やっとゴールデン・ウイークになった。先月はマジでお祓いでもしてもらおうかと思ったぐらい鬱陶しいことだらけの日々だったのだが、そんな私に生きる力を与えてくれたのが(←大袈裟な...)ポール・マッカートニー&ウイングスの絶頂期の姿を捉えた名作ライヴ・フィルム “ロック・ショウ” 完全版のDVD化と、ポールの “アーカイヴ・コレクション・シリーズ” 第5弾となる “ウイングス・オーヴァー・アメリカ” リリース決定のニュースだった。どちらも5月末の発売ということなのでそろそろ予約を入れねばならない。幸いGWで仕事から解放されて一息つけたこともあり、じっくりと情報を整理してベストな選択をしたい。そういうワケで、今日から “レッド・ゼッペリン祭り” をしばらくお休みして “ポール・マッカートニー前夜祭” だ。
まずは「ロック・ショウ」DVDの方だが、これはブルーレイとDVDの2種リリース(当初はそれぞれTシャツ付きも含めた計4種リリース予定だったが、Tシャツ付き盤は “アーティスト側の意向により発売中止” になったようだ...)なのでブルーレイ・プレイヤーを持っていない私としては迷うことなくDVDをチョイス。リージョン・コードやNTSC/PALの問題があるのでDVDに関しては国内盤が無難だろう。アマゾンで3,497円なら許容範囲だ。
この「ロック・ショウ」は日本公開時に映画館で見て(←上にアップした写真はその時に買った思い出のパンフレットです)リッケン・ベースを弾きながら歌うポールの姿に痺れまくったものだったが、今回のDVD化では当時日本以外ではカットされていた7曲を含む全28曲収録の完全版になっているとのこと。しかもオリジナルの35ミリ・フィルムからレストアされたハイ・クオリティーな映像が楽しめるというのだから今から発売日が待ちきれない(^o^)丿
Rockshow / Paul McCartney & Wings(Trailer/full ver.) - ロックショウ / ポール・マッカートニー&ウイングス -
「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」は2枚組CDの通常盤 “スタンダード・エディション” と3CD+1DVD+豪華ブックレットの “デラックス・エディション”(←日本のレコード会社だけが “スーパー・デラックス・エディション” って呼んでる...笑)の2種リリースなのだが、ここで問題になってくるのは果たしてどちらを買うべきか、ということだ。ボックス・セットの額が額だけに私と同じように迷っているポール・ファンは結構多いのではないかと思う。私としてはこういう箱ものはどれもこれもディスクの出し入れが面倒臭くて好きではないし(←ディスクユニオン特典のCD棚収納ボックスみたいなのを本来ならレコード会社が付けるべきやと思うけど...)、何でもかんでも詰め込んで値段を釣り上げる “箱詰め商法” にも抵抗を覚えるのだが、惚れた弱みというべきか、ポール・マッカートニーという名前の前ではそのような好き嫌いはすべて些細なことに過ぎない。
で、まず “スタンダード・エディション” の方だが、輸入盤が日英米のアマゾンで大体2,200円前後で買えるのに対し日本盤は3,800円というふざけた価格設定で、コレには開いた口が塞がらない。SHMか何だか知らないが、あの程度の音質で差別化を図ろうとするなどちゃんちゃら可笑しい。やらずボッタクリにもほどがあるというものだ。とゆーことで、“スタンダード・エディション” なら迷わず輸入盤で決まりだろう。
一方、“デラックス・エディション” の方は日本盤が定価18,000円で、アマゾンではDVD付きということで3,500円近く値引きして5/3現在で14.604円。これでも結構な額なので普通なら安価な輸入盤にいきたいところだが、今回ばかりはいつもと勝手が違う。というのも “デラックス・エディション” の輸入盤がアマゾンで何とも不可解な値動きをしているのだ。まず4月当初は31,000円台という “一体誰が買うねん?”価格で登場、それが4月半ばに25,000円台、そして4月末には17,000円台へと下落してきて5/3現在で14,293円になっている。何なん、このキナ臭い感じは? これって日本盤を売るための価格調整なんか? 因みにamazon USでは156.68ドル(送料込みで約15,729円)、amazon UK でも103.23ポンド(送料込みで約15,654円)なので、1年前ならともかく円安の今は海外サイトで買うと日本盤よりも高くついてしまうのだから困ったものだ。結局、300円しか違わないのならDVDに字幕が付いてる日本盤の方がお買い得感が高い。
