今日は千葉市の稲毛海浜公園を散策しました。
稲毛の浜、だだっ広い芝生広場、日本庭園、民間航空記念館、各種遊具などがそろう、大規模な公園です。
驚いたのは、海岸や日本庭園などで、じつに多くのコスプレをした人々が、撮影会をしていたこと。
最近、この公園はコスプレのメッカと言われているんだそうです。
多くの、ヨット遊びを楽しむ人々がいました。
遠く、京葉工業地帯も見えます。
ふてぶてしいデブ猫もいました。
気持ちの良い散歩でした。
今日はこれから月に一度の精神科の診察日。
面倒ですが、薬がないと怖いので、行ってきましょう
民進党、どうしちゃったんでしょうね。
解党なんて。
しかも参議院民進党はそのまま残り、今回の衆議院選挙では民進党から候補を立てず、希望の党から、もくは無所属で立候補するとか。
小池都知事が立ち上げた希望の党に自らの意思で丸のみされようとは。
わけが分かりません。
多分、辻本清美議員など、左がかった人は、無所属にならざるを得ないでしょうね。
大体、小池という人、都知事です。
築地移転だとか東京オリンピックだとかがあるのに、まさか辞職して衆議院選挙に出るのではありますまいね。
古くは日本新党の細川政権だとか、悪夢の民主党政権だとか、野党は離合集散を繰り返しすぎです。
しかもメンツはほとんど変わっていません。
小池都知事が党首で、結構な数が当選した場合、首班指名は誰にするというのでしょうね。
第一、党綱領もはっきりしない状況では、何をもって投票の判断材料にすればよいのでしょう?
前原代表、どんな手段を使っても安部政権を終わらせる、と息巻いていますが、終わらせた後、どんな政策をうつのでしょう?
全面的に支持しているわけではありませんが、結局、自民万年堂が安心感があるように感じます。
もう選挙に勝とうとするための離合集散はやめてほしいものです。
昨夜、川端康成先生の少女小説、「親友」を読みました。
なにしろ子供向きに書かれた小説ですから、たいへん読みやすいものでした。
それでいて、川端康成先生らしい、文学的香気にあふれた佳作だったと思います。
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親友 (小学館文庫) |
川端 康成 | |
小学館 |
川端康成先生の、いわゆる純文学作品は、今も文庫本などで容易に手に入りますが、結構書かれていたという少女小説は、あまり見当たりません。
そういう意味では、貴重な復刻です。
私はかつて、戦前の少女たちに人気を博したという雑誌、「少女の友」復刻版で「乙女の港」という少女小説を読んで、感銘を受けたことがあります。
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完本 乙女の港 (少女の友コレクション) |
中原 淳一 | |
実業之日本社 |
これは、戦前の女学生たちの間で流行したという、S(sisterの略)という、少女同士の疑似恋愛を描いたものです。
昨夜読んだ「親友」は、もう少し幼い、中学1年生の少女たちの物語で、時代もややくだって、戦後、昭和25年頃を舞台にしています。
中学の同級生で、顔も背丈もそっくり、誕生日まで一緒だった2人の少女と、家族や先生との間の短い物語です。
夏休み、鵠沼の海岸近くの親戚の家で2人で滞在して楽しく過ごす様子が生き生きと描かれています。
悪い人など登場しません。
この世にはあり得ない、麗しい物語です。
ただ、年齢設定が幼いせいか、「乙女の港」に見られたような、少女同士の疑似恋愛、三角関係、嫉妬、といった、興味をそそる要素が少なく、おじさんとしてはそこが物足りなかったですねぇ。
日頃、残虐非道な殺人鬼が出てくる小説や、悪霊が出てきたり血がドバドバ出るようなホラー映画を好む私ですが、時折、ただ麗しいだけの小説が読みたくなります。
その点、昔の少年小説はいただけません。
むさ苦しいばかりです。
私は少年小説よりも少女小説を好む、不気味なおじさんです。
今日は休暇。
午前中は11時半まで眠ってしまいました。
疲れていたんでしょうか。
お昼は近所の中華屋で醤油ラーメンを食い、GEOに寄りました。
そこで、ホラーを借りました
「ライト/オフ」です。
