shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

キャンディーズよ永遠に...

2011-04-22 | 昭和歌謡
 今朝起きて何気なくTVをつけたらいきなり目に飛び込んできたのが元キャンディーズのスーちゃんが亡くなったというニュース... 一瞬私は我が目を疑った。享年55歳という余りにも早すぎる死なのだが、この20年間ずっと癌と闘いながら女優業を続けていたとは知らなんだ...(゜o゜) 前にこのブログでも書いたが、私は「年下の男の子」から「微笑み返し」までリアルタイムで彼女達の歌をラジオで聴き、テレビで見てきたバリバリのキャンディーズ世代なだけに、彼女の突然の死のショックは言葉にできないくらい大きい。もちろん再結成などありえないことは分かっていたが、それでも3人が元気に生きていてさえくれればファンとしては十分だったのに...(T_T) 今は何だか自分の大切な思い出の一部が消えてしまったかのような、言いようのない喪失感を感じている。
 一般的にはあまり知られていないかもしれないが、キャンディーズはデビューから4thシングル「なみだの季節」まではスーちゃんがセンターだった。それが5thシングル「年下の男の子」のリリースに際して “年上のお姉さん” 的なキャラのランちゃんがセンターに抜擢され、その戦略が見事に当たって大ヒットになったという。下に貼り付けた YouTube の映像ではデビュー曲「あなたに夢中」と3rd シングル「危ない土曜日」でセンターを務めるスーちゃんの初々しい姿を楽しむことが出来る。特に「危ない土曜日」は何でコレが売れんかったんやろ?と不思議に思えるくらいのグルーヴ感溢れるカッコイイ曲で、初期キャンディーズ屈指の名曲名演だ。
 「年下の男の子」以降はそれぞれの曲が色んな思い出と共に蘇ってくる。歌っている姿はもちろんのこと、ドリフターズや伊東四朗と一緒に出ていたコントの楽しさや、ザ・ベストテンで1位を取った時の感激は忘れられない。YouTube の貼り付け動画は、蔵前国技館での10,000人カーニバルの「春一番」(←バリバリにロックしてます!)、懐かしい夜のヒットスタジオでの「やさしい悪魔」(←曲想、衣装、振り付けと、そのすべてが最高!)そして伝説と化した後楽園球場でのファイナル「微笑みがえし」(←スーちゃんの笑顔見てたら涙でてきた...)の3曲を選んでみた。それと、彼女の元気な姿を楽しめる「電線音頭」(←めっちゃ懐かしいでしょ!)も大サービス。とにかくあれから30年以上たった今でも “わが愛しのキャンディーズ” なんである。
 この週末は彼女を偲んでキャンディーズのレコードをじっくり聴きたいと思う。スーちゃん、今まで本当にありがとう。私はあなたたちのファンで本当に幸せでした。どうかゆっくりと休んで下さい。R.I.P.

キャンディーズ あなたに夢中


危ない土曜日 キャンディーズ


キャンディーズ 春一番


キャンディーズ やさしい悪魔


わが愛しのキャンディーズ (16) 微笑がえし (後楽園)


【おまけ】スーちゃんめっちゃ可愛いっ!!!
電線マン電線音頭
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