今日ようやく40cmドブソニアンの光軸調整をしました。昨日ちょっとだけ周囲の森を見てみましたが、光軸が狂っているのでまともに見えませんでした。当然の事ですが。
光軸調整用のレーザー類はいろいろ持っているので、それぞれ交換しながら最適な調整ができたと思います。ただし、鏡筒を部屋で寝かした状態でやったので、組み上げた状態でもう一度調整します。
とりあえずこんな感じに調整できましたが、ドブソニアンの短所でもある、光軸が狂い易いことも考えると、完璧に調整するのは難しいかもしれません。しかしとりあえずは、一般観望には十分使えるレベルになったので一安心です。
光軸が合った後に周囲の森を見てみましたが、驚くほどクリアーで明瞭に見えました。数百メートル先の松の葉の一本一本が手にとるように分かります。シュミカセでも良く見ますが、30cmのシュミカセでもこれだけクリアーには見えないと思いました。シュミカセも筒内気流を完全に排除して光軸も合わせたものであれば、良く見えるものですが、今日見た40cmドブのイメージとは違ったものです。
その見え味を良くしてくれたのは、このアイピースですが、海外ネットで数千円で買った安価な作りのアスフェリカルタイプの製品です。当初見た感じ全く期待していなかったのですが、覗いてビックリでした。数万円もする高価なアイピースとも比較したのですが、負けることはありませんでした。私が買った製品がたまたま良かったのか、全てがそうなのかは分かりません。
いずれにせよ、早くこの40cmドブソニアンで星空を見てみたいものです。それも標高2000メートルの高地でのことです。