ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

ハプニング 

2008年07月31日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 M・ナイト・シャマラン監督の最新作「ハプニング」を観に行きました。
 原因は不明ですが、一定の地域で風にあたると、次々に人々が自殺していく、というパニック映画です。原因が不明であるというところが、今までのシャマラン作品と大きく異なる点です。静かに、人々が狂っていきます。そのさまは、人間もまた、何が起こるか分からない自然界の一員であることを実感させます。
 演出が抑え目であることが、よけい恐怖をかきたてます。

 ハプニングといえば、映画の帰り、レストランで昼食をとったのですが、隣の席に座った清楚でおとなしそうな中年婦人が、出された珈琲カップを、売ってくれと店員にねだり、ついには、ただで貰ってしまいました。
 中年婦人の図々しさ、ここに極まれり、という感じでした。
 店員も対応に困ったことでしょう。

ハプニング (特別編) [DVD]
マーク・ウォールバーグ,ズーイー・デシャネル,ジョン・レグイザモ,アシュリン・サンチェス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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2008年07月30日 | 精神障害

 夏ですね。
 当たり前ですが、暑いです。
 最近、暑くて腹が立ちます。ものには限度というものがありましょう。
 でも、こんなことを主治医に言うと、躁による立腹と言うかもしれません。
 私は夏生まれですが、夏が嫌いです。
 エアコンが普及する前は、辛かったことでしょう。
 今日はエアコンの効いた部屋で、ただぼうっとしていました。


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不安

2008年07月29日 | 精神障害

 先週の診察で職場復帰のことを話題にしてから、不安が募っています。
 精神科医は、「まあ、暇だから仕事でもするか」というような、気楽な気持ちにならなければ、復帰は困難だと言います。
 しかし、復帰が近づけば、不安が増大するのは明らかで、それが無くなるのを待っていたら、永遠に復帰できないような気がします。
 精神科医は月末に翌月の復帰が可能かどうか、判断したらよい、と言って、五ヶ月がたちました。8月も休むことが決まっています。
 例えば9月1日とか、10月1日とか、復帰する日をあらかじめ決めて、それに備えて体力を養うために散歩したり、事務仕事に耐えられるように新聞の社説を要約するなど、なんらかの訓練をすることが必要だと思います。
 復帰のタイミングは難しいですが、どこかで我慢しなければ、それは不可能であると、私は考えています。


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白浪五人男

2008年07月28日 | 文学

 7月25日(金)の深夜にNHKで放送された「劇場への招待・『青砥稿花紅彩画』(あおとぞうし はなの にしきえ)」を録画したビデオを観ました。
 通称「白浪五人男」で知られている歌舞伎です。
 歌舞伎特有のご都合主義も気にならない、娯楽作でした。
 尾上菊五郎演じる弁天小僧の江戸弁にうっとりとし、悪を描く徹底ぶりに圧倒されました。
 作者の河竹黙阿弥については、小林恭二の評論「悪への招待状」がお勧めです。


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伊勢物語

2008年07月27日 | 文学

 ぼんやりした頭で、「伊勢物語」を二十年ぶりに再読しました。
 二十年前は、西洋文学に興味があったので、「伊勢物語」を読んでも、物語の体をなしていないように感じましたが、今読むと、日本独特の、想像力を誘う物語形式であると感じました。
 いわゆる「色好み」の「歌物語」ですが、現在、このような形式で物語を作ることは極めて困難でしょう。
 歌が物語の中心ですから、極端に言えば、和歌集にちょっと長い物語風の注釈をつけただけのようにも見えます。
 しかし、有名な伊勢斎宮との密通など、ショッキングな内容も含んでおり、そうした読み方は間違いでしょう。
 やはり、「伊勢物語」は独特の形式を確立したものと言わざるを得ません。


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少し・・・

2008年07月27日 | 精神障害

 風邪、少し良くなりました。
 市販の風邪薬を飲んで寝ていたら、さっぱりしました。
 明日もそうしていれば、すっかり良くなると思います。


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夏風邪

2008年07月26日 | 精神障害

 夏風邪をひいたようです。
 微熱があり、だるいです。
 最近の猛暑で、体力を奪われたのかもしれません。 
 くしゃみもでます。
 夏風邪は冬の風邪よりだるいですね。


