shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

Paul McCartney's "Out There! Tour" 2013

2013-05-16 | Paul McCartney
 最近すっかりポール・マッカートニー三昧の日々が続いているが、昨日YouTubeのポールのチャンネルに面白い動画がアップされているのを見つけた。この5月に入ってポールは “2013アウト・ゼア・ツアー” をスタートさせたのだが、6日にブラジルのゴイアニアで行われたコンサートに突如バッタの大群が来襲、ステージ上はバッタだらけとなり楽器やマイク、そしてポール自身にも無数のバッタが張り付いているというお宝モンの映像だ。
 普通なら気が散って歌や演奏に集中できなさそうなもんだが、ポールは腕にとまったバッタを “ハロルド” と名付け、 “さぁハロルド、みなさんにご挨拶しなさい!” と余裕のMCで会場を爆笑の渦に巻き込む。又、ネットの記事によると「ヘイ・ジュード」の “The movement you need is on your shoulder...”(君に必要な動きは君の肩にかかってるんだ)のところで咄嗟に “it certainly is now...♪” (確かに今、僕の肩にかかってるよね~♪)とアドリブをかましたというから相変わらず茶目っ気たっぷりだ。まぁこれがもしバッタじゃなくカブトムシの大群だったら “ビートルの競演” というオチがついたのだが... それにしてもこの映像は何回見てもオモロイな(^.^)
Paul McCartney "Out There" - GoiCnia Grasshopper Stage Invasion!


 今回のツアーの特徴はポールがこれまでのライヴであまり演ってない曲が数多くセットリストに加えられていることで、オープニング・ナンバーの「エイト・デイズ・ア・ウイーク」を始め、「ラヴリー・リタ」や「ユア・マザー・シュッド・ノウ」に「オール・トゥゲザー・ナウ」、珍しいところではジョンの「ミスター・カイト」なんかも取り上げている。
Paul McCartney 2013 - Being For The Benefit Of Mr Kite! [GoiCnia 6/5/13; OUT THERE! BRAZIL]

Paul McCartney - Lovely Rita (Belo Horizonte, Brasil, 2013)

Paul McCartney 2013 - Your Mother Should Know [Fortaleza 9/5/13; OUT THERE! BRAZIL]

Paul McCartney 2013 - All Together Now [GoiCnia 6/5/13; OUT THERE! BRAZIL]


 又、「ロック・ショウ」や「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」の発売を意識したのか、今回のツアーではウイングス時代の曲も積極的に取り上げており、「ジュニアズ・ファーム」や「リスン・トゥ・ホワット・ザ・マン・セッド」、「ナインティーン・ハンドレッド・アンド・エイティ・ファイヴ」(←エンディングでオーディエンスが “Band on the run, band on the run...♪” と楽しげにコーラスしてる!)といった私のスーパーウルトラ愛聴曲をガンガン演ってくれているのが嬉しい。70歳を過ぎてますます元気なポール・マッカートニー... 何とかもう一回日本に来てくれへんかなぁ...
Paul McCartney "Eight Days a Week" e "Junior´s Farm"- MineirIo- Out There Tour 2013

Paul Mccartney - Listen to what the man said (HD) - MineirIo 04/05/2013

Paul McCartney 2013 - Nineteen Hundred And Eighty Five [Fortaleza 9/5/13; OUT THERE! BRAZIL]
コメント (6)