ここのところ B-SELS でラウドな音の盤ばかり買っている気がするが、性懲りもなくまたまた爆音盤を買ってしまった。きっかけはいつものように B-SELS の「日記」。そこでSさんは「With The Beatles」のベネズエラ盤を取り上げて “これは「大当たり」だ。” “針を落とした瞬間、とにかく聴いたことのないようなスゴイ音がする。” “この迫力、ヴォーカルの力強さ... これは「不良」の音だろう。裏ラウドカットだ。” と仰っているのである。まるで行間から音が聞こえてくるような文章だ。
ベネズエラ盤と言えば半年ほど前に B-SELS で買った「赤盤」しか持っていないが、確かにあれもえげつないラウドカットで、初めてお店で聴かせていただいた時は腰を抜かしそうなくらいビックリしたのを今でもよく覚えている。 “三度のメシよりラウドカット” が信条の私としては、これはもう音を聴かずとも “買い” である。私は火曜の朝一で電話を入れて購入の意思を伝え(←めっちゃ笑われた...)仕事の予定をやり繰りして木曜の午後から有休を取って B-SELS へと向かった。
私:一刻も早くベネズエラ盤が聴きたくて、昼から休んじゃいました。
Sさん:ハハハ... でもお気に召すかどうか... 私は大好きな音なんですけど...
私:百戦錬磨のSさんが “不良の音” って仰るなら間違いないですよ。
Sさん:まぁとにかく聴いてみて下さい。ちょっと変わった音なので最初は違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れると思います。
私:(A①「It Won't Be Long」がかかる...)おぉ、コレは凄い!
Sさん:つかみはOKですか?
私:OKどころかめっちゃエエんですけど... 一体これのどこに違和感あるんですか?
Sさん:本当に良いですか?
私:大好きな音です。超アグレッシヴで。これは絶対に “買い” ですよ!
Sさん:よかった...
私:(A⑥「Till There Was You」がかかる...)バラッドでこのド迫力! 嬉しくて笑っちゃいますね、この音。
Sさん:(めっちゃ嬉しそうにうなずく)
私:てゆーか、これって言うほど “変わった音” なんですかねぇ?
Sさん:やかましすぎるというか、B①「Roll Over Beethoven」なんて、ちょっとやりすぎやろ... っていう感じがするんです。
私:いやいやいや、これこそまさにロックンロールの “あらまほしき音” ですよ!
Sさん:何て言うか、音が破裂している感じです。これを最初に聴いた時はパンクのレコードみたいやと思いましたから。
私:確かにめっちゃパンキッシュな音ですよね。ビートルズの原点である熱いロックンロールを見事に音溝に刻み込んだ音作り... 最高じゃないですか!
Sさん:こんなに喜んでいただけるとは...
私:このB⑥「Not A Second Time」なんてリンゴがジョン・ボーナムになっとる...
Sさん:ハッハッハッ...(と大笑い)
私: ボンゾで思い出しましたけど、この音ってボブ・ラドウィックがカッティングしたUS盤の「Led Zeppelin Ⅱ」(←RL刻印で有名な通称 “Hot Mix” 盤)に似てますね。あれも UK盤みたいな深みには欠けますが、その分ハードロックに全振りした凄まじいサウンドでした。この「With The Beatles」でもUKの1N盤との違いはその辺にあるように思えます。まぁどっちの音も好きですけどね...(笑)
Sさん:なるほどねぇ。あっ、それと全体的にフェイドアウトがちょっと早いですね、このレコード。
私:確かにそうですね。それにしてもこのB⑦「Money」、強烈やなぁ... 黒い皮ジャンを着たジョンがオラつきながら “カネよこせ!” って歌ってる感じ。“不良の音”、最高ですよ!
ベネズエラ盤と言えば半年ほど前に B-SELS で買った「赤盤」しか持っていないが、確かにあれもえげつないラウドカットで、初めてお店で聴かせていただいた時は腰を抜かしそうなくらいビックリしたのを今でもよく覚えている。 “三度のメシよりラウドカット” が信条の私としては、これはもう音を聴かずとも “買い” である。私は火曜の朝一で電話を入れて購入の意思を伝え(←めっちゃ笑われた...)仕事の予定をやり繰りして木曜の午後から有休を取って B-SELS へと向かった。
私:一刻も早くベネズエラ盤が聴きたくて、昼から休んじゃいました。
Sさん:ハハハ... でもお気に召すかどうか... 私は大好きな音なんですけど...
私:百戦錬磨のSさんが “不良の音” って仰るなら間違いないですよ。
Sさん:まぁとにかく聴いてみて下さい。ちょっと変わった音なので最初は違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れると思います。
私:(A①「It Won't Be Long」がかかる...)おぉ、コレは凄い!
Sさん:つかみはOKですか?
私:OKどころかめっちゃエエんですけど... 一体これのどこに違和感あるんですか?
Sさん:本当に良いですか?
私:大好きな音です。超アグレッシヴで。これは絶対に “買い” ですよ!
Sさん:よかった...
私:(A⑥「Till There Was You」がかかる...)バラッドでこのド迫力! 嬉しくて笑っちゃいますね、この音。
Sさん:(めっちゃ嬉しそうにうなずく)
私:てゆーか、これって言うほど “変わった音” なんですかねぇ?
Sさん:やかましすぎるというか、B①「Roll Over Beethoven」なんて、ちょっとやりすぎやろ... っていう感じがするんです。
私:いやいやいや、これこそまさにロックンロールの “あらまほしき音” ですよ!
Sさん:何て言うか、音が破裂している感じです。これを最初に聴いた時はパンクのレコードみたいやと思いましたから。
私:確かにめっちゃパンキッシュな音ですよね。ビートルズの原点である熱いロックンロールを見事に音溝に刻み込んだ音作り... 最高じゃないですか!
Sさん:こんなに喜んでいただけるとは...
私:このB⑥「Not A Second Time」なんてリンゴがジョン・ボーナムになっとる...
Sさん:ハッハッハッ...(と大笑い)
私: ボンゾで思い出しましたけど、この音ってボブ・ラドウィックがカッティングしたUS盤の「Led Zeppelin Ⅱ」(←RL刻印で有名な通称 “Hot Mix” 盤)に似てますね。あれも UK盤みたいな深みには欠けますが、その分ハードロックに全振りした凄まじいサウンドでした。この「With The Beatles」でもUKの1N盤との違いはその辺にあるように思えます。まぁどっちの音も好きですけどね...(笑)
Sさん:なるほどねぇ。あっ、それと全体的にフェイドアウトがちょっと早いですね、このレコード。
私:確かにそうですね。それにしてもこのB⑦「Money」、強烈やなぁ... 黒い皮ジャンを着たジョンがオラつきながら “カネよこせ!” って歌ってる感じ。“不良の音”、最高ですよ!