今日はしとしと雨が降り、ひどく寒い一日でした。
真冬並みです。
今日はリフォームで唯一残った納戸のドア交換の日でしたが、リフォーム業者の不手際で職人を押さえることが出来ず、来週に延期となってしまいました。
担当者が謝りに来ましたが、和室からフローリングに替えた6畳間が物置状態になっており、これの解消を強く望み、今日やっとそれが成ると思っていたため、日頃温厚な私が担当者を怒鳴りつけてしまいました。
謝りに来たと言っても本社から我が家は車でわずか20分もかからない距離です。
謝りに来る手間など高が知れています。
ミスを犯した担当者も、怒鳴りつけた私も嫌な気分になってしまいました。
しかし納期を守らないならあらかじめ知らせるべきで、当日になってそのことを告げるなど、まともな会社とは思えません。
これまでの仕事がきっちりしていただけに残念でなりません。
今日は朝一番で近所のシネコンに向かいました。
車で15分ほど。
観たのは北野武監督の「首」です。
本能寺の変前後の信長、秀吉、光秀、荒木村重らを描いた大作ですが、好悪が分かれる作品だと思います。
まず、やたらと首を切り落とし、高々と掲げるシーンがあること。
日本人はかつて首狩り族だったことを思い知らされます。
NHK大河ドラマでは絶対に無いシーンです。
NHKで描かれない点と言えばもう一つ、武人の契りと称する男色が色濃く描かれることです。
この作品では荒木村重と光秀は恋仲ということになっており、光秀に辛くあたる信長はじつは光秀に懸想しています。
信長と森蘭丸との濡れ場は特に濃厚です。
かつてわが国では男色はタブーではなく、むしろ男の嗜みの一つであったと聞きます。
男とも女とも色を楽しむのがむしろ普通であったとか。
そういう意味では、この映画はもしかしたらリアリティを求めたのかもしれません。
しかし、本能寺の変あたりの秀吉は脂が乘りきり、野心に燃えていたはずですが、たけし演じる秀吉はユーモラスで枯れたおじいさんにしか見えません。
他のキャストがなかなか良かっただけに残念です。
特に信長役の怪演が光っていました。
狂気じみた感じが信長らしい感じです。
2時間30分の長尺を飽きさせないのは見事ですが、たけしには監督に徹してほしかったと思います。
たけしが登場すると、あまりの存在感から秀吉ではなく、たけしにしか見えません。
是非とも観て欲しい映画ではありませんが、私はまぁまぁ楽しめました。
今日は変に忙しい日でした。
まず朝10時半にカーテン業者が来て我が家に6つある窓やベランダへの出入り口の採寸。
これに1時間以上かかりました。
終わってパスタとサラダと珈琲の昼飯。
レストランで1時間かけてゆっくりと食事を楽しみました。
その後すぐに家具屋に車を走らせ、各種家具を購入。
リフォームに合わせたインテリアの変更のためです。
家具屋での買い物を済ませてから電気屋でホットカーペットを購入。
今まで使っていた物が温まらなくなってしまったのです。
処分しようと思って製造年が目に入り、なんと1999年製でした。
調子が悪くなるはずです。
リフォームの仕上げは11月26日の物入れのドア交換。
この日までに必要な物を買い揃え、全て終わらせようと思ったら多忙な一日になってしまいました。
夕方、気力を振り絞って八百屋と魚屋に行きました。
魚は鰹の刺身と蛸ぶつ。
野菜はフルーツトマトと煮浸しです。
明日は仕事ですが、なんだか土曜日のような気がします。
これから湯に浸かって晩酌です。
こんな風にくだらぬことに時間を費やして人生を終えるのでしょうね。
リフォームがほぼ終わると、今度はカーテンが古びていることが気になり始めました。
で、船橋にある千葉県内最大と言われるカーテン専門店に足を運びました。
いったいどれだけあるのやら、2階建ての店舗には、これでもかというほどカーテンがぶら下がっていました。
わが家のインテリアの基本は緑。
ソファもカーテンも食卓もベッドのシーツや掛布団カバーもみな緑です。
当然、新しいカーテンも緑の物を選びました。
11月23日に採寸に来てもらい、先払いでお金を振り込んでから約2週間で完成し、納品となる予定です。
大変な散財ですが、今年は仕方ありません。
月曜日から始まった小規模リフォーム、ほぼ終わりました。
ほぼというのは、予期せぬことが起こり、完全には終了できなかったからです。
防寒対策のため、窓に内窓を付けて二重化したのですが、小さな出窓だけ、ブラインドを使っており、これを付けていると邪魔になって内窓が取り付けられないことが判明しました。
