山北の町長選挙が終わった。この選挙のことはずーと心配で、どうなる事やら気に成っていた。無事、瀬戸孝夫さんが当選した。私としては手伝いに行きたいぐらいだったが、よそ者が顔を出すだけでも、マイナスになりそうな、山北町の空気を想像して、一切顔も出さなかった。でも、本当の良かった。瀬戸さんの生真面目な性格を思うと、立派な町政を展開していただけると思う。
前佐藤町長は自民、連合神奈川推薦と言う変則的形だった。山北独特の不思議な政治風土の中で、どういう結果が出るか、心配で成らなかった。瀬戸孝夫さんは「山北町の環境を考える会」副代表と言う肩書きだ。エコループ問題での強引なやり方が、私は許されるものでは無いと考えていたが、こうした形で、山北町民の見識が示されたことは、この地域に新しい風が、吹いてきている事を、感じて、何とも喜ばしい事だ。
滋賀県知事選では、自民、民主、公明三党が推薦する現職を破って嘉田由紀子氏(56)=社民支持=が当選した。。東海道新幹線の新駅建設凍結を掲げ、「草の根選挙」「『もったいない』という訴えが有権者に届いた」
山北と同じ流れの、市民的意識の結果、だと思う。
市民意識が目覚める事で、地域が変わっていく、事が示されていると思う。エコループの阻止の運動では、それは熱心な市民活動を展開した。市民活動の範囲で、出来る事は全て行ったと言えるほど、あらゆる手立てを駆使して活動した。一方、佐藤町長率いる行政は、何と公報を使って、一部の無理解な者による、町政を破壊する煽動にのってはならないと、エコループ誘致と言う形で、対抗した。
しかし、やればやるほど、墓穴を掘る結果となり、ついには佐藤町長自ら「エコループを阻止する」と、なにやら自分の手柄のように、宣言して終わりになった。それ以来今回の町長選挙のことに進んできた。
エコループ問題終結の報告集会が、山北と、三保で、それぞれあって、出席したが、選挙のニオイが感じられ、私のようなものはこの先かかわるべきではないと感じた。
外部の力のようなものは、マイナスに働きそうに思える山北の状況だと想像した。当時「山北町の環境を考える会」代表だった、湯川さんは、町長に成りたいから、エコループ問題を煽っているのだ。と言う中傷を受けていた。
このエコループ反対運動が優れていたのは、あくまで、論理的に、科学的にこの問題を捉えた点だ。県全域から、県の外れの外れまで、ゴミを集める不経済をとことん追求した。各地域が設ける予定のストックヤード。輸送方法。山北の県境地域でのインフラ整備。全ての点で経済の合理性がなかった。エコループ社と言う民間業者に、県民のゴミを全てゆだねると言う、確証がもてなかった。
このことである方から、エコループ社、社長の前神奈川県知事岡崎氏の高潔な人格を評価すべきだ。こういう、指摘があった。私も氏が藤沢の教会のクリスチャンとして、立派な方だとは聞いていた。また、このエコループ計画が、氏の理想主義から出発している事は感じていた。氏は今でもこの計画が挫折した事を、ゴミ処理の理想から、残念に思われていると思う。運動の経過の中でも、岡崎氏ほどの人が、現地の窮状を知って黙っているわけが無い。岡崎氏に情報が伝わっていないだけだ。こうした意見は大勢から何度も出た。それほど人格評価は高かった。
しかし、岡崎氏が人として、いかに立派な人であろうとも、エコループ計画には、経済の合理性が無い。もし、出来てしまっていたら、神奈川県のゴミ処理費用が今の倍になっているに違いないと確信している。ゴミは近場で小さく処理する。これが減らしてゆく。唯一の方策だ。ゴミの処理の方法が無いという、切羽詰った状況で、初めて、市民はゴミの面倒くさい分別ができるのだ、と思う。私は13年山の中で、ゴミは全て自分で処理しなければ成らない暮らしをして、このことを身に沁みて理解した。
瀬戸さんが、山北町長になられたことは、決して、一地域のことで終わらないだろうとおもいます。足柄地域全域の2市8町の政治が変わってゆく、流れを感じます。あしがら農の会が、かかわりを持った。大井町、開成町、町長はこのことを充分理解されているでしょう。
