津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

加賀乙彦著を選ぶ

2011-01-20 08:37:33 | 書籍・読書
  高山右近
  加賀 乙彦
  講談社

     高山右近が忠興に宛てた決別の状がある。
     マニラに流されてしばらく後、右近は彼地で亡くなった。
     別れの直前の再び相見えることの出来ない境遇でのその文章は涙を誘う名文である。

     高山右近については種々の著作が見られるが、加賀乙彦を読んでみようと思い立った。
     ガラシャがどのような形で登場するのかが、ちょっと気になっての事である。

                    

コメント
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