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診察

2008年07月25日 | 精神障害

 今日は週に一度の診察日でした。
 ここ一週間ほど、安定しているので、8月1日職場復帰の希望を伝えました。
 精神科医は、安定が1~2ヶ月続かないと職場復帰しても、失敗する可能性が高く、また、復帰に不安を抱えているので、まだ無理だ、と即答しました。
 残念なような、ほっとしたような、複雑な気分です。


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東京国立博物館

2008年07月24日 | 美術

 東京国立博物館に、「対決 巨匠たちの日本美術」展を観に行きました。日本美術の歴史を俯瞰するには、良い展示だと思います。
 しかし、平成館で行う企画展示はいつもそうですが、ひどく混んでいます。私は人ごみが弱いので、げんなりしました。
 本館・東洋館はほどほどの人出でした。本館では、国宝「風信帖」が展示されていました。空海が最澄に送った書簡です。私には、それがどれほど良いものなのか、不明でした。


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モンキー・ビジネス

2008年07月23日 | 文学

 今年の春に創刊された季刊文芸誌「モンキー・ビジネス」2号を購入しました。
 「眠り号」とのことで、睡眠に関する小説や詩を掲載しています。異色なのは、中島敦など、昔の作品も掲載していることです。
 私は、昔、夢日記を付けていたことがあります。しばらく付けていると、夢の記憶があまりに鮮明になって、現実と夢を混同するようになり、半年ほどで止めました。筒井康隆も夢日記を長年付けているとか。大丈夫なんでしょうか。


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源氏物語「大沢本」

2008年07月22日 | 文学

 源氏物語「大沢本」の発見がニュースになっています。
 千年紀に合わせて発表した感があります。

 学生時代、「源氏物語」青表紙本を、昭和天皇の作歌指南役で、現代を代表する歌人、岡野弘彦先生から教わりました。
 そのとき、岡野先生が「源氏の研究は始まったばかり」、と仰って、何を馬鹿な、と思いましたが、今回の発見で、そうなのかも、と思いました。
 岡野先生は、現代版「伊勢物語」を書きたいという理由で、私が四年生のときに退職されました。今でも時折テレビなどでお見かけします。
 「サラダ記念日」が売れたとき、俵万智と岡野先生を比較する論文が発表されて、激怒されたのを懐かしく思い出します。


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昼寝

2008年07月21日 | 精神障害

 今日、午後1時から4時まで、三時間も昼寝しました。
 夢をみました。
 壊れていく私の音が、聞こえていました。


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冷やし茶漬けと冷やし中華

2008年07月20日 | その他

 今日は暑くてだるく、エアコンの効いた部屋から一歩も出る気が起きません。
 朝は冷やし茶漬けを食いました。
 昼は出前の冷やし中華を食いました。これが薄味で、たいへん食欲をそそられました。
 夜はどうするか、早くも思案中です。
 夏は始まったばかりですが、すでにうんざりしています。
 


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エミリー・ウングワレー

2008年07月19日 | 美術

 少し動く気になったので、新国立美術館に、「エミリー・ウングワレー展」を観に行きました。
 彼女はアボリジニの抽象画家です。
 抽象画にも関わらず、観る者を挑発するような点がなく、むしろ癒しの効果さえあります。
 作品を発表し始めたのが80歳ちかくになってから、というせいもあるかもしれません。
 亡くなるまでの8年間に、3000点もの絵画を残し、オーストラリアを代表する画家になったとのことです。
 私は展示されていた120点余の絵のなかでも、「ビッグ・ヤム・ドリーミング」・「大地の創造」・「カーメ」の3点が気に入り、絵葉書を購入しました。
 


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診察

2008年07月18日 | 精神障害

 今日、診察がありました。
 ここ数日のだるさを話したところ、気分の波があるのは病気の特徴なので、これが小さくなることが目標だと言われました。

 薬は、うつから躁うつと診断が変わって以来切っていた抗うつ薬(ドグマチール)を少量追加され、抗不安薬(ワイパックス)が朝夕だったのが朝昼夕となり、鎮静作用の強い気分安定剤(レボトミン)が半分になりました。
 これで持ち上がってくれれば有難いですが、精神科医は躁状態の方が悪い、と言っているので、上がりすぎも心配です。

 今日の処方は以下のとおりです。

  デパケンR200  朝夕 2錠づつ
  ドグマチール50 朝夕 1錠づつ
  ワイパックス1 朝昼夕 1錠づつ
  リスパダール2 就寝前 1錠
  レボトミン5  不眠時 1錠
  サイレース1  不眠時 1錠 


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