉日の日曜日。
近所の神社に詣でました。
千葉市中心部に在る千葉神社です。
思ったとおり、七五三のお子様たちと、その両親や祖父母、果ては曽祖父母と思われる老人までが、うじゃうじゃと佃煮にするほどお参りしていました。
40代半ばを迎え、病癒えたとは言うものの、仕事に疲れ、あらゆることが面倒くさくなってしまったおじさんには、お子様たちの迸る命の煌めきが、とてもまぶしく感じられました。
まさしく命そのものの輝き。
これから長く苦難に満ちた人生が待っています。
その輝きが褪せることなく持続し、立派な社会人となって、バブル崩壊以降碌なことが無いわが国を救ってもらいたいと切に願います。
今日は良い陽気でした。
散歩をしましたが、もう一つ気が晴れません。
来週から直属の上司が椎間板ヘルニアの手術のため、入院します。
代わって私が下の者を仕切らなければなりません。
因果は巡る。
私もかつて、精神の不調により半年を超す病気休暇を取りました。
その際は自分に始末をつけることで必死でしたが、上にも下にも負担を強いたのですねぇ。
椎間板ヘルニアならそう長く休むわけではないのでしょうが、なんとなく憂鬱ではありますねぇ。
わずか一ヶ月半で辞任した小渕優子前経済産業大臣の後釜に座った宮沢洋一大臣、早くもおかしげな雰囲気になってきましたね。
交際費でSMバーの料金を支払っていたことが発覚。
本人は行っていないとのことですが、SMバーとはねぇ。
SMバーとはいかなる場所か知りませんが、おそらくはSMショーが見られるバーということでしょうね。
宮沢大臣、「自分にはそういう趣味はない」と弁明し、さらに「監督不行届き」と釈明したとか。
なんだかくだらない話で、どうでもいいような気もしますが、そういうことを攻め立てる人もいますし、不正とは言えないまでも不適切な支出であることは疑いありません。
さらに、経済産業省が所管する東京電力の株式を保有していることも発覚。
SMバーよりこっちのほうがまずいでしょうねぇ。
所管大臣が同時に株主でもあり、悪いことに今や東京電力という会社は注目の的ですから。
これで辞任ということになると、何のために内閣改造をやったのだという話になりましょう。
改造前は誰一人としてスキャンダルをおこさなかったわけですから。
盤石に見えた安部内閣、崩壊の序曲が聞こえてきたような気がします。
今朝は久しぶりに早朝覚醒が起きて、4時にはばっちり目が覚めてしまいました。
早朝覚醒が続くようだと躁転を疑わなければなりません。
これから数日、要注意です。
しかし自覚的には上がっている感じはしません。
落ちてもいませんが。
眠れなくても起きられなくても困りますが、早朝覚醒が続くと、その間は絶好調ですが、ある時急激に落ちるのが嫌ですねぇ。
病気とはいえ、いやな性分になってしまったものです。
今日は私の直属の上司が椎間板ヘルニアのため、精密検査を受けるとかでお休みしています。
ここ数日、休めないとか言っちゃって、座ると痛いからと、苦悶の表情を浮かべながら立ったまま仕事をしていました。
お昼、お弁当を食べるのも立ったまま。
食後は職員休憩室という和室で横になっていました。
立っているか横になるか、とにかく背筋が伸びていなと痛くてたまらないそうです。
痛み止めの薬を飲んだり注射を打ったりしていましたが、効き目は今一つ。
目ざわりなので早く、なるべく長く休んでほしかったのですが、変に責任感が強いのか、自分が休んでも仕事は無事にまわっていくことを思い知るのが怖いのか知りませんが、ずいぶん何日も立ったまま仕事していましたねぇ。
この際たっぷり休んで、必要なら手術も受けて、しっかり治してから出勤してほしいものです。
メンタルをやられて休むと差別的な目で見られることは経験から知っていますが、体の不調の場合、むしろ同情されるようですし。
私は腰痛も歯痛も経験したことがありません。
今までで一番痛かったのは、ひどい寝違えで、首だけでなく、背中全体が痛み、首が回せないため車の運転にも難渋しました。
その時は針を打ったり整体に行ったりしましたが、全然効かず、結局整形外科でもらった痛みどめが一番効きました。
3週間くらい痛みが続きましたねぇ。
なんにせよ、痛いのは辛いですねぇ。
わが国は他の先進国と比べ、ペイン治療が遅れていると言われていますね。
出産も欧米では無痛分娩が普通だそうですが、わが国では産みの痛みを経験しなければ子どもに十分な愛情を感じられなくなる、なんてふざけたことを言う人がいて、驚くべきは妊婦やその家族にもそういう意見の人が結構いるようです。
痛くて良いことなんて何もないのに。
もしそうなら、父親は子供に愛情を感じないことになってしまいます。
あらゆる痛みを緩和するペイン医療がわが国にも普及することを願ってやみません。
