津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■松寿庵先生・216講

2016-12-24 07:12:10 | 史料

「吉良殿、お痛み軽く」西本願寺が上野介聴取 忠臣蔵記録、本願寺史料研究所で見つかる (2016.12.3 産経新聞から)

刃傷事件直後の吉良上野介の回復具合を記した西本願寺の留帳。指さし部分は「吉良殿」から始まる 刃傷事件直後の吉良上野介の回復具合を記した西本願寺の留帳。
 

元禄14(1701)年3月14日、上野介が江戸城で赤穂藩藩主・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)に切りつけられたが、記録によると、事件から7日後の同年3月21日付の手紙では、「吉良上野介に対し浅野内匠頭、三月十四日不慮の事件があった」と、事件の報告を受けていたことが記されていた。これが、4月5日付の手紙では「浅野内匠頭殿の乱心の様子を承りたい」とされ、事件の受け止め方が変化していた。
同じ手紙の中には「吉良殿、お痛みも軽く、食事も相変わることがない由、ご注進を受けた」とも記され、上野介の順調な回復ぶりを把握していた。

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