暗闇になると現われて襲ってくる女と、それに翻弄される家族の物語。
母親、ソフィーは少女の頃、精神病院に入院していました。
そこで知り合ったのが、特殊な皮膚病のため、明かりを極端に怖れる、しかも凶暴な少女、ダイアナ。
ダイアナは無理な治療がたたって、直に亡くなってしまいます。
しかし、親友だったソフィーの意識をとおして、蘇るのです。
いわば、ソフィーの中の幻のダイアナが実体化している、そんな感じです。
そしてソフィーの愛を独占したいがために、ソフィーの家族を襲う、というお話。
見せ場もたくさんあって、飽きさせません。
ラストのソフィーの行動が衝撃的です。
ただ、ハード系のホラーではありません。
わりあい描写がソフトで、心理的に恐怖を演出している感じです。
ホラー入門編といったところでしょうか。
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午後、DVDを鑑賞しました。
「ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄」です。
ニコラス・ケイジ主演の、ホラーというか、ダーク・ファンタジーというか、そんな感じの映画でした。
まぁ、ハリウッドっぽい、起承転結のしっかりした物語で、そこそこ楽しめましたが、いかんせん浅い。
明日には忘れてしまいそうです。
ハロウィーンの夜、お祭り会場から忽然と姿を消した7歳のチャーリー。
そのチャーリーを必死に探す父親と母親の苦悩を描いています。
なかなか見つからないなか、父親は、ハロウィーンの夜に失踪した子供にかぎって、他の日の失踪事件に比較して極端に戻ってくる確率が低いことを突き止めます。
そしてなぜか、次の年のハロウィーンが近づくと、息子からの「幽霊に対価を支払って」とか、「寒い場所にいる、助けに来て」などの幻聴が聞こえるようになります。
ある夜、母親が腕に自傷行為を。
不思議な紋章を腕に刻みます。
インターネットを駆使したり、霊媒師を呼んだりして、その紋章が古代ケルト神話のものだと分かります。
さらに調べていくと、1600年代後半、小さな集落でしかなかったニューヨークで疫病が流行し、多くの者が亡くなり、集落の人々はキリスト教を信じず、ケルトの神を信じる女のせいだと決めつけて、この女と三人の幼い子供を火あぶりにしてしまったことが判明。
しかも火あぶりにされるとき、女は、「毎年ハロウィーンの夜、三人の子供をさらってやる」と叫んだことが記録に残っています。
以来、300年以上にわたって、ハロウィーンの夜、子供が三人さらわれ続けているというわけ。
で、霊媒師のようなホームレスの盲目のおっさんに、ハロウィーンの夜だけ向こうの世界とこちらの世界がつながり、その日だけは、前の年にさらわれた3人に限って連れ戻すことができる、と聞き、父親は単身、向うの世界に突撃し、息子を含めた3人を連れ戻す、というハッピー・エンド。
画面が全体的に暗く、異様な雰囲気をかもしだそうとしますが、なぜかこの手のダーク・ファンタジー、米国の映画は深味が無いように感じます。
ヨーロッパや日本の映画に見られるような、おどろおどろしさがありません。
若い国の限界なんでしょうかねぇ。
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昨夜はDVDでゾンビ・コメディを観ました。
「オー・マイ・ゼット!」です。
ゾンビ映画というのは作られすぎの感があって、最近はコメディに走るものも少なくありません。
その中でも、なかなかの出来でした。
日本中を震撼させた ゾンビパニック勃発から5年後。
事態は収拾し、いまやすっかり平和を取り戻しています。
そんなある日、どこからともなく現れた一体のゾンビが花田さんの家に迷い込みます。
居合わせたのは、花田夫妻をはじめ、動画投稿が趣味の高校生、町工場の冴えない社長、怪しげなインターン医師、そしてゾンビの生前の妻だと名乗る女。
ゾンビを見つけたら直ちに警察に連絡するのが国民の義務とされていますが、ゾンビはまるで絶滅危惧種の動物のように、密かに高値で売買されていることから、「あのゾンビどうする?」と、喧々諤々の議論が繰り広げられ、すったもんだの末ゾンビ捕獲に乗り出したとき、物語は予想外の展開を見せます。