ネットで調べたら、内開きの窓にはスイングレールなる物を取り付けて、そこにカーテンを下げるという工程になるようです。
それと、リフォームとは直接関係ありませんが、3畳ほどのホットカーペットとカーテンがひどく古びている感じがして、これは買い替えなければなりません。
家中奇麗になって、その分交換していない所が目につくようです。
軽自動車が買える程度の金額でしたが、なんだかんだでホンダのフィットが買えるくらいになってしまいそうです。
今年は車検もあったし、物入りな年となりました。
子供がいない私たち、金を残しても仕方ないし、気分良く暮らすためには、この程度は必要なのだと思います。
何しろ新築で購入してから23年間、何もいじらなかったのですから。
今日から工事完了の金曜日まで私が休暇を取って工事の立ち合いです。
この3日間で一部屋だけあった6畳敷の和室のフローリング化、LDKの壁紙と天井紙の張替えが終わりました。
わが家はオールフローリングになりました。
明日はクロスを張るためにいったん外したエアコンを取りつけに電気屋が来るのと、物入のドア交換その他細かい物のために建具屋が来ます。
金曜日に寝室の窓を二重化するための工事を行って終了ということになります。
ピカピカになったリビングにいると、カーテンが大分古びて元々緑色だったのが、茶色っぽくなってきたのが気になります。
そこで今度の日曜日に千葉県で最も大規模なカーテン専門店を訪れることにしました。
さすがにそこで打ち止めかと思います。
何もしなかったのに、変に疲れる一日でした。
今日から5日間の予定で小規模リフォームが始まりました。
立ち合いが必要とのことで、月・火は同居人が、水・木・金は私が休暇を取って立ち会うこととしました。
今昼休みでスマホからこの記事を書いています。
帰宅したらどんな状態になっているのか見るのが楽しみです。
なんだか急に寒くなってきました。
秋がほとんど無いまま冬が訪れようとしています。
この季節、燗酒や焼酎のお湯割りが旨いため、つい飲みすぎてしまうこともあります。
しかしかつてのような無茶な飲み方をしなくなったというか出来なくなったため、二日酔いになるほど呑むことはありません。
白玉の 歯にしみとおる 秋の世の 酒は静かに 呑むべかりけり
このブログで秋になると一度は紹介している敬愛する歌人、若山牧水の短歌です。
コロナになってからほぼ宴会は無くなり、宴会が好きという人はあまりおらず、ましてや職場の宴会など苦痛でしかありません。
仕事だと思って嫌々出席するというのが多くの人の本音なのではないかと思います。
本当に呑みたい酒は独りで、あるいは気の合う数人で呑むものと決まっています。
今宵も同居人と二人だけの酒を楽しみたいと思います。
嬉しいはずの土曜日ですが、午前中は内科と眼科、病院のハシゴとなりました。
まず8時に内科に行き、終わったのが9時50分。
眼科は意外にも空いていて、10時50分に帰宅することができました。
午後は明後日に迫った小規模リフォーム準備のため、リビングの家具やら小物、置物をすべて私の部屋と同居人の部屋、脱衣所、玄関先等に移動。
結構疲れます。
夕方、かねて頼んでいたスケルトンの蓋付き懐中時計が届きました。
こんな感じです。
これで安物の蓋付き時計と蓋付きスケルトン時計、少々値の張った蓋無しの懐中時計2つ、それにローマ数字のスケルトン時計と揃いました。
私は日頃見慣れているアラビア数字を好み、ローマ数字は見にくいと思いますので、ローマ数字の時計は一つだけです。
ここらで懐中時計を買うのは止めようと思います。
今週も月曜日から金曜日までしっかり働きました。
金曜日の終業ほど嬉しい時間はありません。
こんなことをもう32年ちかく続けているのですね。
これに幼稚園の3年、小学校の6年、中学校の3年、高校の3年、大学の4年間を加算すると、じつに51年になります。
人生のほとんどを平日はどこかに通う生活をしていることになります。
サラリーマンならそんなことは当たり前なのでしょうけれど、他人のことはどうでもよく、ただおのれ一人のことを考えると、よくもここまで通い続けたものだと思います。
そして、これから11年以上、同じことを続けるのかと思うとうんざりします。
就職して10数年くらいは無我夢中だったような気がします。
大きな分岐点となったのは36歳での精神障害発症でしょうね。
今でこそ大量の精神病薬の服用によって普通に働けていますが、発症から数年間はまともに働くことが出来ませんでした。
よく働くということは傍を楽にすることだという言説を耳にします。
