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ブライダル(婚礼)産業と少子化の関係

『シティプロモーション:地域創生とまちづくり』より 西宮マダムの「婚活おせっ会」の取組み わが国の婚活事情 ⇒ 愛情とも家庭ともブライダルとのつながりはない。我が家では結婚した未唯もノブも結婚式はしていない。巴に海外への新婚旅行は1年以内に行なっている。そして、すぐに子どもが生まれた。家庭というのはそんなもんでしょう

是非住みたいまち、できれば住みたいまちランキング1位を獲得している西宮市は、人口約48万8千人、比較的人口転出が少ない地域である。しかし、人口動態から考えると、今後は人口の転入傾向が弱まり、高齢化が急速に進む。結果として単身世帯、高齢夫婦世帯の増加、若い世代の減少、地区内での支え合いなどのコミュニティ活動の継続が困難になることは他地域と変わりはない。ゆえに、西宮市人口の将来像は出生を見込める人口の転出入に左右される。

現在、西宮市へ転入する理由、「交通の利便性」「子育て支援の充実」「海、川、山の豊かな自然に恵まれている」「芸術文化活動やスポーツが盛ん」「美しいまちなみ」といった西宮市の行ったアンケート結果がある*3.西宮の地に憧れて転入した人を対象としたアンケートだが、先に問題とするように出生が見込める人口増加が重要である。よって、学校に通うために転入した、職場が近いからといったことだけでは、将来の問題解決にはならない。出生が見込める人口増加を考えることが、今後の西宮市の発展につながることから現在、人口減少に悩む地方自治体が地域活性化のために、婚活を通じて地元の魅力を発信する手段がある。観光を資源としている地域ではメディア等に取り上げられることで、結婚する若者たちを観光客として取り込む起爆剤としている。

ご多分に漏れず、西宮市においても『婚活』をプロモーションするのだが、出生を見込め、地域に居住する人の増加のためだけでなく、西宮地域の零細企業の活性化を同時に考えていきたい。西宮市の知られざる伝統産業や、観光スポットとなる飲食店や特産品を製造する零細小売業に光を当てる。また婚礼というめでたく、希望を感じられる行事に関わることで新しいコミュニティが生まれ、楽しさや生きがいを見出すことで活性化につなげるのも目的の1つである。出生が見込める人口増加だけでなく、自治会等の人の絆が崩壊する時代、人と人のつながりのある街として、子育てする若い母親や行政および潤A業施設とのコミュニケーションを潤滑にするための効果的な手段として実施していくことを目的としている。
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