津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■熊本県立図書館蔵資料「雑撰録」--3(巻11~15)

2014-11-07 16:21:46 | 史料

     「雑撰録 巻11」

1 越前慶永様御行状
2 龍宮夢物語
3 告志篇
4 弘道館記
5 殊遇記坂本鉱之助筆記
6 水戸千束加原ニ而追鳥狩之時御歌
7 水戸侯被賞シ御書付
8 水戸侯御隠居被仰出候書付

     「雑撰録 巻12」

1 密話聞書町野監物諌言
2 薩州諸役人数之覚
3 利光鶴ヶ城合戦之覚
4 家康公御文
5 山下幸内上書 右山下上書ニ付井澤先生評を被入候書付推破妾説ト云
6 松平出羽守御直書
7 但馬守様御請書
8 白川侯御書付

     「雑撰録 巻13」

1 幽斎公御詠歌
2 幽斎公御文言
3 義理之弁
4 清光院様興長殿への御文
5 興長殿へ寄之殿遺書
6 葛西惣右衛門に大学殿書簡
7 忠利公へ大学殿上書二通
8 光尚公へ大学殿上書
9 稲津弥右衛門御奉公之事
10 藪先生明徳之弁
11 高本先生明徳の弁
12 高本和文
13 中山市之進書翰
14 幽斎公御詠歌
15 三斎公御詠歌
16 仲光小内膳紙面
17 中瀬翁筆道書付
18 退野先生語録
19 朱陵先生紙面

     「雑撰録 巻14」

1 朱陵先生書翰
2 雪山子供手本
3 代頌編
4 加来先生華木花

     「雑撰録 巻15」

1 雑録
2 三種神器
3 妙解院様御紙面
4 同御制度御條目
5 御家中申談 天和4年
6 綿貫家守護神
7 日輪寺鐘銘
8 備前児島藤戸物語
9 休無様御事
10 太閣御代壁書
11 幽霊評諸将 (伽婢子)
12 村田五郎貞道 (武上訓)
13 金子建立石碑 (未詳)
14 新納武蔵紙面 (菊池佐々伝記)
15 大石夢物語 (介石記)
16 可児才蔵笹の名字 (常山記談)
17 道成寺鐘
18 風方角 (未詳)
19 肥後田毎の月 (肥後国名勝私記)
20 玉虫寺跡 (肥後国名勝私記)
21 鳥井元忠嫡子新太郎忠政に与る書
22 秀吉公千生瓢単由来 (絵本太閣記)
23 髪結職由来
24 徳川氏制札
25 山田右衛門作申上覚
26 新免武蔵好刀寸
27 三斎公忠利公御陣足袋
28 山鹿城村篭城之覚
29 老のこころ
30 三斎公御遺言
31 勝元公御上書
32 伊達津軽家督に立ざる訳 (続武家閑談記)
33 二位法印諌書
34 志水隼太孫に遺書付
35 勝時首実験 (本朝武家評林)
36 鐘巻謡
37 白菊渕 (又衛門の渕) (肥後名勝私記)
38 世安無漏寺并謡

 

 

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■十五夜

2014-11-07 06:57:03 | 徒然

 一昨日の月は171年振りの「ミラクルムーン」だったそうだが、残念ながら見ることが出来なかった。
旧暦によると今年は閏年で、九月と閏九月の二回の十三夜が見れたという訳だが、いわゆる「後の月の十三夜である。

前回は天保十四年だったそうだが、そういわれると残念にも思うが、特段な現象でもでもないし「マいいか・・・」と云う感じではある。 

今朝の散歩で家を出て歩き始め、西の方角の屋並みの途切れた処から山の端に沈む月が見えた。
まだ太陽がが登る前だが、黄金色のまん丸の見事な月である。私の散歩道は高低差が17~18メートルあり下りはじめたらすぐに見えなくなった。
一度下ってまた高台にコースを変えて眺めて見ようと思ったが、残念ながらすでに沈んでしまっていた。
今晩改めて眺める事にしよう。 

