古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

「甘苦上海」

2008-12-28 | 読書
「甘苦上海」という小説が日経に連載されています。我が家では、日経は取っていませんので、図書館に行った都度読むようにしているのです。筆者は高樹のぶ子。雑誌の読み方と同じように、連載小説も、好みの作家の作品は、読むことにしています。

(恋愛小説の書き手としての高樹さんを、私は評価しているのです。)

 27日は、愛知県図書館の年内最終日ですので、自転車を10分余転がして、出かけました。雑誌を見た後、日経の小説をまとめて読んだわけです。

 ところが、この小説、ネットで掲載されているのですね。新聞にその案内があることに気付き,早速帰宅後、見てみました。

http://bizex.goo.ne.jp/special/shanghai/map/index.html

 新聞の直近一週間分が読めるようになっていました(それ以前の分は有料配信のようです)。途中から読む人のため、登場人物の紹介もあります。また「甘苦上海の風景」をクリックすると、小説の舞台となっている上海の写真と解説を見ることができます。

「執筆にあたって」という筆者の言葉には、次の記述がありました。

「上海は、1980年代のニューヨークみたいだ。今のニューヨークもロンドンも眠っているけど、上海は24時間目覚めている」

 小説をこんな形のメデイアに載せることもできる時代になったのか!と感じさせられました。

小説自体は、それぞれの好みですから、読むと良いとは言いませんが、一度このサイトにアクセスして、「甘苦上海の風景」をご覧になることは、おすすめできます。

こんなメデイアも出現したのかな、と思われることでしょう。