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じっくり考える

『思考力を鍛える30の習慣』より

スローダウンの方法で紹介された内から選択して見た。

すべての情報を聞く

 問題を全部聞き終える前に、答えを言いたくなる人は多い。いきなり結論を出そうとしたり、都合のいい答えに飛びついたりしてしまう。もっと時間をかけて、慎重にすべての情報を聞き、問題を深く理解してから、いろいろなアイデアを出そうとしたほうがよい。

 相手が説明を終えるまでは、質問をしながら、話を注意深く聞き、そのうえで自分の考えを述べよう。質問は自分にとっても、相手にとっても、問題の理解に役立つ。ひいてはそれがより多くのよりよい解決策につながる。

 相手の答えをただ聞くだけでは足りない。明確化の質問をしよう。たとえば「それはどういう意味ですか?」「なぜ、そうなんでしょう?」「どうして、そうなったんでしょう?」などのように。

生活をスローダウンさせる

 まわりが慌ただしい生活を送っているからといって、自分がそうする必要はない。毎日、もの思いにふける時間を作ろう。

 昼休みや夕方に長めの散歩をしながら、あれこれとものを考えるとよい。頭のなかを整理したり、人生の大きな問題について考えをめぐらせたりしよう。

 大きな問題と向き合うときは、想像力の赴くままに、新しいアイデアを思い浮かべてみるとよい。頭のなかにある古い考えはどんどんくっがえそう。

 忙しい日でも、考える時間は作れる。たとえば、通勤の車中で自分にとってたいせつな問題について考え、録音機にアイデアを吹き込んでもいい。

 毎日、いち日のはじまりに五分ほどの時間を割くことは、優先順位を確かめ、段取りを決めるうえでたいへん役に立つ。

整理する

 ごちゃごちゃした要らないものは机の上からも、部屋からも、頭のなかからも、生活からも取り除こう。まずは机のまわりの整理から。机の上に置かれている書類はすべて、棚にしまうか、捨てるかして、片付けよう。

 ためらってはいけない。書類ケースのなかもチェックして、もう使わないものや、必要のないものは処分する。

 価値のない予定は削除できるのではないか? 興味がないのに義務感だけで出席しているクラブや会合などはないだろうか?

瞑想する

 瞑想とは、日常的な思考を離れて、深い安らぎを得たり、意識を研ぎ澄ましたりしようとする営みだ。それは一点に意識を集中するという行為を意味することもある。五千年以上の歴史があり、主な宗教にはたいてい取り入れられている。

 やがて深いリラクゼーションと内的な平安が感じられるだろう。可能なら、その状態を保とう。穏やかさや、のびのびとした気持ちや、静けさを味わえるはずだ。せわしない世界からしばし離れることで、心が軽くなるだろう。


(コメント)個人的には、歩きながら考えるのと、朝3時ぐらいから、寝ながら、シミュレーションするのが一番です。
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