Sunday Song Book Playlist

2009年04月05日 | Sunday Song Book

<04月05日プレイリスト>
[棚からひとつかみ]
明日の私/竹内まりや "IMPRESSIONS" '94
DENISE/RANDY & THE RAINBOWS '63
(LAST NIGHT) I DIDN'T GET TO SLEEP AT ALL/THE 5TH DIMENSION '72
THE MAGIC THAT YOU DO/THE REALISTICS '77
SO SAD/THE REALISTICS '77
BICYCLE BOOGIE/BOB GADDY '52
PRINCESS, PRINCESS/JOHNNY TILLOTSON '60
人生の扉/竹内まりや "DENIM" "EXPRESSIONS" '07
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■内容の一部を抜粋
・近況
レコーディングが終わり、先週3月30日からTBS系列の報道番組『総力報道!THE NEWS』のテーマ曲としてオンエアされている。新曲のタイトルは「ミューズ」。まだオープニング用のモノラル・ヴァージョンしかミックスしてないそうだ。これでようやく一段落、残りのライヴに専念できるようになったとか。仙台が終わったばかりだが、相変わらず前倒しで番組を収録しているので様子がわからないそうだ。今週は浜松と静岡。ツアーのスケジュール、追加公演の情報はタツローさんのホームページに掲載されている。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・新年度
番組はこの春で16年半、この秋で丸17周年を迎える。

・明日の私
この時期になるとまりやさんの「明日の私」へのリクエストが増えるそうだ。1994年のシングル。

・DENISE
ランディ&レインボウズはニューヨークのホワイト・ドゥーワップ・グループ。いわゆるワンヒット・ワンダラー。「DENISE」は1963年全米10位のホワイト・ドゥーワップの名作。

・(LAST NIGHT) I DIDN'T GET TO SLEEP AT ALL
フィフス・ディメイションの「(LAST NIGHT) I DIDN'T GET TO SLEEP AT ALL」は1972年全米8位。トニー・マコーレの名作。名盤のアルバム『INDIVIDUALLY & COLLECTIVELY』に収録されている。プロデュースド・バイ・ボーンズ・ハウ、アレンジド・バイ・ボブ・アルシバー。

・著作隣接権
リスナーから「音を加工して法律的に問題にならないのか」という質問。
オンエアする音のクオリティを上げるためにデジタル・プログレッシングを行って「最高の音質」で番組を届けているが、放送は著作権ではなく著作隣接権という法律で保護されているし、オンエアした曲にはちゃんと著作権を払ってるし、ほかの目的のために音質補正をしているわけでないので法律的な問題はないとか。

・THE MAGIC THAT YOU DO
タツローさんが最近買ったシングル。以前持ってたレコードは傷がついていていい音ではなかったそうだ。
リアリスティックスは1970年代のUKソウル。UKソウルというとケン・ゴールドという白人のソングライター、プロデューサーが有名だが、タツローさんの音楽人生の中でいちばん自分のテイストに近いような気がしていて、何度か一緒にやろうかと考えていたとか。これまでチャンスがなくて実現しなかった。ケン・ゴールドは自身でも、またソングライティング・パートナーのミッキー・デンとユニットでデン&ゴールドでアルバムを出したりしていたそうだ。リアリスティックスはケン・ゴールドが曲を書いてプロデュースしている。「THE MAGIC THAT YOU DO」はデン&ゴールド作曲、アレンジはケン・ゴールド。

・SO SAD
先ほどの「THE MAGIC THAT YOU DO」はB面。A面がこの「SO SAD」。

・ミューズ
TBS系の報道番組『総力報道!THE NEWS』(月-金 午後5時50分からの2時間番組)のテーマ曲を書き下ろした。
http://www.tbs.co.jp/souryoku-houdou/

ツアー中だったのできつかったとか。新曲のタイトルは「ミューズ」。テレビではモノラル で一部分しかオンエアされてないが結構長い曲だそうだ。もう少ししたらステレオ・ミックスを作るのでこの番組でオンエアする予定。レコード化は現在のところ未定だとか。

「この数ヶ月間ずっとコンサート・ツアーをやっておりましてですね。やっぱり、その、この不況の空気というものをまざまざと実感する毎日であります。特に私のコンサートにいらっしゃる方は40代、50代がメインでございまして。ホントに、特に男性は仕事のストレスを抱えている顔をみんななさってるので、そういうことを痛切に感じましたので、そういうふうなことを思いつつ、ニュースの番組のテーマということもありまして、若干政治的なメッセージとかそういうふうなものも入っております。メッセージ・ソングでございますね。目指すはP.F.スローンとかそういう感じで(笑)作ってみました。実際に音をお聴きいただいたときにまた細かいことを申し上げたいと思っておりますが、とりあえずは、なんとか締め切りに間に合いました」とタツローさん。