人間がゾンビを襲う! ?という定番の逆をいく設定で、人間たちの滑稽で残酷なドラマが繰り広げられます。
滑稽でちょっと怖い、コメディでした。
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昨夜は篠田節子の「銀婚式」という小説を読みました。
文庫本で380ページほどですが、一気に読みました。
タイトルからいって、夫婦の25年間の物語を想像すると、肩透かしをくいます。
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銀婚式 (新潮文庫) |
篠田 節子 | |
新潮社 |
これは、地味な男の、普通の物語だといえるでしょう。
一流大学を出て、証券会社に勤め、ニューヨーク支社で働く高澤。
しかし、妻は米国生活に慣れず、気鬱に沈み、幼い息子を連れて帰国してしまいます。
やがて、離婚。
ほどなくして、証券会社が倒産。
その後中堅の古い保険会社に再就職しますが、古臭い社風にあわず、リストラされてしまいます。
つてを頼って仙台のおバカ私立大学で経済学を教える教員になります。
ここで、おそろしく勉強の出来ない学生たちの指導に悪戦苦闘したり、事務職の若い女との恋愛沙汰があったりします。
また、大学受験を控えた息子の相談に乗ったり、別れた妻が親の介護に疲れているのを助けたり。
大学に合格した息子がデキ婚したり。
何気ないようで、じつは結構たくさんの問題が発生する、普通の人生が、淡々と綴られていきます。
圧倒的多数の人々は、普通の人生を生きているわけで、そこに、この物語の魅力があるものと思います。
ラスト、息子の結婚式に出た高澤は、元妻に、「やり直すか」と問います。
元妻はそれには応えず、「続いていれば、今年が銀婚式なのね」と一人ごちます。
誠に印象的なラストです。
元夫婦は再婚するのでしょうか?
それともそれぞれの人生を一人、歩むのでしょうか?
どちらであっても、それは結構色々ある、普通の人生になるでしょう。
今日は少し調子が良かったようです。
会議だの打ち合わせだので忙しかったせいかもしれません。
忙しいと、自分の心に向き合う時間ができませんから。
気がまぎれるということでしょうか。
最近の気分の落ち込みが、今日も続いています。
出勤はしましたが、午前中は、仕事をするでもなく、ぼうっとしていました。
急ぎの仕事がなかったせいもありますが。
昼休み、昼寝して、午後は少し働きました。
ただし、頭を使わない、手作業です。
会議資料をコピーしたり、組んだり。
普段は私の下にいる若手の女性にやらせる仕事ですが、今日は時間つぶしのために、自分でやりました。
朝調子が悪くて、夕方に向けて良くなってくる、というのは、うつ病の特徴の一つです。
ほぼ完治して8年ですから、このままずるずる悪化することはないと思いますが、9月30日に予約している次回の診察では、主治医に相談してみようと思います。
生きる意味、みたいなことについては、誰もが一度は考えたことがあるでしょう。
大学を出て、安定した職業に就いて、結婚もしてマンションも買って。
精神障害もほぼ克服して。
子宝には恵まれなかったとはいうものの、私は表面的にはしっかりと生きてきたように見えるでしょうね。
食うや食わずのような状況に置かれていると、安定して食えるようになることが人生の目標になるので、かえって生きる意味を考えないようになるそうです。
むしろ先進国などの豊かな社会のほうが、生きがいとか生きる意味について思い悩む人が多いのだとか。
そして一般的に、思春期、中年期、老年期にそういった思いが強くなるんだそうです。
思春期については、まぁ、当たり前と言えます。
中年期は、ある程度の社会的地位や収入を得て、このままこうして生きるためだけに働き、老いていくのか、という絶望感から。
老年期は、引退しているためか、自分は世の中に必要とされていない、死んだほうが喜ばれる、という悲哀から。
なんだかこのところ、私は生きがいだとか、生きる意味だとかをぼんやりと考えて、とてつもない落ち込みに入り込むことが多くなりました。
まさに中年期の葛藤。