後は “スタンダード・エディション” 輸入盤と “デラックス・エディション” 日本盤の12,400円の差をどう考えるかだが、大きな違いは ①サンフランシスコのカウ・パレス公演でのライヴ・テイク8曲を収録したボーナスCD、②米CBSテレビ制作の特番「Wings Over The World」のDVD、③ツアー・プログラムやフォトブックといった豪華なメモラビリア、④本編28曲+ボートラ8曲の計36曲を24bit/96khzのハイレゾ音源でダウンロード可能、の4点だ。
①は別公演とはいえ曲目が本編と全曲ダブっており、しかもたったの8曲とくればイマイチ魅力薄に感じられるのも仕方ないだろう。私は同じ曲でも別ヴァージョンで微妙な違いを愉しめて嬉しいが、それでも8曲とはちょっと少なすぎる。せめてCD収録時間ギリギリまで目一杯詰め込むとか、いっそのことボートラCDも2枚にして “カウ・パレス公演コンプリート” にすればインパクトも全然違ったように思うのだが...(>_<)
②はYouTubeに抜粋版がアップされており、ファンとしてはその全貌をぜひとも見てみたい貴重な映像なのだが、今回同時発売される「ロック・ショウ」DVDと似通った内容であることも事実で、そういう意味では販売戦略を少し誤ったような気がする。熱狂的なポール・マニア以外は「ロック・ショウ」+「通常盤」で十分かもしれない。
Wings - 'Wings Over The World' Extract
③に関しては基本的に音楽とは関係のない “記念品” の類なので、これはもうポールへの思い入れ次第ということになるだろう。問題なのは④である。実は今の私が一番興味を持っているのがこの “ハイレゾ音源” という分野で、ネットの記事で“ハイレゾ音源は凄い!!!” という記事を目にするたびに “一度ウチのオーディオで聴いてみたいなぁ...” と羨ましく思ったものだった。一応「ラム」のハイレゾ音源はダウンロードしてハードディスクに入れてあるが、残念ながらちゃんとした再生環境がなく仕方なしにパソコンにイヤフォンを繋いで聴いている “宝の持ち腐れ” 状態だ。この “ウイングス・オーヴァー・アメリカ” で弾みをつけて一気にD/Aコンバーターを買うところまで突き進むかどうか、正直迷っているところ。今の気持ちは7:3で “デラックス・エディション” に傾いているが(←今月は自動車税に51,000円も払わなアカンのでちょっと弱気です...)、とりあえずはアマゾンで “デラックス・エディション” 日本盤と “スタンダード・エディション” 輸入盤の両方を予約しておいてもう少しじっくり考え、5/20を過ぎたら片方をキャンセルするとしよう。
Wings 'Wings Over America' - Deluxe Edition #27th / 28th May 2013#
まずは「ロック・ショウ」DVDの方だが、これはブルーレイとDVDの2種リリース(当初はそれぞれTシャツ付きも含めた計4種リリース予定だったが、Tシャツ付き盤は “アーティスト側の意向により発売中止” になったようだ...)なのでブルーレイ・プレイヤーを持っていない私としては迷うことなくDVDをチョイス。リージョン・コードやNTSC/PALの問題があるのでDVDに関しては国内盤が無難だろう。アマゾンで3,497円なら許容範囲だ。
この「ロック・ショウ」は日本公開時に映画館で見て(←上にアップした写真はその時に買った思い出のパンフレットです)リッケン・ベースを弾きながら歌うポールの姿に痺れまくったものだったが、今回のDVD化では当時日本以外ではカットされていた7曲を含む全28曲収録の完全版になっているとのこと。しかもオリジナルの35ミリ・フィルムからレストアされたハイ・クオリティーな映像が楽しめるというのだから今から発売日が待ちきれない(^o^)丿
Rockshow / Paul McCartney & Wings(Trailer/full ver.) - ロックショウ / ポール・マッカートニー&ウイングス -
「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」は2枚組CDの通常盤 “スタンダード・エディション” と3CD+1DVD+豪華ブックレットの “デラックス・エディション”(←日本のレコード会社だけが “スーパー・デラックス・エディション” って呼んでる...笑)の2種リリースなのだが、ここで問題になってくるのは果たしてどちらを買うべきか、ということだ。ボックス・セットの額が額だけに私と同じように迷っているポール・ファンは結構多いのではないかと思う。私としてはこういう箱ものはどれもこれもディスクの出し入れが面倒臭くて好きではないし(←ディスクユニオン特典のCD棚収納ボックスみたいなのを本来ならレコード会社が付けるべきやと思うけど...)、何でもかんでも詰め込んで値段を釣り上げる “箱詰め商法” にも抵抗を覚えるのだが、惚れた弱みというべきか、ポール・マッカートニーという名前の前ではそのような好き嫌いはすべて些細なことに過ぎない。
