地場・旬・自給

ホームページ https://sasamura.sakura.ne.jp/

梅干し麦茶の作り方

2021-07-20 04:26:48 | 自給
 
    

 熱中症対策の決め手は「梅干し入り麦茶」だ。ともかくのどの通りがよく飲みやすい。田んぼの作業の合間や、絵を描いているときなど、いつも飲んでいる。午前中400CC。午後400CCは飲んでいる。麦茶のミネラルと、梅干しの塩分が合わさり、熱中症を防げる。

 梅干し麦茶を頻繁にすこしづつ飲んでいる。麦茶の効能はミネラル分が豊富と言うことがよく言われる。もちろんそれもあるが、それ以上に市販の清涼飲料を飲まないですむと言うことが良いかと思う。糖分、カフェイン、ジュースの高カロリー、合成甘味料、これらを取らないですむ。

 こういうものがなんとなく良くないと言うことは誰でも思うものだろうが、糖尿病の家系だから、カロリーの取り過ぎはとても気をつけている。夜55キロを超えていたら、酒を飲めない。こういう厳格なルールを決めている。酒が飲みたい余り、清涼飲料は飲まない。

 そこで、麦茶である。夏を越えるだけの麦茶が真空パックしてあるので、一安心である。麦茶の作り方は、まず、大麦を栽培するところから、ということになる。そのことはまず置いておいて、麦を煎るところから、とこれも次に置いておいて置く。

 1リットルの鍋に水を満杯にして、その上から表面を覆いいくらか山盛りになったぐらいの麦茶を入れる。そこに梅干しを一つ入れる。そして、13分煮出す。そのまま止めて、4時間さます。始めるのは4時だから、8時に携帯用のボトルに入れて出かける。

 4時にコーヒーを入れるときに、同時にこの作業をする。何でも同時進行が好きなので、この間トイレに行き、歯をみがき、顔を洗い、パソコンを立ち上げる。すべてが終わるのがおおよそ13分と言うことになる。何故13分が分かるかといえば、電磁調理器の燃焼時間を13分という所に設定するからである。

 すべてが終わる頃には、パソコンの前に座り、熱いコーヒーを飲みながら、メールとフェースブックを見ている。そうだもう一つこの間にやっていることがあった。忘れがちなのだが、書くのまで忘れていた。お風呂にある洗濯乾燥のために窓を閉めて、乾燥機を2時間かける。こうしておかないと、朝の動禅体操が終わった7時に洗濯物で風呂には入れないのだ。

 梅干しの効能は夏場の体調調整には外せない食べ物だ。昔漬けた三年もの、四年ものがまだ沢山ある。梅干しも古いほどエライと思い込んでいるので、ついついため込んである。梅干しも梅の栽培からと言うことになるがこれもここでは置いておく。

 夜中など目が覚めたときにも飲んでいる。案外夜中に汗をかいて、熱中症の危険がある。何しろ、石垣島の夜温は29度以下にはならない。冷房を入れて寝ているが、それでもかなり寝苦しい。夜中に目が覚めてしまうこともある。

 一つ外せないことだけ書いておけば、完熟落ち梅を使うと言うことである。かなり味が違ってくる。深みがあると言うか、まろやかさを伴う梅干しになる。そのまま長年つけ込んであるから、少し乾燥気味になっている。これを一つ麦茶の浮いたところにポチャンと落とす。

 冷め切ったところで、濾してボトルに詰めている。冷たい麦茶をがぶ飲みするのは避けている。お腹がだぶつき、むくみが生じる。もちろん氷を入れて冷たくして飲んだ方が美味しい。美味しすぎるのも問題なのだ。常温というのはからだが一番受け止めやすい。

 口に含んだときに麦の懐かしい香と、梅干しの爽やかな塩分を感じる。もちろん押しつけがましいほどの主張のある味では無い。気にしなければ味がしなかったのかとおもう程度で済む。絵を描いているときにはこの程度の味が丁度良い。のどを潤すぐらいがよい。

 本当は熱いコーヒーが絵には良いのだが、ファミマにはまだ行きたくないので、アトリエカーでは1年以上飲んでいない。身体を考えれば、コーヒーより梅麦茶に決まっている。コーヒーはどうせ午前中だけなので、熱いうちは麦茶で通すつもりだ。
 
 麦茶の作り方は依然書いたが、大麦であれば二条でも六条でもそれぞれの味だ。麦は完熟になったほど良いらしい。今回は二条が完熟だったこともあり、そちらの方が味が良かった。上品な味がした。比べなければ分からないぐらいの味の違いだろう。

 大麦の焙煎の好みは黒くなるほどのイタリアンローストである。鉄鍋でゆっくりとかき回しながら焙煎する。時間はかかるが、コーヒーと同じで好みの焙煎が誰にでもあるのだろう。焙煎したてが一番美味しいが、作ったらすぐに真空パックしてしまう。

 大麦は品種の選定を間違えないようにしたい。北海道の大麦を頂いて、蒔いたために、とても作りづらかった。また、刈り取り時期に雨が多いので、刈り時の選定は難しい。完熟してから刈るためには早く蒔かなければならない。と言って大豆の後では早いと言っても限度がある。

 お米と違い干しやすいと言うことがある。天気さえ良ければ、刈ってそのまま畑の地面に干しておいても、よく乾いた。田んぼで干すお米とは大違いだった。石垣島ではお米も一日で乾くと言われていた。刈った稲は紐で束ねないでも、道路に干しておけば一日で乾くと言う話だ。

 梅干し麦茶は夏の最高の飲み物だ。のどの渇きを納める。熱中症を避けることが出来る。お腹がゴロつかない。身体がむくまない。夜中でも飲める。梅干し麦茶はいつでもすこしづつ飲む。何故か1日分が調度で余ることがない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NHKに未払い金がある。 | トップ | コロナとオリンピック »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

自給」カテゴリの最新記事