私はまわりの人間を楽にするよりも自分が楽したいのですが、断るのが苦手という損な性分のせいで、傍を楽にしてばかりのような気がします。
また、仕事は忙しい人に頼め、と怖ろしいことを言った先輩がいます。
忙しいということはそれだけ優秀で多くの仕事をきっちりとこなしているはずだから、というのがその理由です。
でもそんなことを続けて脳梗塞で突然倒れ、30代後半で亡くなった後輩を知っています。
責任感が強く、勉強熱心なうえに優秀な人で、何を頼まれても笑顔で応えていました。
見た目の明るいイメージからはうかがい知れない疲労が蓄積していたものと思われます。
それを知った時、結局私の精神障害の発症も極端な多忙が原因だったと思いました。
私の場合は精神の病を得ましたが、亡くなった後輩は体の疾患のため、突然死のようなことになってしまいました。
それなら精神障害のほうがよほどマシだったと言えるでしょう。
そういう意味では、私は幸運だったのかもしれません。
私と同じ年齢で職階も経験年数も全く同じあるご同輩は、15時半を過ぎると急速に疲れがでて勤労意欲を失い、終業の17時15分までダラダラ過ごす、と言っていました。
気持ちは痛いほど分かりますが、それが許されるポストに座っているということです。
私の席はそういうわけにはいきません。
ご同輩の部下は3名なのに対し、私は15名ほどいます。
昼間は部下からの質問や相談で時間を取られます。
一番面倒くさいのは部下同士の不仲を訴えられることです。
正直他人を尊重することが出来ない幼稚な人々だと思いますが、まさかそう言うわけにはいきません。
両方の話をよく聞いて、落としどころを見つけなければなりません。
非常に疲れます。
で、自分のデスクワークは時間外になってしまうというわけです。
元々メンタルが弱い私にそういう席を任せることが異常だと思いますが、サラリーマンは紙きれ一枚でどこへ飛んでいくのか分かりません。
あと11年、傍ではなく、自分が楽したいと切に願います。
3連休あけの月曜日。
気分が良かろうはずがありません。
辛い一日を無事乗り越えました。
それはさておき。
阪神タイガースが38年ぶりに日本一に輝いたそうですね。
38年前と言えば私は16歳。
ずいぶん長いこと日本シリーズ制覇から遠のいてたのですね。
私が16歳の時、阪神ファンは道頓堀に飛び込んだり、自転車やカーネルサンダースを道頓堀に放り投げたり、やりたい放題でした。
正直、テレビで見るそれらの光景は不快でした。
16歳といえば、精神の漂流が始まった頃でした。
日々の憂鬱な感情は常態化し、時折来る激しい高揚感に戸惑っていました。
考えてみればその頃から躁鬱気質だったのかもしれません。
表面上は楽し気に過ごしているように繕っていましたが、実際は真逆でした。
青春の憂鬱と言うんでしょうか。
一匹狼と言うほどではありませんでしたが、私は群れることが嫌いで、中学、高校、大学と、部活動やサークル活動は一切しませんでした。
親しい友人は少しいましたが、基本的に一人を好みました。
そのため私は結婚を決めるその瞬間まで、生涯独身でいようと思っていました。
しかし縁というのは不思議なもので、なんとなく付き合っていた女性とダラダラ4年間もたってしまい、互いに20代も終わりに近づいて、両方の親からの強いプレッシャーに負けて、ダメなら離婚すれば良いくらいの気持ちで私が28歳、彼女が29歳の時に結婚しました。
それが今の同居人です。
早晩別れるのだろうと思っていましたが、何の因果か25年も一緒にすごしてしまい、銀婚を祝うまでになってしまいました。
ここまで来ればもう別れるのも億劫で、なんとなく、一緒にすごしてしまうんだろうという予感を持っています。
それでも時折、部活もサークル活動もせず、わずかな友人と青春の傲慢さで周りを見下し、根拠の無い自信に満ち溢れていた頃が懐かしく思い出されます。
今は自信を無くした初老に近い木っ端役人で、夢も希望もなく、ただ死ぬのが怖いから生きているだけです。
30代半ばで精神病まで発症してしまい、私の人生は大いに狂うことになりました。
でもそれで良いのです。
自分の能力の限界も見えましたし、まぁまぁ人並みの生活は出来ていると思っています。
紅茶の香りがプルーストを過去に誘い、長大な小説「失なわれた時を求めて」を書かせたと言います。
それでは阪神優勝が私を過去に誘っているのかもしれません。
でもだからと言って、プルーストの真似は出来ません。
11月13日(月)から5日間で小規模リフォームを行うことはすでにこのブログで報告したところです。
今日、リフォーム会社の営業が職人を何人か連れて最終的な確認に来ました。
