shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

B'z GLORY DAYS

2009-02-26 | B'z
 今朝起きてみるとテーブルの上にアマゾンから届いたメール便が置かれていた。母が新聞を取ろうとしたら土砂降りの雨に濡れながら郵便受けに入っていたらしい。朝の7時にメール便??? あの濡れ方はどう考えても一晩中雨ざらしになってたとしか思えん(>_<) コンサート当日も雨、DVD配達日も雨、そしてパッケージも水滴をイメージしたエンボス加工と、とことん雨尽くしである。前回の「ヒドゥン・プレジャー」みたいにフラゲでけたらエエなぁと思いながら昨日は1時間おきぐらいにアマゾンの「配送状況の確認」をクリックして心待ちにしていたのだが、一体いつ配達したんやろ?今見たら「24日に配達完了」になってるやん。日付が変わる前に配達ってか??? アマゾン恐るべし(゜o゜) とにかく1分1秒でも早く見たいけど、仕事サボるわけにもいかんので、帰ってからのお楽しみ...
 で、ついさっき見終わったところなのだが、今はただ、とにかく感動した!という言葉しかでてこない。演奏曲目では「孤独のRunaway」(←超カッコイイ!)や「NATIVE DANCE」といったDVD初収録映像(たぶん...)、それにファンなら涙なしには見れない新曲「「いつかまたここで」「グローリー・デイズ」が入っているのが嬉しい。しかし、そんなことはこの際大きな問題ではない。このDVDが特別なのは、ファンがB'zに寄せる熱き想い、B'zからそんなファンへの感謝の気持ち、そして両者を結ぶゆるぎないものひとつ...つまり信頼関係というミエナイチカラがコンサート映像全編に横溢しているところである。あえて超ド派手なステージ演出を極力抑えてシンプルにすることによって、懐かしい楽曲の数々を楽しみながらB'zの20年間の歩みをしみじみと振り返ることができるというわけだ。一度は封印したプレジャーを5年ぶりに復活させたのはそういう理由からだと思う。
 まずはオープニング・ムービーで白人の少女が赤ん坊からB'zのヒット曲と共に成長していく映像が映し出されるのだが、突然その女性がステージ上に現れスクリーンに大写しになり “Well, I really don’t know how to say it, but I guess I love you...” と呟く。何というカッコイイ演出だろう!20周年の集大成ライブにふさわしい秀逸なオープニングである。又、「恋心」でのTAKハートマークも笑えるし、89年の「TV初登場シ-ン」の映像でクネクネと腰を振りまくる姿なんかもう大爆笑モノ。「サウンド・ジョーカー」コーナーでリラックスした雰囲気で昔のエピソードを紹介するお二人の喋りも楽しい。「LOVE PHANTOM」のレーザー&スモーク、「juice」の火炎放射、「愛バク」の花火と音の饗宴、短パン復活「ギリcho」のカラフルなタオル乱舞と、お祭り気分も最高潮だ。そしてRUNを歌う前の稲葉さんのMCには涙ちょちょぎれる。男の私でも惚れ惚れするカッコ良さだ。恒例の「お疲れ~!」の後、フィールドを1周しながらファンに手を振り再びステージに上がってハグする二人のBrotherhoodにも熱いものがこみ上げてくる。
 今の世の中、確かに嫌なことや鬱陶しいことも多いが、その一方でこんなに素晴らしい世界が存在する。ポジティヴでビューティフル... 大袈裟でなく、人間やっててよかったなぁと実感する。私はB'zファン暦12年になるが、このDVDを見て改めて彼らのファンであることを誇りに思う。そしてファンの一人として彼らに最大級の感謝の言葉を送りたい気持ちでいっぱいだ。

グローリーデイズ

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