ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

残業

2013年12月05日 | 仕事

 いつも残業している愚か者どもを、ざまぁ見ろとばかり、定時ぴったりに帰っている私が、珍しく1時間だけですが残業してしまいました。

 悔しいですねぇ。

 日頃から、後輩などに、「勤務時間は決まっているのだから、時間内に終わるように手際よく仕事をしろ」と指導しているのに。

 私の年間の残業時間は10時間程度です。
 本当に万やむを得ざる場合のみです。
 それも多くは、他の部署の仕事が終わるのを待たなければこちらが動けない場合です。

 今日がそうでした。

 人によっては、月の残業時間が100時間を超えているというから驚きです。

 誰しも金が欲しいのは同じで、1時間残業すれば2,500円くらいもらえるので、100時間というと25万円ですか。
 それに基本給や通勤手当、扶養手当、住宅手当などの各種手当を加えれば、大した高給取りですねぇ。

 でもそれは、仕事のスケジュールを管理できないおバカさんがやること。
 あるいは金が欲しいがために仕事があるふりをしている者かもしれません。


 私も多忙な部署に配属された時は毎日残業を余儀なくされましたが、100時間なんてことはなかったですねぇ。

 時は金なりと言いますが、本当に金になるのだからおいしい話です。

 でもその言葉の意味するところは、お金と同じくらい時間は大切なのだから、残業などせず、自分の時間を確保して、それを有効に使え、ということなのだと思います。

 ウィスキーを飲みながらくだらぬブログの記事を書いている時間が、私にとって有効と言えるのかは不明ですが、少なくとも職場にいるよりはマシでしょう。

 それでも昔よりは良くなったと思います。

 昔は残業や休日出勤を厭わない、滅私奉公をする者が評価されていましたから。

 今は逆です。
 そりゃそうです。
 残業されたら超過勤務手当を支払わざるを得ず、この世知辛い世の中で、人件費はなるべく安く抑えたいわけですから。

 そういう意味では、ほとんど残業せず、しかし時間内に緻密で精確な仕事を成し遂げる私にとって、やっと評価される時代が訪れたのだと思います。

 で、今日の1時間が2,500円に化けたところで、失った私の時間が帰ってくることはなく、それが悔しくて仕方ありません。

 反省すべき日となってしまいました。

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和食とその文化

2013年12月05日 | その他

 このたび和食とその文化が、世界無形文化遺産に登録されることが決定したそうです。

 私としては、わが国の誇り高い老舗料亭などがミュランガイドへの掲載を断るように、世界無形文化遺産なんてものに立候補しないで欲しかったですねぇ。

 ただでさえ、鮨や刺身を異国の美食家が好むようになり、日本人の口に入りにくくなっているのですから。

 で、以前、キムチとキムジャン文化も世界無形文化遺産の候補になっており、韓国では登録確実、と大騒ぎしてると報道されていました。

 しかし、ユネスコから、キムジャン文化(キムチを漬ける際の伝統行事など)を候補としているのであって、キムチという食品を対象としているのではない、と韓国へ警告が出され、さらには、あんまり騒ぐとキムチの宣伝活動に利用される怖れがあるのでキムジャン文化の候補も取り消さなければならなくなる、とかなりトーンが上がっています。

 そういう状況下での和食とその文化の登録決定ですから、半島の人々は面白くないでしょう。

 でも多分、彼らは和食とその文化は朝鮮半島由来のものだと言いだすでしょうから、それならわが国の食文化が世界無形文化遺産に登録されたことを、起源の国として喜ぶのが道理かと思います。

 中華料理は候補になっていないそうですが、変な箔を付けなくても、中華料理は世界を征服したと言ってよいでしょう。

 世界中に、その土地に合わせて微妙に変化したにせよ、中華料理は普及しています。
 しかもわりと安価に食べられます。
 わが国でもそこいら中に高級中華料理店から、町の中華屋まで、溢れかえっていますね。

 世界で和食といえば高価なものとされ、簡単には食べられません。

 米国の刑事ドラマを見ていたら、夜中、車の中で張り込みの最中、刑事がハンバーガーを頬張りながら、相棒の刑事に、「お前は鮨を食ったことがあるか?ウニは絶品だぜ。おれはこのヤマが終わったら鮨を食いに行くんだ」と嬉しそうに話していたのが印象的でした。

 ある事件が解決したとか、何か特別な時に食すというのが、米国庶民の和食に対する感覚のようです。

 今回登録された和食とその文化は、高級鮨や懐石料理などより、一汁三菜などの、わが国の庶民が食してきた、本当の意味の食文化を主に指しているようで、それはなかなか大した眼力だと思います。

 そうであるなら、異国の美食家のみなさんにおかれましては、高級魚を買いあさるようなことはせず、素朴な和食を味わってもらいたいものだと、切に願います。

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徹夜国会

2013年12月05日 | 社会・政治

 お疲れ様ですねぇ。
 昨日の参議院での審議、早朝4時まで続いたそうですね。
 霞が関の官僚には待機がかかったでしょうから、役人にとってはいい迷惑です。

 それでも特定秘密保護法案の採決にはいたらず、自民党は今日、採決する構えをみせています。

 私もかつて、決算などで完全徹夜をしたことが何度かありますが、その時は気分が高揚しているから大丈夫なのですが、2,3日後、無事決算が終わるとどっと疲れて、熱出したりするんですよねぇ。

 国会議員とかキャリア官僚とかいう人々、頭脳よりも優れた判断力よりも、まずは体力が重要です。

 特定秘密保護法案、一部マスコミは天下の悪法のように騒いでいますが、これがあれば、民主党政権下における中国船の体当たり映像が秘密に指定されることはなかったんじゃないかと思います。

 なんでも決まりごとが無いと、恣意的に運用することが可能になってしまいますから。

 映像をネット上に流出させた件の海上保安官、お気の毒に職を失いましたが、不起訴処分となり、前科はつきませんでした。
 不幸中の幸いと言うべきでしょうね。

 当時の仙谷官房長官は、その海上保安官を指して、「政府の指示に従わずに勝手に国家機密をもらした犯罪者であって、英雄扱いは許せない」と吠えていましたっけ。
 ずいぶん国家主義的な考え方をする人ですねぇ。


 それにしても、なんであれが国家機密なんでしょうねぇ。

 海上保安庁は直ちに映像を公開できるよう準備していたと言いますから、国家機密だなんて露ほども思っていなかったんでしょうねぇ。

 徹夜して、自民も民主も相手のなんちゃら委員長の解任動議を出したりして、頑張っちゃっています。

 しかし、維新もみんなも自民党案に賛成のご様子。

 民主党、3年間チョンボを続けたツケに苦しめられているようです。

 身から出た錆とはいえ、お気の毒ですねぇ。

 民主党政権の唯一の功績は、綱領も無いような寄せ集めの集団に政権を渡してはいけないということと、総理やその他各大臣は、誰がやっても同じでは無いということを、国民に広く知らしめたことでしょうか。

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