前佐藤町長は自民、連合神奈川推薦と言う変則的形だった。山北独特の不思議な政治風土の中で、どういう結果が出るか、心配で成らなかった。瀬戸孝夫さんは「山北町の環境を考える会」副代表と言う肩書きだ。エコループ問題での強引なやり方が、私は許されるものでは無いと考えていたが、こうした形で、山北町民の見識が示されたことは、この地域に新しい風が、吹いてきている事を、感じて、何とも喜ばしい事だ。
滋賀県知事選では、自民、民主、公明三党が推薦する現職を破って嘉田由紀子氏(56)=社民支持=が当選した。。東海道新幹線の新駅建設凍結を掲げ、「草の根選挙」「『もったいない』という訴えが有権者に届いた」
山北と同じ流れの、市民的意識の結果、だと思う。
市民意識が目覚める事で、地域が変わっていく、事が示されていると思う。エコループの阻止の運動では、それは熱心な市民活動を展開した。市民活動の範囲で、出来る事は全て行ったと言えるほど、あらゆる手立てを駆使して活動した。一方、佐藤町長率いる行政は、何と公報を使って、一部の無理解な者による、町政を破壊する煽動にのってはならないと、エコループ誘致と言う形で、対抗した。
しかし、やればやるほど、墓穴を掘る結果となり、ついには佐藤町長自ら「エコループを阻止する」と、なにやら自分の手柄のように、宣言して終わりになった。それ以来今回の町長選挙のことに進んできた。
エコループ問題終結の報告集会が、山北と、三保で、それぞれあって、出席したが、選挙のニオイが感じられ、私のようなものはこの先かかわるべきではないと感じた。
外部の力のようなものは、マイナスに働きそうに思える山北の状況だと想像した。当時「山北町の環境を考える会」代表だった、湯川さんは、町長に成りたいから、エコループ問題を煽っているのだ。と言う中傷を受けていた。
このエコループ反対運動が優れていたのは、あくまで、論理的に、科学的にこの問題を捉えた点だ。県全域から、県の外れの外れまで、ゴミを集める不経済をとことん追求した。各地域が設ける予定のストックヤード。輸送方法。山北の県境地域でのインフラ整備。全ての点で経済の合理性がなかった。エコループ社と言う民間業者に、県民のゴミを全てゆだねると言う、確証がもてなかった。
このことである方から、エコループ社、社長の前神奈川県知事岡崎氏の高潔な人格を評価すべきだ。こういう、指摘があった。私も氏が藤沢の教会のクリスチャンとして、立派な方だとは聞いていた。また、このエコループ計画が、氏の理想主義から出発している事は感じていた。氏は今でもこの計画が挫折した事を、ゴミ処理の理想から、残念に思われていると思う。運動の経過の中でも、岡崎氏ほどの人が、現地の窮状を知って黙っているわけが無い。岡崎氏に情報が伝わっていないだけだ。こうした意見は大勢から何度も出た。それほど人格評価は高かった。
しかし、岡崎氏が人として、いかに立派な人であろうとも、エコループ計画には、経済の合理性が無い。もし、出来てしまっていたら、神奈川県のゴミ処理費用が今の倍になっているに違いないと確信している。ゴミは近場で小さく処理する。これが減らしてゆく。唯一の方策だ。ゴミの処理の方法が無いという、切羽詰った状況で、初めて、市民はゴミの面倒くさい分別ができるのだ、と思う。私は13年山の中で、ゴミは全て自分で処理しなければ成らない暮らしをして、このことを身に沁みて理解した。
瀬戸さんが、山北町長になられたことは、決して、一地域のことで終わらないだろうとおもいます。足柄地域全域の2市8町の政治が変わってゆく、流れを感じます。あしがら農の会が、かかわりを持った。大井町、開成町、町長はこのことを充分理解されているでしょう。
何より、私欲を持たない多くの同級生がバックアップしている(シンクタンクになっている)ことがとても心強いです。
さて、我が小田原はどう変わるのでしょうか?
おだやかな方ですが、論理的に筋が通らない事は、頑として譲らない人でした。
砂利掘りの跡地利用では宿題が残っています。
私も出来る事があれば、協力したいと考えています。
一番良い案のように思えるんだけれど・・・。
問題はあの時もそうでしたが、農業への展望をもてないでいる。気持ちの問題を感じました。
一旦、砂利採取で、不労所得を得る長い期間を経て、又、汗水たらして農業労働に従事する気になれるかだと思います。
ここでも地元の方々の気持ちにそっていい提案が出来ればと考えます。