古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

お金を持たないことの幸せ

2015-10-10 | 経済と世相
9日、証券会社のお姉さんから誘いの電話があった。「当社の50周年記念の講演会がありますから、聴講されませんか」。
午後3時、会場の国際センター1Fホールへ出掛けました。
お姉さんが司会をして始まるところでした。支店長がこんな挨拶をした。
「松坂屋の方に聞いたのですが、最近3000万円ぐらいの絵画がばんばん売れているそうです。
マイナンバー制度が施行されると、預金の有り高がすべて把握されるので、絵画を買っておけば、資産として把握されないという理由だそうです」。
これを聞いて、「お金をもっている人は苦労が多いのだな」と思いました。
 私など、把握されて困るほどのお金は銀行にありませんから、マイナンバーで困ることは全くありません。
 むしろ、マイナバー制になれば、政治家や高級官僚が不透明なカネを入手できなくなるから、大賛成です。
 講演は、シニアステトラジストなる肩書きの方の話でした。
「最近、草食系の若者が増えて、結婚しない若者が増えている。
結婚しないと将来困ることにならないか?と聞くと“大丈夫です。ロボットがあります”」
最近のロボットの進化は素晴らしいですね。こうした製品に使われている電子部品のメーカーは押し目買いすべきです。
村田製作所がお勧めです。進められても、株価5000円以上の株は簡単に買えませんが・・
 「いつの時代も産業に使われる素材を注目すべきですが、これからの素材は、鉄でなく、炭素繊維!
トーレに注目してください。今日は若干値下がりしていますが、ファースト・レテイリングが良いですね。ユニクロはトーレの素材を使っています」等々。
 日銀が何としても2%は物価を上げたいと言っているのですから、カネを、雀の涙ほどの利息で銀行預金のままにしておくと価値が減少します。
だから、カネを持っている人は、貨幣価値を減らさないよう、いろいろ頭を使わないといけない。
お金をもっている人は苦労が多い。
小生には。そんなことに頭を弄する必要はありません。
 お金を持たないことの幸せです。