曲をカヴァーするというのは簡単そうに見えて案外難しい。まず誰の何という曲をカヴァーするのかで選曲のセンスが問われることになるし、自分の持ち味を活かせる曲でないとそもそもカヴァーする意味がないからだ。更にオリジナル・ヴァージョンと共に俎上に乗せられ隅から隅まで比較されるワケだから、カヴァーする方も大変だ。当然ながら、カヴァーされる方のアーティストはビートルズを筆頭にエルヴィスやカーペンターズといった大物が多いが、ベイ・シティー・ローラーズのカヴァーというのは非常に珍しい。
彼らのヒット曲ですぐ頭に浮かぶのは「バイバイ・ベイビー」、「2人だけのデート」、「サタデー・ナイト」あたりだが、前2曲はそもそもフォー・シーズンズとダスティ・スプリングフィールドのカヴァーだし、「ロックンロール・ラヴレター」や「イエスタデイズ・ヒーロー」を誰それがカヴァーしたなんて話、聞いたこともない。やっぱり BCR の曲ってレスリーのヴォーカルのイメージが強すぎるんかなぁ...(>_<) 「ユー・メイド・ミー・ビリーヴ・イン・マジック」なんてカヴァーするのに向いてるように思うけど。とにかく同じアイドル系バンドの先輩格モンキーズですら色々カヴァーされてるのに、と思うと不憫でならない。
しかしある時、めっちゃカッコイイ BCR カヴァーを発見した。それがネッズ・アトミック・ダストビン(Ned's Atomic Dustbin)の「サタデー・ナイト」である。私は1992年以降の洋楽はほとんど聴いてないに等しいので、このバンドについては恥ずかしながら何も知らないのだが、この「サタデー・ナイト」はたまたま衛星放送の音楽番組でやっていたのを見て一発で気に入り、タワレコへCDシングルを買いに行ったという、ラッキー盤である。ネットで調べると、マイク・マイヤーズ主演のサスペンス・コメディ映画「ハネムーンは命がけ」(So I married an axe murderer)の主題歌で、これは元々マイクがこの曲をカヴァーしてほしいとバンドに頼んで実現したらしい。 PV の中で七変化しながら楽しそうに歌うマイクが微笑ましい。
1976年に全米№1を記録し、 BCR のイメージが焼きついたこの曲を、彼らはエッジの効いたハードなギターとブンブン唸るベースを主体とするアグレッシヴなサウンドで見事に換骨堕胎し、90年代ブリット・ポップの傑作として再生させている。モノは試し、騙されたと思って一度聴いてみて下さいな(^.^)
Ned's Atomic Dustbin - Saturday Night
彼らのヒット曲ですぐ頭に浮かぶのは「バイバイ・ベイビー」、「2人だけのデート」、「サタデー・ナイト」あたりだが、前2曲はそもそもフォー・シーズンズとダスティ・スプリングフィールドのカヴァーだし、「ロックンロール・ラヴレター」や「イエスタデイズ・ヒーロー」を誰それがカヴァーしたなんて話、聞いたこともない。やっぱり BCR の曲ってレスリーのヴォーカルのイメージが強すぎるんかなぁ...(>_<) 「ユー・メイド・ミー・ビリーヴ・イン・マジック」なんてカヴァーするのに向いてるように思うけど。とにかく同じアイドル系バンドの先輩格モンキーズですら色々カヴァーされてるのに、と思うと不憫でならない。
しかしある時、めっちゃカッコイイ BCR カヴァーを発見した。それがネッズ・アトミック・ダストビン(Ned's Atomic Dustbin)の「サタデー・ナイト」である。私は1992年以降の洋楽はほとんど聴いてないに等しいので、このバンドについては恥ずかしながら何も知らないのだが、この「サタデー・ナイト」はたまたま衛星放送の音楽番組でやっていたのを見て一発で気に入り、タワレコへCDシングルを買いに行ったという、ラッキー盤である。ネットで調べると、マイク・マイヤーズ主演のサスペンス・コメディ映画「ハネムーンは命がけ」(So I married an axe murderer)の主題歌で、これは元々マイクがこの曲をカヴァーしてほしいとバンドに頼んで実現したらしい。 PV の中で七変化しながら楽しそうに歌うマイクが微笑ましい。
1976年に全米№1を記録し、 BCR のイメージが焼きついたこの曲を、彼らはエッジの効いたハードなギターとブンブン唸るベースを主体とするアグレッシヴなサウンドで見事に換骨堕胎し、90年代ブリット・ポップの傑作として再生させている。モノは試し、騙されたと思って一度聴いてみて下さいな(^.^)
Ned's Atomic Dustbin - Saturday Night