・アナログLPの外周と内周の音の違い
リスナーからの質問で「レコードはB面最後の曲だと音質が悪いのですか?」。
アナログLPは30センチで中心に向けて溝を刻んでいくと、いちばん外周がいちばんスピードが速く、中に行くほどスピードが遅くなる。スピードが遅くなると音質が劣化する傾向がある。だからいちばん聴かせたい曲はA面の1曲目かB面の1曲目に入れるのが常道だった。内周のいちばん音質が悪くなるところはバラードとか静かな曲にするという配慮があった。あと片面は17分程度で収めるのがいいとされていた。それ以上になると例え10秒でも増える毎に、だんだん内周に向かうので音が悪くなる。できれば片面の収録分数が少ないほどいい音で録れるということがあった。だからCD化されると、昔、A面6曲目で音が悪かった曲でもよくなるということがある。

・BICYCLE BOOGIE
ボブ・ガディは1950年代から1960年代にかけて活躍したニューヨークのブルース・ピアニスト。ブルースというかブギー、ジャンプ・ブルースとかそういうもの。

・PRINCESS, PRINCESS
ジョニー・ティロットソンの1960年の大ヒット曲「POETRY IN MOTION」のB面「PRINCESS, PRINCESS」は日本だけで大ヒットした。

・人生の扉
お父さんを亡くされた方からのリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
04月12日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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TATSURO from NIAGARA

2009年04月03日 | 山下達郎

SITEDOIに『TATSURO from NIAGARA』をアップしました。
よろしくお願いします。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/

小林麻耶がキャスターを務めるTBS系列の報道番組『総力報道!THE NEWS』のテーマ曲を達郎さんが書き下ろしました。新曲のタイトルは「ミューズ」というらしい。
http://www.smile-co.co.jp/tats/
http://www.tbs.co.jp/souryoku-houdou/

先日、番組を見ましたが、オープニングはタイトル・バックの後、キャスターの音声が乗る部分は歌なし。TBSということでかつてのモーニング・ショーのテーマ曲「モーニング・シャイン」とか「へロン」を思い出しました。曲調は「太陽のえくぼ」に似てる感じがしました。

関東では番組が分断されることなく続いてると思うんですけど、関西ではあいだにローカル・ニュースが入るから第一部、第二部という構成になってますよね。第一部がAメロ、第二部がBメロなんですかね。アカペラは『For You』のInterludeなんでしょうか。

今日はNHKハイヴィジョンでまりやさん出演の「SONGS プレミアム」があります。今、やってます。過去2回の「SONGS」ダイジェスト映像に、コンプリート・ベスト盤『Expressions』から NHK連続テレビ小説「だんだん」の主題歌「縁の糸」まで、まりやさん自身のナレーションで伝えられる“人との縁”と“これから”を加えたスペシャル・プログラムだとか。
http://www.smile-co.co.jp/mariya/index.html
http://www.nhk.or.jp/songs/premium.html

【放送日時】
BShi 4月3日(金)20:00~21:00
【再放送日時】
BShi 4月4日(土)16:30~17:30
BShi 4月10日(金)14:00~15:00
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Motoharu Radio Show #001

2009年04月01日 | Motoharu Radio Show

2009/03/31 OnAir - 僕のレコードラックから
Jackie DeShanno:What A World Needs Now Is Love
Joss Stone:Don't Cha Wanna Ride
Randall Bramblett:Blue Road
Joni Mitchell:How Do You Stop
Ingrid Michaelson:Be OK
Jason Mraz:Lucky (feat. Colbie Caillat)
David Byrne and Brian Eno:Strange Overtones
The Subdudes:One Word (Peace)
Dr. John:Keep On Goin'
Boz Scaggs:I'll Remember April
Prefab Sprout:When Love Breaks Down
Landon Pigg:Falling In Love At A Coffee Shop
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■内容の一部を抜粋
・オープニング
オープニング・テーマ「ラジオ・デイズ」のインストゥルメンタル・ヴァージョンにのって...
「火曜の夜11時、こんばんは佐野元春です。みなさんくつろいでますか? 元春レイディオショー、この番組は東京渋谷NHKのスタジオから届けています。さて今夜から始まったこの番組。僕もこの日を楽しみにして待ってました。今夜はリスナーのみなさんにご挨拶ということで僕のレコード・ラックから最近気に入ってる曲を集めてきました。DJ、佐野元春。これからの1時間、みなさんと一緒に楽しんでいきたいと思います」

・What A World Needs Now Is Love
'60年代のヒット曲でこれまで数々の名曲を残しているソングライター・チーム、バート・バカラック/ハル・デヴィッドの作品。ジャッキー・デシャノンの「世界は愛を求めている」(「What A World Needs Now Is Love」)。

