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米国市場で大型車と小型車の販売比率が逆転。さあ!どうする

未唯へ。変化が見えてきました。変化に対して、真正面から向かわないといけませんね。

asahi.comで「1~6月の米国市場での大型車と小型車の販売台数の比率」を見ています。完全に逆転しています。1月に大型車54%、小型車46%が、5月では、大型車43%、小型車57&になっています。1バレル100ドルを1月に超えて、140ドル近くまで来ています。サブプライム問題での株価下落もあり、コスト意識が出てきた。それに加えて、「温暖化」で大型車であることが、ステイタスでなくなった。

典型的な複雑性の心理が働いています。複雑性は非連続の世界を表します。つまり、カオスの現象です。複雑性でのシナリオは周辺から起こり、最後に中核部分で急激な変化を起こすことが分かっています。米国市場での逆転は、中核部分の「変化」を示しています。

つまり、「次のフェーズ」に移行するということです。グローバルがグローバルであることが許されず、グローバルがローカルを支援することで、周辺からの変化で起こすしか、対応する方法がないのです。そのためにも、クルマ産業も、グローバル感覚に依存した、過去の「売れ」パターンにしがみつくのではなく、ローカルでの市民感覚でのクルマのあり方から、メーカーとしての存在理由から、作り上げていく時です。

日産の基本はグローバルなので、ビック3と同じ運命をたどるでしょう。『The Secrets of TIIDA』C41.2シンという188ページの本を読みましたが、「なぜ、ティーダは世界で一番売れている日産車になりえたのか?」という自画自賛の本でした。

それに比べて、この会社の販売は地域と作り上げてきたので、ローカルからの発想です。また、ビジョンにも、かなりの複雑性を含んでいるので、市民に向けて、大きく「変化」できる基本は出来ています。

今こそ、大きく変わる時です。それを国内で実験して、世界へ示す時です。そのキーワードは「エネルギー」と「暮らし」です。そのためにも、基本に忠実な素材がほしいですね。それを地域で、変えていけばいいです。

テレビでは、27時間テレビ「みんな笑顔のひょうきん族」をやっています。ほとんどをワンセグで録画して、高速チェックしました。アラジンの「陽はまた、昇る」以外に収穫はありません。もっと考えようよね。時間は少ないのだから。
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