今朝はひどい雨で、通勤の車から見る街はけむって見えました。
気温も低いし、よっぽど休んでしまおうかと思いましたが、気を取り直して無事出勤いたしました。
白露の 色はひとつを いかにして 秋の木の葉を ちぢに染むらむ
古今和歌集にみられる藤原敏行の歌です。
![]() |
新版 古今和歌集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) |
高田 祐彦 | |
角川学芸出版 |
雨の色は一つなのにどうして秋の木の葉をこのように様々な色に染めるのだろうという、色彩感覚豊かな幻想的な歌ですね。
車から見る秋の木の葉に、このような幻想を見ることも無い無粋な私ですが、雨をただ鬱陶しいと思わず、それもまた秋の風情と思えば、少しは慰めにもなりましょうか。
傘もささず、ずぶぬれになりながら、しかもゆっくり歩いているサラリーマンを見かけました。
彼は何を想い、あるいは無念無想であのように濡れながら平気な顔そいてあるいていたのでしょうね。
不思議な光景でした。
あるいは件のサラリーマン、この世の者ではないのかもしれません。
ずぶれて犬ころ
24歳で早世した自由律俳人、住宅顕信の句です。
![]() |
ずぶぬれて犬ころ |
住宅 顕信,松林 誠 | |
中央公論新社 |
この人はあまたの時に感傷的、時に哲学的、時に不気味な秀句を多く残しています。
せめてあと10年生きてくれれば、彼の名声は不動のものになったでしょうねぇ。
私もまた、単に雨を嫌がるだけではなく、雨に歌心を発し、秀歌や秀句を残したいものだと欲望に駆られた朝でした。
支持者を芝居見物に連れて行き、安い会費を徴収して差額を補填していたという疑惑をかけられた経済産業大臣と、有権者にうちわを配った法務大臣が辞任しましたね。
芝居のほうが政治資金収支としてやばい感じがしますが、うちわは有価物なんですかねぇ。
なんとなく、ビラなんかに近いような気がしますが。
まぁ、それはさておき。
今朝の新聞報道で驚いたのは、うちわ法務大臣、初登庁の際、出迎えが少ないと言ってすねてしまい、登庁せずに議員会館に帰ってしまったそうです。
しばらくして、法務省玄関は歓迎のために駆り出された職員であふれんばかりとなり、うちわ大臣、おっとりと登庁したとか。
ちょっと秘書に愚痴るくらいなら分かりますが、議員会館に帰っちゃうというのは、いかにも大人げないですねぇ。
この一事をもって、私はこのような上司の下では働きたくありません。
一事が万事ですから。
なんだか外務省幹部とするどく対立した田中真紀子元外務大臣を思い出しますねぇ。
小さな権力を振りかざしてつまらん我がままを通そうなんて、あぁ、嫌ですねぇ。
今朝は弱い雨が降っていました。
三連休明けの朝、なんとなく憂鬱でしたね。
通勤の車から、色づき始めた銀杏並木が見られました。
季節は確実に秋に向かっているようです。
昨年も一昨年も、紅葉見物は神宮外苑の銀杏祭りを訪れました。
あれからもう、1年が経とうとしているんですねぇ。
その前はよく六義園に行っていました。
新宿御苑に出かけたこともあります。
はるか昔、結婚前には養老渓谷まで足を伸ばしたこともありましたっけ。
今年はどうしましょうかねぇ。
季節ごとの楽しみを大切にするのは、我が国民の美風です。
私もこれに倣わなければなりますまい。
非常にスタイリッシュで格好いい、暴力と純愛を描いた問題作を鑑賞しました。
「ドライヴ」です。
映画のスタントマンとして、また犯罪者の逃亡用として、さらには修理工として、運転を生業とする若者。
彼は夫が収監中という若い人妻と恋に落ちます。
その間も、彼は映画に犯罪幇助にと、天才的なドライビング・テクニックを見せ付けます。
そして彼の腕を見込んだヤクザが資金提供して彼をレーサーにしようとします。
さらに、若妻の夫が出所すると、不思議な友情で結ばれることになります。
ヤクザがとんでもないやつで、彼は車の運転だけでヤクザに戦いを挑むのです。
こう書いてしまうと単純なようですが、その映像美や切ない感じ、暴力は北野武監督の名作「HANA-BI」を彷彿とさせます。
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ビートたけし,岸本加世子,大杉漣,寺島進,白竜 | |
バンダイビジュアル |
是非見ていただきたい力作です。
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バップ |
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ジェイムズ・サリス,ホセイン・アミニ | |
バップ |