放送大学愛知学習センターの20周年祝賀会は12月1日でした。11時、会場のヤマテホール(中京大学本館2F)に出かけました。
30分の式典の後、放送大学学長の岡部洋一学長が1時間半の記念講演。
式典は、要するに、来賓のご挨拶ですが、印象に残ったのは、名古屋大学総長の浜口先生(インターネットによると、「名古屋大学医学部病態制御系分子病態研究部門教授;; 濱口道成 出身地: 三重県伊勢市第16代伊勢神宮神民; 昭和50年名古屋大学医学部卒; コメント:自らの老化という生物学的現象に、主観的、独断的に抵抗しつつ、研究を堪能している。」)。先生は「日本の大学はガラパゴス化」しているという。
「日本の大学は20歳前後の学生が大部分です。海外の大学では、一度社会に出て、勉強したいテーマを見つけて、大学に入学してくる人が多いから年齢が多様です。大学卒の資格を得たい、それにより就職してから有利になりたいという人が多いというのは、日本の大学のガラパゴス化です」
記念講演の岡部先生(学者の家系で有名な方)の講演も「情報と教育」と題して、放送大学が目指している方向を話されました。
「放送大学の学生は15歳から95歳に至るまで、ほぼ日本人の年齢構成と同じ年齢構成です。15歳というのは(高校卒業でないのに大学に入れるの?)、選科で8科目の単位を取れば高卒とみなし、大学生に転籍できるという規定のためで、多分、戦後の混乱期に高校卒の資格を得られなかった人を対象とする規定だったと思いますが、この規定により15歳から入学できるのです。」
「放送大学の目指す方向はODLとOER。
ODR(Open Distance Learning)とは、ネット化で、授業の公開。
OER(Open Educational Resources)とは、教材を公開することです。
後者は、知的財産権の問題があり、難しい面もありますが、放送大学内ネットではほぼ完成している。」
実際、2年半前からネットで放送大学の勉強できるようになって、すごく便利になりました、それまでは、テレビ放送を聴くか学習センターへ行きビデオの視聴をするかしかなかった。通信指導問題や大学院の入学試験の問題もネットで見られるようになった。
「Web based Trainingを充実する。ネットを利用して双方向教育を行う。
質問のemail、電子掲示板の利用などを推進しています」
「印刷教材のe-book化は、技術的にはメドがついたが、出版社と調整中です」
さらに、放送大学の弱点「友人を作る」という点に関し、SNSは利用できないか、学長自らFace bookを使って試行中だというお話でした。ツイッターもやっているとのこと。(下記;岡部をオバケと、先生の遊びです)
https://twitter.com/__obake
講演を聴いて思ったことですが、インターネットがこれだけ普及してきたからには、「大学入試」は必要ない時代になっているのではないか?大学入試は、大学に定員があるから、必要になる。講演にあったように、ネットで勉強するようになったら、定員は不必要。したがって大学入試は不要の時代になっていると思うのです。
講演会の終わった後、立食パーテイがありました。2時40分ごろ辞去し、中京大学隣の八事興正寺で五重塔の紅葉(写真)を見て帰宅しました。
30分の式典の後、放送大学学長の岡部洋一学長が1時間半の記念講演。
式典は、要するに、来賓のご挨拶ですが、印象に残ったのは、名古屋大学総長の浜口先生(インターネットによると、「名古屋大学医学部病態制御系分子病態研究部門教授;; 濱口道成 出身地: 三重県伊勢市第16代伊勢神宮神民; 昭和50年名古屋大学医学部卒; コメント:自らの老化という生物学的現象に、主観的、独断的に抵抗しつつ、研究を堪能している。」)。先生は「日本の大学はガラパゴス化」しているという。
「日本の大学は20歳前後の学生が大部分です。海外の大学では、一度社会に出て、勉強したいテーマを見つけて、大学に入学してくる人が多いから年齢が多様です。大学卒の資格を得たい、それにより就職してから有利になりたいという人が多いというのは、日本の大学のガラパゴス化です」
記念講演の岡部先生(学者の家系で有名な方)の講演も「情報と教育」と題して、放送大学が目指している方向を話されました。
「放送大学の学生は15歳から95歳に至るまで、ほぼ日本人の年齢構成と同じ年齢構成です。15歳というのは(高校卒業でないのに大学に入れるの?)、選科で8科目の単位を取れば高卒とみなし、大学生に転籍できるという規定のためで、多分、戦後の混乱期に高校卒の資格を得られなかった人を対象とする規定だったと思いますが、この規定により15歳から入学できるのです。」
「放送大学の目指す方向はODLとOER。
ODR(Open Distance Learning)とは、ネット化で、授業の公開。
OER(Open Educational Resources)とは、教材を公開することです。
後者は、知的財産権の問題があり、難しい面もありますが、放送大学内ネットではほぼ完成している。」
実際、2年半前からネットで放送大学の勉強できるようになって、すごく便利になりました、それまでは、テレビ放送を聴くか学習センターへ行きビデオの視聴をするかしかなかった。通信指導問題や大学院の入学試験の問題もネットで見られるようになった。
「Web based Trainingを充実する。ネットを利用して双方向教育を行う。
質問のemail、電子掲示板の利用などを推進しています」
「印刷教材のe-book化は、技術的にはメドがついたが、出版社と調整中です」
さらに、放送大学の弱点「友人を作る」という点に関し、SNSは利用できないか、学長自らFace bookを使って試行中だというお話でした。ツイッターもやっているとのこと。(下記;岡部をオバケと、先生の遊びです)
https://twitter.com/__obake
講演を聴いて思ったことですが、インターネットがこれだけ普及してきたからには、「大学入試」は必要ない時代になっているのではないか?大学入試は、大学に定員があるから、必要になる。講演にあったように、ネットで勉強するようになったら、定員は不必要。したがって大学入試は不要の時代になっていると思うのです。
講演会の終わった後、立食パーテイがありました。2時40分ごろ辞去し、中京大学隣の八事興正寺で五重塔の紅葉(写真)を見て帰宅しました。