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田母神論文のその後

2008-12-22 04:46:08 | Peace Cafe
政府は21日、田母神俊雄前航空幕僚長が歴史認識に関し政府見解と異なる論文を発表したことでシビリアンコントロール(文民統制)の緩みが指摘されていることを受け、官邸に設置された「防衛省改革に関する有識者会議」を25日にも開き、幹部自衛官の教育の在り方見直しなどについて協議する方針を固めた。

田母神氏の懸賞論文は、相当に配慮されたタイミングで、出されたと思われる。それは社会情勢もあろうし、又定年までの時間的配慮もされている。田母神氏の論文が波紋を呼んだとはいえ、政府は憲法解釈に関わる、自衛隊問題を、改めて巧みに蓋をしてしまった。本来この機会に自衛隊の文民統制が、どうあるべきなのか。自衛隊の思想教育は可能なのかどうか。公務員の言論の自由はどういう範囲であるか。その背景に厳然と存在する日本の安全保障体制について、根本から問い直すべきではないだろうか。憲法9条の事は、随分と議論が広がったと思う。しかし、軍備そのものについては、九条は堅持を主張する人達の中でも意見は様々だ。一切の軍備を放棄すべきとするものから、現状程度は必要とするものまで存在する。私も3つの9条の会に入っているのだが、このことを正面から議論したことはい。

田母神論文では、日中戦争も、対米開戦も「アメリカによって慎重に仕掛けられた罠(わな)」で、これも「コミンテルンに動かされていた」とする。当時、米政権には三百人のコミンテルンのスパイがいて、そのトップはハル・ノートの作成にかかわったハリー・ホワイト財務次官補。彼がルーズベルト大統領を動かし、日本はその罠にはまり真珠湾攻撃を決行した。論文内容は、「大東亜戦争の正体」清水馨八郎著、と酷似している。この本が種本なのか、あるいは他にもこのような考え方をする人がいるのか。知る所ではないが、驚くほど似ている。もしこの説で行けば、日本の当時の軍人と言うのは、随分愚かな世界情勢の読めない、簡単に騙されるレベルの連中だったとなる。そのはずがない、軍はいうに及ばず、大半の国民、政治家、昭和天皇に到るまで、戦争以外に道はないと、思いつめて戦争に突入したはずだ。日本にのみ責任が存在するはずもないが、日本が罠にはまった愚かな国で、いわば精神鑑定が必要な責任の取れないような国で、責任が無い。などと言えない。もちろん世界情勢を読み違えたことを、罠と言えば言える。

罠であろうがなかろうが、日本国がアジア諸国にどんな侵略的行為を行ったのか、という事実の確認とその後の対応が問題。文民統制などと大きいことをいいながら、議論を避けているのは、政治家であり、官僚である。自虐史観などと切り捨てながら、きちっと過去を見ようとしない態度が、田母神氏を産んでいる。背景には歴代自民党総理が田母神氏と同種の認識と、思想を、持っていることにある。それ故にこうした出発点で、そのことを議論したくないというのが自民党政権の本音であろう。三十年前にも自衛隊トップの“暴走発言”があった。栗栖弘臣統合幕僚会議議長が「現行法では奇襲攻撃を受けても首相の出動命令が出るまで動けない。第一線部隊指揮官が超法規的行動に出ることはあり得る」と述べ、いわゆる超法規発言として政治問題化した。文民統制上、不適切と同氏は解任されたが、時の福田赳夫首相が有事立法の研究促進を指示するなど国防論議に大きな波紋を投じた。こうした幕僚長による自衛隊から武力蜂起が起きた場合、政府はどんな対応を考えているのだろうか。

自衛隊が巨大な世界に影響を与えるレベルで現実に存在している以上、充分に文民統制とは何か議論をすべきだ。田母神氏が幕僚長であるように、自衛隊の思想の基本はこの論文ままであると考えた方がいい。現場と言うものがそういうものになりがちなのは、想像に固くない。そこでどうする。これを議論せず、ごまかしてしまうことは、確かに日本的な始末の仕方ではあるが、この先経済困難時代が来る。それは国家危機が迫ると言う事だ。必ず、武力的に問題を解決しようと言う勢力が現れる。仮想敵国を想定し、危機状況を高めて、国民の目をそらすと言う事は必ず起こる。現実には北朝鮮問題であろう。あまりに理不尽さに国民が怒りを向ける。こう言う筋書きが用意されているかもしれない。大いに気おつけなくては成らない。軍事力でない、平和創設隊に自衛隊を変える。世界のあらゆる困難に、現在の軍備費全てを投入して、災害復興、危機状況解決のため働いてゆく。そうして日本の国際貢献が世界に評価される状況を作り出す。日本を攻撃することは、さすがにできないと言う、世界世論を作り出す。そう自衛隊を改変することだと考えている。
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21 コメント

