津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

2/5 BS-TBS 「八千代座100年物語」を御覧あれ

2011-01-27 16:50:46 | 熊本

                     熊本関連記事につき、ゆるキャラ「くまもん」登場
 熊本県山鹿市に開業100年を迎えた木造の芝居小屋「八千代座」がある。
例年、坂東玉三郎が訪れて公演がなされてきた。今般その玉三郎氏などの協力を得て、開業100年を記念して「関口弘のベストセレクション」で1年をかけた取材による、「八千代座100年物語」が2月5日放映されることになった。 BS-TBS で20:00~22:00である。ぜひとも御覧いただきたい。

      http://www.yachiyoza.com/   
      http://www.dandl.co.jp/gold/yachiyoza/

 国指定重要文化財であるこの建物は一時期廃墟となっていたが、地元の人たちの強い思いが復興へとつながり、歴史ある建物が生き返った。そして復興後のこの貴重な芝居小屋は、歌舞伎関係者の協力もあって、多くのフアンがその素晴らしい世界を堪能する場となっている。その他種々のイベントの場として活用されている。豊前街道・山鹿宿の地としていろいろな活動が目覚しい最近の山鹿市がどう紹介されるのか、待ち遠しいことではある。

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資料所在「都甲太兵衛」に関して

2011-01-27 11:28:43 | 歴史

 いつの頃UPしたのか記憶がさだかではないが、森鷗外の小説「都甲太兵衛」の全文を「津々堂電子図書館」で公開した。青空文庫で取り上げていただくのが一番だと思いご連絡をした覚えがあるが、当時はまだ対応していただけなかった。
 UPしたあと、鴎外研究者の方から一二問い合わせをいただいたり、その為にご子孫を探したり、お墓を訪ねたりした。ご子孫探しについてはその顛末をブログに書いたことがあった。その後ご連絡もしていないが、如何お過ごしだろうかと気にはなっている。

 最近、いろいろな資料の所在を調べている中で、東京大学総合図書館に「鴎外文庫書入本画像データベース」があり、この中に「都甲文書」があることを知った。「東京大学総合図書館が所蔵する「鴎外文庫」(森鴎外の旧蔵書コレクション)のうち、主に鴎外自筆写本、書入れ本を電子化したもの」と説明があった。
     http://rarebook.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/ogai/data/G27_213.html
鴎外自身が筆記したものであろうか、大変興味深い。

 この資料の所在については、跡見学園女子大学紀要・第十号(1977年3月号)の 鷗外・史伝『都甲太兵衛』論 でも紹介されているところだが、その論考が下記の如く公開されている。  
     http://sucra.saitama-u.ac.jp/modules/xoonips/detail.php?id=atomi-KJ00004208575
 改めて内容に触れると、平易に読み飛ばしているこの作品の奥の深さを改めて感じるのである。

 「青空文庫」で早々に取り上げていただき、こちらは撤収したいと考えているのだが・・・・ 

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