新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ごぼうのスープ と 干し柿の炊き込みごはん

2014年02月10日 | 食・レシピ

子供の頃、ごぼうやコンニャクは「栄養がない」と教えられてきました。その頃は何が何でも肉類のタンパク質志向がまかり通っていた感じです。研究が進んだ今では、ごぼうは食物繊維が豊富ということで見直されました。
昨今、和食が「世界無形文化遺産」の賑々しいタイトルをもらうと、地味な色合いの食事もがぜん力を盛り返してきました。
食事のメニューが冴えなくても、「これ世界無形文化遺産よ」とおまじないを言うだけで、食卓では大きな顔ができるのですo(^-^)o 
以前、レストランでごぼうのコンソメスープを食べたことがありますが、期待に反して感激性のないふつーの味・・・。でもごぼうのスープという名前が妙に気になりました。そこで考えたのがこれです。

Img_3005_3 

さがきごぼうとシメジと、とろみをつけるためにご飯を入れてだし汁で煮ます。粗熱を取ってミキサーにかけ、それを鍋に入れ牛乳を注ぎ塩コショウで味付けるだけ。ご飯のとろみとごぼうの香りのおいしいポタージュ風スープができます。カタカナ書きだけど十分に世界無形文化遺産の和食です。

ご飯は「あさイチ」より「干し柿の炊き込みご飯」です。このタイトルを見た時に番組の司会者もゲストも、見ている私も、一様に表情がこわばりました。想像するだけで拒絶
反応をおこします・・・。
でも出来上がったご飯を食べてみると、スタジオのみんなはこの意外性に驚いたようでした。とても好評だったのです。ちょうど冷凍庫に頂いた干し柿があったので、私も作りましたが、結構いけます!栗ご飯がほんのり甘いけど、ちょうどそんな感じです。

材料: 干し柿・2個、 生シイタケ・2枚、シメジ・4分の1パック、れんこん・40g、米・1合、だし・200ミリリットル、しょうゆ・大さじ1
①干し柿は細かく刻み、トッピング用に細切り分を残しておきます。
②生シイタケは薄切り、シメジは小分け、レンコンは銀杏切りにして水にさらします。
③炊飯器にコメ、ダシ、しょうゆを入れて混ぜ、干し柿とそのほかの具を入れて炊き上げます。
④炊き上がったら器に盛り、細切りのトッピングと緑をあしらいます。緑は三つ葉となっていましたが、なかったのでほうれん草のおひたしの茎の部分を取り出して使いました。
 

 

コメント (15)