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コメントをお許しください (本町じい)
2008-12-23 10:10:00
『論文内容は、「大東亜戦争の正体」清水馨八郎著、と酷似している。』
史実を書けば、内容が酷似し、同じになるのは当然です。

『軍はいうに及ばず、大半の国民、政治家、昭和天皇に到るまで、戦争以外に道はないと、思いつめて戦争に突入したはずだ。』
そのとおりです。アメリカの策略により、それ以外の選択肢はありませんでした。日本の懸命の外交交渉もアメリカは聞く耳を持ちませんでした。あの状況で東条英機はどうすればよかったとおっしゃるのでしょうか。日本が欧米列強白人たちの植民地になればよかったと言うことでしょうか?

『軍事力でない、平和創設隊に自衛隊を変える。世界のあらゆる困難に、現在の軍備費全てを投入して、災害復興、危機状況解決のため働いてゆく。そうして日本の国際貢献が世界に評価される状況を作り出す。日本を攻撃することは、さすがにできないと言う、世界世論を作り出す。』
中華思想、朝貢外交の中国が泣いて喜ぶ意見です。日本の富をむしりとり、自分たちは軍備を増強して、日本を威嚇する。中国の意のままの誇りのかけらもない、卑屈で哀れな日本が誕生します。
しかし、中国その他の国が核兵器を始め軍事力を削減するなら大賛成です。しかし、中国は、何億人もの極貧の民を放置しながら、軍力増強に夢中です。当面、中国を攻撃する国などどこにもないのにです。

恐縮ですが、11月9日のブログのコメントもお時間がありましたら、御覧ください。

失礼しました。



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不毛なやりとりになりそうで (笹村 出)
2008-12-25 07:16:13
意見を述べ議論をするるのは、幾らでも結構なのですが。不毛な議論は意味がないと思うのです。
本町氏を随分理性的な方だと文章から想像しておりました。そこで、紹介の清水氏の本を読んで見ました。あまりの内容に愕然としました。
それは以前書いたとおりです。
しかし、何かを返事をすれば、大体想像出来る反論がありそうで、どうも。どうしても議論がしたいなら、以下のことに対して議論しましょう。

「朝鮮人が日本語名を名乗ったのは、有利であるから、自ら望んで日本語名を使った。」

もちろんそういう人も居たでしょう。しかし、そうした断片を一般化するなど、知性のかけらも感じられない。偏向思想の人の本をまともなものとは、考える気にも成れないのです。

ただこんな人も世の中には結構いるんだ、と言う事は判りました。そうしたら、田母神氏の登場です。彼によると9割の自衛官は、自分と同じ思想だそうです。怖ろしいことです。
「専守防衛ではダメだ。核武装する。」これが自衛隊の武官の総意のおそれがある。これが武力を持つことによる、危険。

自衛隊がここまで国民の意識から乖離した可能性がでてきた。武力的反乱も考慮に入れておかなくてはならない。外国の軍より、日本の軍人が国民を奴隷にする可能性の方が高い。
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恐縮です (本町じい)
2008-12-25 23:25:48
創氏改名については、Wikipediaなどに記載されていて、私にはその程度の知識しかありません。他にインターネットに両方の説がいろいろあることは知っています。
この創氏改名については誤りであっても、(私はそうは思いませんが)創氏改名の誤りをもって、この本について『断片を一般化するなど、知性のかけらも感じられない。』と申し上げたい。つまり、この本が100点満点だとは私も思いませんが、全体としての主張は概ね正しいと思うと言うことです。
当時、誰が巨悪であったのか、その相手に対して日本はどのように対処したのか。どういう選択肢があったのか。末節を取り上げての批判は残念です。