細かく寸法を測って、何かこちらの要望で漏れているところは無いか聞いてきて、いくつか、見解に齟齬が生じた点があることが分かり、それらを解決していきました。
午後は早々と押し入れを空にしました。
単に押し入れの中の物をすべて私の部屋に運んだだけですが、結構な重労働です。
日頃体を動かすことが無いので、この程度でも疲れます。
今回、私の部屋は手を付けないので、私の部屋に逃がした物であふれています。
少しの我慢です。
昨夜、3連休の初日ということで少々晩酌が過ぎたようで、なんとなくだるい朝を迎えました。
それでも7時起床です。
平日は毎日6時に起きているので、7時でも余裕があるように感じます。
朝は簡単に生卵と納豆だけで白飯を食いました。
最近卵を茜美人という物に替えたのですが、安価で味が良く、気に入っています。
ただし、入荷量が少ないのか、すぐに売り切れてしまうので、早目にスーパーマーケットに行かなければなりません。
午前中、同居人は施設に入居している義母を整形外科と内科に連れていくため、私一人でお留守番。
朝食を摂って昨深夜に放送された「きのう何食べた」シーズン2を録画したものを観ました。
中年男ゲイカップルの何気ない日常を描いた作品ですが、何気ないといっても同性愛に対する差別の問題やゲイならではの悩みがそこここに散りばめられ、社会的な側面を持っています。
これまで、録画してまで観たいテレビドラマなんて一つも無かったのですが、今作はどこか違っているようです。
一人なのを良いことに、観終わったらソファで眠ってしまいました。
12時過ぎに同居人が帰ってくるまで目覚めませんでした。
疲れているのか深酒のせいなのか、その両方なんでしょうね。
お昼は少し離れたイタリア料理店でパスタとサラダ、それにスープと珈琲のセット。
味は悪くないのですが、量が多いのが玉に瑕。
つい、少し残してしまいます。
最近、食う量は増えていないはずなのに、体重がじわじわ増えてきました。
加齢のせいなのでしょうが、気を付けなければいけません。
私はもともとコレステロール値が高いですから。
これから車検の終わった愛車を取りにいかなければなりません。
ディーラーまでは車で15分もかからないので大したことはありませんが、それでもどこか億劫です。
3連休の初日。
朝10時に車検のため愛車のスバル・インプレッサをディーラーに持ち込みました。
明日の夕方には返してもらえるとのことです。
代車はプレオプラスという軽自動車。
軽自動車、代車で何回か乗っていますが、エンジン音がうるさく、スピード感があるうえ、おもちゃみたいで安定感がなく、運転していて怖ろしい乗り物です。
今日と明日、ディーラーを往復するだけなのでどうということはありませんが。
昼は中華のランチコースをいただき、13時に火災報知器の点検がありました。
なんだかしょっちゅう検査している感じです。
その後ご近所を途中喫茶店での休憩を挟んで2時間ほども歩き回りました。
季節外れの暑さ、本当だったんですね。
普段は暗い事務室にいるので暑さに気付きませんでした。
気持ちの良い散歩、それに加えて仕事っぽいこともあって盛沢山な一日でした。
昨日、10月1日(日)に東京大神宮で行われた銀婚を祝う神事の際に同居人と二人で撮影した記念写真が届きました。
プロのカメラマンによる記念写真は結婚式以来25年ぶりのことであり、さすがプロだけあってうまく撮れています。
修正したのかと思うほど若々しく、まだまだ老け込む年ではないと実感しました。
しかし、誰にでも起こる現象なのかもしれませんが、最近記憶力が落ちているように感じます。
以前は過去の打合せ、会議等で決まったことは明白に覚えていたのですが、最近はきちんとメモを取らなければ記憶があやふやになってしまいます。
これ、事務職としては結構ダメージが大きくて、悩みの種になっています。
もしかして若年性認知症なのかもしれません。
そうだとすると後半生の人生設計が大きく変わってきます。
働けなくなり、知人や家族親族の顔さえわからなくなってしまうでしょう。
今は亡き山口美江さんのお父様が認知症になって娘が誰だかわからなくなってしまい、親切で魅力的な女性だと思ったのか、娘に求婚したそうです。
山口美江さんはお父様を深く尊敬し、慕っていたため、非常にショックだったようです。
ある医者が、認知症になると周りは大いに困るが、本人は幸せかもしれない、と言っていて、医者が吐くセリフかと思ったことがあります。
でもそれは本当なのかもしれません。
いずれにしろ、軽く考えず若年性認知症の検査を受けるべきなのかもしれません。