で、まず “スタンダード・エディション” の方だが、輸入盤が日英米のアマゾンで大体2,200円前後で買えるのに対し日本盤は3,800円というふざけた価格設定で、コレには開いた口が塞がらない。SHMか何だか知らないが、あの程度の音質で差別化を図ろうとするなどちゃんちゃら可笑しい。やらずボッタクリにもほどがあるというものだ。とゆーことで、“スタンダード・エディション” なら迷わず輸入盤で決まりだろう。
一方、“デラックス・エディション” の方は日本盤が定価18,000円で、アマゾンではDVD付きということで3,500円近く値引きして5/3現在で14.604円。これでも結構な額なので普通なら安価な輸入盤にいきたいところだが、今回ばかりはいつもと勝手が違う。というのも “デラックス・エディション” の輸入盤がアマゾンで何とも不可解な値動きをしているのだ。まず4月当初は31,000円台という “一体誰が買うねん?”価格で登場、それが4月半ばに25,000円台、そして4月末には17,000円台へと下落してきて5/3現在で14,293円になっている。何なん、このキナ臭い感じは? これって日本盤を売るための価格調整なんか? 因みにamazon USでは156.68ドル(送料込みで約15,729円)、amazon UK でも103.23ポンド(送料込みで約15,654円)なので、1年前ならともかく円安の今は海外サイトで買うと日本盤よりも高くついてしまうのだから困ったものだ。結局、300円しか違わないのならDVDに字幕が付いてる日本盤の方がお買い得感が高い。
後は “スタンダード・エディション” 輸入盤と “デラックス・エディション” 日本盤の12,400円の差をどう考えるかだが、大きな違いは ①サンフランシスコのカウ・パレス公演でのライヴ・テイク8曲を収録したボーナスCD、②米CBSテレビ制作の特番「Wings Over The World」のDVD、③ツアー・プログラムやフォトブックといった豪華なメモラビリア、④本編28曲+ボートラ8曲の計36曲を24bit/96khzのハイレゾ音源でダウンロード可能、の4点だ。
①は別公演とはいえ曲目が本編と全曲ダブっており、しかもたったの8曲とくればイマイチ魅力薄に感じられるのも仕方ないだろう。私は同じ曲でも別ヴァージョンで微妙な違いを愉しめて嬉しいが、それでも8曲とはちょっと少なすぎる。せめてCD収録時間ギリギリまで目一杯詰め込むとか、いっそのことボートラCDも2枚にして “カウ・パレス公演コンプリート” にすればインパクトも全然違ったように思うのだが...(>_<)
②はYouTubeに抜粋版がアップされており、ファンとしてはその全貌をぜひとも見てみたい貴重な映像なのだが、今回同時発売される「ロック・ショウ」DVDと似通った内容であることも事実で、そういう意味では販売戦略を少し誤ったような気がする。熱狂的なポール・マニア以外は「ロック・ショウ」+「通常盤」で十分かもしれない。
Wings - 'Wings Over The World' Extract
③に関しては基本的に音楽とは関係のない “記念品” の類なので、これはもうポールへの思い入れ次第ということになるだろう。問題なのは④である。実は今の私が一番興味を持っているのがこの “ハイレゾ音源” という分野で、ネットの記事で“ハイレゾ音源は凄い!!!” という記事を目にするたびに “一度ウチのオーディオで聴いてみたいなぁ...” と羨ましく思ったものだった。一応「ラム」のハイレゾ音源はダウンロードしてハードディスクに入れてあるが、残念ながらちゃんとした再生環境がなく仕方なしにパソコンにイヤフォンを繋いで聴いている “宝の持ち腐れ” 状態だ。この “ウイングス・オーヴァー・アメリカ” で弾みをつけて一気にD/Aコンバーターを買うところまで突き進むかどうか、正直迷っているところ。今の気持ちは7:3で “デラックス・エディション” に傾いているが(←今月は自動車税に51,000円も払わなアカンのでちょっと弱気です...)、とりあえずはアマゾンで “デラックス・エディション” 日本盤と “スタンダード・エディション” 輸入盤の両方を予約しておいてもう少しじっくり考え、5/20を過ぎたら片方をキャンセルするとしよう。
Wings 'Wings Over America' - Deluxe Edition #27th / 28th May 2013#