・元春レイディオショー
1981年から6年間、佐野元春がレギュラーを務めたラジオ番組。当時は「サウンドストリート」という月-金の帯番組だった。佐野元春、坂本龍一、甲斐よしひろ、山下達郎といったミュージシャンたちが選曲、構成する番組だった。当時はこうした番組は珍しかった。音楽の専門家たちによる音楽が大好きな人たちのための音楽番組。佐野元春は月曜日のレギュラーDJだった。途中1983年から1年間、佐野元春が渡米したこともあったが、それでも休まずニューヨークから放送を届けていた。
「'80年代オリジナルのサウンドストリート『元春レイディオショー』からなんと20年以上の時を経て、僕は今同じこのNHKのスタジオからみなさんに話しかけています。なにかとても不思議な気がしています。ただこれはノスタルジーではないですね。伝説のとか、思い出のとか、そんな形容詞はいりません。今夜から始まったこの新装開店の『元春レイディオショー』。この先、みなさんと一緒にどんな素敵な景色が見ていけるのか、僕もとても楽しみにしています。当時番組を聴いてくれていたリスナーのみなさんだけではなく、もちろん世代を問わずいい音楽に出合いたいと思っているミュージック・ラバー、そうした人たちのためのごきげんな音楽番組になったらいいな、そんなふうに思っています」と佐野元春。

・メディアは「愛」であるということ
ラジオ番組をやるときに佐野元春はいつもあるエビソードを思い出すという。佐野元春がまだレコーディング・アーティストになる前、まだ二十歳ぐらいのときにあるラジオ番組の制作会社で働いていたそうだ。そのときに出張で米国の西海岸に行ってロサンゼルス、サンフランシスコのFM局を取材したとか。あるR&Bの専門局で会ったDJに「ラジオ・メディア、あなたにとってラジオというものはどんなものなんですか?」と質問したそうだ。すると彼はしばらく考えて一言「LOVE」と答えたのだという。その答えに佐野元春はなにか感じるものがあり「あぁ、そのとおりかもしれないな」と思ったそうだ。
「メディアは『愛』であるということ。こうして番組をやっていて、ただ情報を発信するだけではなく、番組を聴いてくれているみなさんとなにか思いを共にするということ、そんなことができたらいいなと思います。メディアは「愛」であるということ。これは僕自身も大事にしていきたいフィロソフィーです」と佐野元春。

・Be OK
「話は変わってめがねをかけている女の子はどうですか? 僕はけっこう好きですね」と佐野元春。「思いつくところでいうとアンジェラ・アキさん、つじあやのさん、海外ではリサ・ローブですね。そしてここにまたひとり、めがねっ子のニュースターといってもいいシンガーが登場しました。みなさん是非、インターネットなどで彼女の姿を見てください。とてもキュートです。ニューヨーク出身のシンガーソングライター、Ingrid Michaelson(イングリッド・マイケルソン)。今夜紹介したいのはこの曲『Be OK』」
http://www.ingridmichaelson.com/news/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。
今週はエコ・サーファー。神奈川県湘南の辻堂海岸でサーフィンをしていた若者たちが中心となり2001年に発足。辻堂の海を守りたいと海岸の清掃活動や地元の学校に出向いて子供たちに環境についての授業を行っている。またビーチに捨てられた空き瓶の破片を地域通貨ビーチマネーとして湘南の84店舗で使えるよう運営している。辻堂の地域活性化のためできることから少しずつをモットーに二十代から三十代の若者30人のメンバーで活動している。
このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。番組で紹介した団体はNHKまもりびとネットで4月下旬に情報公開するとのこと。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

・Strange Overtones
ブライアン・イーノがデザインした音楽に元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンがリリックを書いたコラボレーション。

・One Word (Peace)
ザ・サブデュースはニューオリンズ出身のバンド。この曲だけ聴くとコンテンポラリーなR&Bに聞こえるが、アルバムを聴くとブルース、ジャズ、ゴスペルなどルーツ音楽を感じるジャム・バンド的なグループだとか。

・Keep On Goin'
ニューオリンズといえばDr. ジョン。「Keep On Goin' 」は昨年リリースしたアルバム『City That Care Forgot』に収録されている。ニューオリンズは2005年にハリケーン・カトリーナで大変な被害に遭った。街の8割が水に浸かって復旧がままならないまま街を去った人も多いという。Dr. ジョンもチャリティー・ライヴなどを行って復旧に貢献した。アルバム・タイトルの"City That Care Forgot"は「手当が忘れられている街」と解釈できるが、このあたりにDr. ジョンの苦い胸の内が聞こえてきそうです、と佐野元春。

・I'll Remember April
ボズ・スキャッグスの新しいアルバム『Speak Low』から。

・When Love Breaks Down
佐野元春の記憶に残っているブリティッシュ・バンド、プリファブ・スプラウトの最大のヒット曲。

・番組ウェブサイト
「音楽番組というとその番組でどんな曲をかけるのかいちばん気になるところですよね。この番組では僕もそうなんですけれど、音楽という楽しみになにかこう知的な興味を求めてしまう、そんなリスナーの方も少なくないと思うんですよね。この番組ではそうしたリスナーの人たちに気に入ってもらえればいいなと思っています。是非、楽しくお付き合いください。よろしくお願いします。」と佐野元春。
番組ではリスナーからのコメントを待ってるそうだ。インターネットを活用してウェブと放送が互いに助け合って楽しくなるようなそんな構成を考えているという。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・エンディング・テーマ
Booker T. & The MG'sの「Time Is Tight」
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