古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

レインボーカップ水泳大会

2006-09-23 | 水泳
 22日から恒例のマスターズ水泳大会(レインボーカップ イン 名古屋)です。
金曜日は200m以上の種目、土曜日が50m、日曜日が100mの種目で、全
国から3000人を越す選手が集まります。
 今日はバタフライ200mに挑戦。バタフライ200は泳ぎ方よりも心肺能力の問題と思っていますので、朝は7時から名城周辺を軽く5Kmジョグ、心臓の動きにアタリをつけて、10時過ぎプールに向かいました。11時前、会場に着いて早速デッキシーデイング(当日の出場確認)を済ませ、ロビーで早目の昼食、おはぎを平らげました。その後観覧席から200mの個人メドレーを見てから、サブプールに下りて、100Mを平で3本軽く泳ぎ、ターンの確認をして練習を終える。
 観覧席で、男女の200m平泳ぎを見てから、「さぁ出番だ!」
 男子バタフライが開始されたのは2時頃、1組の端9コースだった。なんと!
1コースは85歳のご老人、隣の8コースは75歳だ。
 「第9コースNOZUE君」のアナウンスに右手を上げる。水温26.9度という。
 スタート!飛び込んだ。「慌てるな!ゆっくり行けば良い」と言い聞かせ腕を回
す。8コースが1mぐらい前を泳いでいる。50mターン、8コースを見ながら泳ぐが1m半ぐらい離された。水温が低い所為か,きつさはない。100mターン。このまま押して行こう!と腕を回し続ける。150mターンしたら、8コースが見えない。
「先に行っちゃった?」175m通過。ここから1掻き1呼吸をを2掻1呼吸に
切り替えスピードアップする予定だったが、きつくて出来ない。
 「速度維持だけで良い」とねばる。その時、観覧席から一斉に拍手が聞こえた。
「オレに拍手かな?」、なんとかフィニッシュ。
 オヤっと思った。最終泳者がフィニッシュすると、次組スタートの呼び出しの笛が鳴る。それが鳴らないのである。「まだ泳いでいる人が居るんだ!」
 アナウンス「1コースは85歳の日本記録でした」(さっきの拍手はこれだった)
 見ると、小生が5分50秒1、9コースは5分55秒だ。「そうか!今の泳力を後15年維持したら、自分も日本記録を作れるんだ!」 続いてアナウンス
「8コースは途中退場で失格でした」
 泳ぐ前、召集場で小生が「最後まで完泳出来るか泳いで見るまでわかりません」と言うと、「バッタはみんなそうですよ」と言っていた。150mで諦めたらしい。
 とにかくも、同じ組の自分より高齢者に負けなくて良かった!
 サブプールで500mほどゆっくり泳いで上がることにする。記録の掲示板を見に行くと、70~74歳で3位に入っていた。全国レベルの大会で3位は初めて!
 そう言えば、一昨年も200mバタを泳いだが、6分28秒だったから、38秒
自己記録を更新したことになる。
 ロビーに腰を下ろし持参の紅茶を飲んでいたら、プール仲間のJ女史が来た。
「NOZUEさん、ターンの度に一休みしてたらいかんよ。あれで一回4秒損して
る」という。
「一休みしないと次の50mが泳げないんだ、アハハ」と笑ってしまった。
 ターンの時、両手が壁に触り直ぐ左手を回し身体の向きを反転する。その時間に、右手を壁に当てて大きく呼吸する癖が一休みに見えるのだ。
実際、一休みには相違ない。(この項続く)