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未唯宇宙第5章仕事編 大枠の確認

5.1「システム」

 5.1「システム」になっているけど、これは仕事で得たモノです。

 この会社に入ったのは、変な因縁です。数学科には募集をしていない会社だった。28歳の時に、4つの部署に行くことに決めました。自分の見識を広めて、最後はそれら全てをまとめることにした。その通りにできたのは奇跡です。好きなことを好きなようにやってこれた。

 自分のために、この会社を使うことに決めました。東富士の井上さんには賛同してもらった。事務・技術・販売、そして、それらを含む全てと思惑通りにきました。

 設計して開発することを身につけた。システム関係では研究開発部署と言うこともあり、誰もそういうことを考えてないところだったので、技術者相手に色々な現象を相手にできた。そこで多くのモノを得た。

 もう一つは自分の中に支援する心、他者の夢をカタチにすることに気づいた。数学的な感覚。特にトポロジー的発想を仕事に生かすことは、最初から簡単にできました。数学的思考を使えば、皆が苦労していることが簡単にできる、作るんではなく、使うことからはじめた。それを実証していった。時間だけが経っていって、さほど苦労したことはない。残りは自分の数学を作ることに当てていた。

5.2「循環発見」

 5.2「循環発見」です。販売という形態そのものが社会にどう影響するのか、どうあればいいのかを考えた時に、販売店がやっていること、メーカーが支援することから、循環がたりないことを見つけました。

 それがサファイア循環です。名前の頃があったこともあり、これは正解だと思いました。運命を感じました。これによって、社会全体を変えていかないといけない。変わっていくだろう。

5.3「中間の存在」

 その時に、機能として、中間の存在としてのコミュニティ、メーカーとお客様の間、地域と市民との間、それらが全てがアナロジーで関係づけられた。それについて存在、活用方法とツールを設定しました。足りないものをシステム的に作り出しました。それがサファイアシリーズです。

 ネットワークから作って、情報共有するポータル、コラボレーションするところまで、イメージで作った。チーム活動させていくのか、お客様とどう関係づけていくかで絞り込んでいった。

5.4「販売店」

 5.4「販売店」はシステムとして、メーカーとお客様と販売店と社会との関係をまとめました。特にお客様と販売店との関係をもっとやりたかったけど、販売店が売ることに固執していた。売れないことは分かっているのに。

 そのために、販売店ヒアリングを行ない、この部分が重要だという感触を得ました。メーカーが動かない以上、販売店が動かないコトが分かり、私のアプローチを方向転換することにした。

5.5「情報共有要素」

 仕事でやった重要な観点は情報共有です。いかにして、情報を一緒にしていくのか。新しい時代は情報共有、ネットワーク上のコンテンツは武器になります。そこからコラボレーションを通じて、意思決定まで持って行きたかった。

5.6「パートナー」

 そして、パートナー。いかにして、パートナーを生かすか。現在も続いています。販売店に寄りそう心が必要だという解はできたけど。そのために何をしたらいいのか、どうしてつなげていくのか、皆の思いをカタチにしていくという、私がやってきたこととつなげてきた。この部分は完全に人との関係。ここから出てきたのが高度サービスです。

5.7「地域変革」

 5.7「地域変革」より先は今後の話です。販売を考えた時に、徳島とか富山へ行った時に感じたのは、販売とは地域だと言うことです。地域を自分たちは守っていくんだ。地域での提案力を増すか、というのが販売店に必要です。単に売るだけでなく、いかに地域に貢献するのか。

 それをメーカーの立場ではなく、地域の人から考えたのが、5.7「地域変革」です。市民を分化させ、覚醒させること。」そして、地域のインフラを作ること。クルマ産業である限りは交通体系をどうするのか、皆が幸せになれる体系を作っていく。

5.8「シェア」

 クルマ社会で考えた時に、いかにシェアしていくのか。その時に、中間の存在を販売店だけでなく、地域のコミュニティに拡大していく。その地域で成功したモノをいかに拡大していくのか。売るという事業をシェアという事業に変えていく。

 シェアという事業を考えた時に、イノベーションは起こります。車自体もシェアするためのクルマ作りになっていきます。電気自動車にしても、電気の供給そのものまで拡がります。全てのクルマを生かしていくのか、移動そのものを考えていくことになる。

 それによって、エネルギー問題もかなりの部分が片付きます。地域の安定が全体の安定をもたらします。駐車場よりも花壇を作って行くという発想。それをメーカーして、シェア社会を述べるだけで終わります。これは8章に続く課題です。
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