あるいは男性更年期でしょうか。
こういうのには抗うつ薬も抗不安薬も効きません。
あまりに根源的な問題に、薬など無意味です。
仏教では悟りを開くことが人生の最終目標とされますね。
至高体験を求めるのがマズローの心理学。
人生に目標などない、というのがニヒリズム。
その他あらゆる宗教や哲学が人生の意味について様々な論を展開しています。
それはほとんど無数というくらい。
中には人生の意味を探すことが人生の意味だ、なんて頓智のようなことを言う人もいます。
しかし百万冊の宗教書や哲学書を読んでも、その人個人の生きる意味を見つけることはおそらく出来ないでしょう。
私の主治医である精神科医は、「ハッピー感を感じながら生きられるようになることが大切です」などと、単純で間抜けな言葉を念仏のように繰り返しています。
でもそれはそうなのでしょう。
毎日ハッピーなら、そもそも生きる意味なんて考えることもなくなるでしょうから。
でも週5日フルタイムで働いて、毎日ハッピーな人なんて滅多にいないと思います。
いたとすれば、よっぽど得意で好きなことを仕事にしている人か、あるいは少々オツムが弱い人なのではないでしょうか。
この葛藤が、単なる精神のバイオリズムの悪戯であることを強く願います。
そうであれば、バイオリズムによって、葛藤は消えていくでしょうから。
でももし、これが半ば永続するようなら、仕事にも支障をきたすことになるでしょう。
論語には、四十にして惑わず、と書かれていますが、私は48にして多いに惑い、迷妄の森を彷徨っているようです。
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論語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典) |
谷口 広樹 | |
角川書店 |
敬老の日。
昨日とは打って変わって晴れて暑くなりました。
午前中は自宅でごろごろしていましたが、あんまりきれいに晴れているので、出かけたくなり、千葉駅周辺の繁華街をふらつきました。
最近、千葉駅には駅ビルが出来て、たいそうな賑わい。
一方、閉店してしまった千葉三越周辺は閑散としています。
時の流れがかくも過酷であろうとは。
無常を感じます。
雨の日曜日。
静かにDVDを鑑賞しました。
大ヒットをとばしたアニメ映画「君の名は。」です。
アニメを観ることはほとんどないのですが、社会現象にまでなった話題作、どんなものかと思って、すぐお隣のGEOで借りました。
30本くらい並んでいましたが、ほとんど貸し出し中で、わずかに1本、残っていました。
今も人気は健在なのですねぇ。
観た感想は、これは売れるだろうな、というもの。
非常に美しい風景表現や、テンポの速いストーリー展開。
滑稽味もありながら、切ない物語に仕上がっています。
思春期の多感さを、SF的に切り取って見せて、引き込まれます
少年少女向きの映画なのかもしれませんが、中年のおじさんも、ひと時、ノスタルジックな感動に浸りました。
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「君の名は。」DVDスタンダード・エディション |
田中将賀,新海誠,新海誠,RADWIMPS | |
東宝 |
今日は必至の想いで出勤しました。
出勤してしまえばなんとかなるもので、だるさや眠さに負けず、わりときっちり仕事をこなせました。
今日やろうと思っていたことは終わりました。
出勤こそ最大の良薬かもしれませんが。
良薬は口に苦し、とはよく言ったものです。
今朝、いつもどおり6時半に起きたのですが、なんとも体がだるく、しっかり寝たはずなのに眠くてたまりません。
肩や腰に痛みもあり、熱は平熱でしたが、風邪のひきはじめではないかと思い、大事をとって休むことにしました。
9時に職場に電話して、その後11時半まで眠りました。
月曜日には寝坊して3時間遅刻しました。
職場で複数の人から顔色が悪いと、ここ数日言われます。
何かがおかしい。
まさかうつ状態の再発では?
うつ状態は風邪に良く似た症状で始まることも多いのです。
寛解してから8年目になるというのに。
しばらくは様子をみるしかありません。