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■「旦夕覺書」--風・20

2014-11-07 06:51:04 | 先祖附

                        一、江戸御立前稲葉左京様に朝の御振舞に御供仕候 腰懸に大勢居申候 拙者歩の御使番の時にて皆共は小
                          姓組新組知る人多く毎度一所に居申候 御先供より使番に成候者共は大形其類にて先供仕居申候處に
                          居申候 右の腰懸に御馳走にてたはこ盆なと御茶も出申候故腰懸に置不被申せまく候故土地に置候
                          大鹽彌五右衛門拙者左の方に居申候故其儘おり候てたは(こ)給申候跡に藤崎太右衛門御供代に参候て
                          彌五右衛門跡に明て居候故直に居申候處に彌五右衛門たはこ給仕廻候て爰はおれかおり所とて腰懸にき
                          わまりあるかと互に申合候内に拙者申候は太右衛門殿先合羽御ぬき候て緩々居被申候へ拙者に露か
                          ゝり迷惑仕候なとゝ申内に拙者右の方曲尺のてにて餘程四間斗有之内藤五郎左衛門居申候 彌五右衛門
                          其儘参候故に跡より太右衛門唯今のか心かゝりならは何時もあひてそと申候故彌五右衛門兎角の返答
                          なく候 其時太右衛門左の方に新組一人居候へとも何事も不申たまり居申候 尤其外一人も不申何も見
                          申斗にて候 此儀にてなく別儀にて後には彼新組も御暇被遣候 扨右京様(ママ)御立被成候て上御屋敷に成
                          御座候 其晩は水戸様へ御振舞にて御座候筈にて御供代に吉田傳兵衛・富田貞右衛門・真野半兵衛なと御鉄
                          炮頭小原勘右衛門小屋にて咄居申候 本より心安勘右衛門小屋に参候 右の通の咄申候て各八代にて心
                          安く咄被申たる事にて男振程なく僞咄多く出頭と自慢仕諸人にくみ候故多分は彌五右衛門返答さへ
                          なきと可存候 拙者は今朝の返答なきは心内に御供より戻候ての事と存候か又は耳少聞かね申候と先へ
                          御意承候にもかたふき承被申候て芝へ罷歸候夜九ツ過時分御歸候 大鹽小屋は御次方に居申所
                          は白銀小屋中小屋に居申藤崎小屋は目黒御門近邊小山宇左衛門其時分廿歳斗にて相小屋にて居申候
                          拙者共歩使番小屋者五六拾間餘何も相小屋並び目黒小屋の角辻番居申候後にて御歸の御供皆々歸り
                          候故少用有之とて罷出萬一大鹽か藤崎所へ参候事可有之哉と心懸しはらくあなたこなた仕御屋敷中
                          心懸候へ共無別儀小屋に歸申候 其後熊本へ御下着被成拙者も禮廻りに續彦太夫所へ参候處に藤崎古
                          作右衛門参咄居被申候 拙者と承其儘玄關に被出扨々能所に手逢申候先々江戸ニ而同名太右衛門と大鹽
                          彌五右衛門と御供先にて何か口論いたし候所に拙者居申双方事なく成候由此中咄承候 拙者直口承度
                          唯今も彦太と噂仕候何と々々被申候ゆえ右の通の事にて中々熊本迄聞へ可申とは神以不存扨々そ
                          れは熊本へ聞へ沙汰有之程之事にて無御座ケ様々々と咄申御同氏は少し過たる様に存候 しかし大鹽
                          か返答は耳か聞へぬ故かと存候へ共何れもは大鹽さん々々々々の様子と申候 いか様平生男ふり自慢
                          にて惣躰諸人しかり申ゆゑ今度の外にケ様々々の事もあるとて不承候前の事迄申候 拙者存候は最早
                          大鹽立候て太右衛門殿は此儘居られ候へは先其儘にて後々はいらぬ物と存候へ共何も々々太右衛門
                          殿能被申候由神以十人か十人左様申候間御心安く被思召候へと申候得は神以拙者申す通に候 先大鹽か
                          おれかおる所と申程の者にいやと何との申は太右衛門不調法に存候 少も言に成申事にてなくそな
                          たのおり所か極りたるかなと申立退可申儀に存候 何も如御存惣躰太右衛門律儀一編の男にて働不申
                          右の通と存候と作右心に不叶被申分にて候故に拙者申候はいや左様成事貴様の年ならては成間敷候
                          今度何も々々太右衛門殿事神そ々々譽大鹽はさん々々申候間先々御安堵拙者も神以太右衛門殿は少
                          過たると存候へ共おとりたると申よりは過たる方能と存候と申候 ケ様成事早熊本へ聞へ傳右衛門居
                          申抔と沙汰有之候 神以きもつふし申候 是にて各能く兼々物の吟味可被仕候
                          
                 

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