『外国の軍より、日本の軍人が国民を奴隷にする可能性の方が高い。』
どうしてこういう結論になるのでしょうか?
なぜ、自国の軍隊を信用しないで他国の軍隊を信用されるのか。
中国は独裁国家です。言論出版の自由も民主主義もありません。もちろんシビリアンコントロールも。その上、核兵器まで保有しているのです。中華思想にとり憑かれた危険な国家なのです。笹村様はどうしてそんな独裁国家の軍隊を信用されるのでしょうか。
それに対し、日本では論文ひとつで幕僚長が更迭されました。そしてこんなに自由に議論ができます。
GHQの洗脳により、盲目的に「日本は悪者」となってしまったのではありませんか。

日本の主権、国民の安全を真剣に考えるとき、核武装について議論して何が悪いのでしょうか。私自身は日本の核武装は今のところ反対ですが。

失礼しました。




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間違えてはいけないこと (笹村 出)
2008-12-26 05:32:39
朝鮮人に日本名を強制した事実は
絶対に間違えてはいけない、深く謝罪すべき内容です。
清水氏にはヨーロッパ人野蛮説の決めつけがあります。
根本に、日本民族に対する、独善があるとしか思えません。私も日本人がとても好きですが。朝鮮人も朝鮮人が一番好きです。
もし日本人に対し、屈辱の決め付けをされたら、耐え難いものがあります。その人の考えを聞く気にも成れないのが普通です。
歴史は平明な目を維持して、日本人にとって認めることは、屈辱的なものであっても、見てゆくことが必要でしょう。

田母神氏は核武装を議論しろと言っているのではありません。核武装すべきと主張しているのです。専守防衛では、日本の安全は守れないと、軍の責任者として、そうした思想を、ふつふつとかかえてきた訳です。
しかも、自衛隊員の90%以上が同様の思想だ。と主張しています。
私も似たように想像しています。

軍備に対して大いに議論すべきは、私も同様に考えます。その過程で核武装も当然、大きな課題です。どんな備えも、完全な防備体制など存在しない。状況に応じ、バランスよく、対応しなければならない。固定的に考えることが一番リスクが高まる。

私の平和維持隊の考えも、欠陥だらけです。ただし、この考えが有効に働く場面もあると言う事です。そのタイミングはあるでしょうが、今踏み出すことも、日本の安全には、一番有効かもしれません。

自衛隊内部の軍事体制の認識は、国民や政治家とは、表面上は乖離しています。このジレンマは相当に強いと思われます。三島由紀夫氏、オウム真理教を思い起こします。茶番ですが、本人は真剣なのです。
自衛隊の軍事蜂起のリスクは、少ないとは言え高まっています。経済不況が進むこれからは、さらに高まるでしょう。
外国軍が攻めてくる可能性より、リスクが高いと言う事です。
自衛隊が国家権力を掌握したら、私には、奴隷状態です。外国人であろうと、日本人であろうと、軍事政権下で生きたくない。
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自国民に対する信頼はどこに? (荻窪太郎)
2008-12-28 10:44:56
 Wikipediaによれば
 創氏改名(そうしかいめい)は、大日本帝国において朝鮮総督府が本籍地を朝鮮に有する日本臣民(以下朝鮮人という)に対して実施した政策のこと。昭和十四年制令十九号で定められた「創氏[1]」は強制で、昭和十四年制令二十号で定められた「改名」は任意であり、手数料を取られた。目的についてはさまざまな説がある。

 創氏とは、夫婦別姓制を採っていた朝鮮の戸籍に対して家族単位の氏を作成したことである。朝鮮では「同族娶らず」の慣習(同じ出自=家系の出身地域でしかも同じ姓の人とは結婚できない慣習。これは韓国建国後も長らく残っていたが、最近廃止された)があったため、この慣習を続けられるように本貫と姓を残したまま氏を新たに創るという形にした。なお、同時期に同様な政策が採られた台湾では、このような慣習が無かったため、創氏はせず、単に改姓名が行われた。
ーーーーー 引用ここまで ーーーーーーーー
 さて、日本国として日本国民であった朝鮮族の人たちに改名を強要した事実はありません。日本という国は過去に大きな過ちを犯しました。それは、事大主義の華夷秩序の中に生きるシナ人や朝鮮人とともに大東亜共栄圏と言う地域共同体を構築しようとしたことです。
 日本は彼らの秩序の中では、最下層の野蛮人であり続けなければならないのに、その野蛮人に指導されて文明開化を果たしたなどと、朝鮮人の彼らの究極の歴史観では未来永劫認めたくないのです。
 創始改名をせずとも、内地(日本本土)では通名を使用するものが後を絶たず、また満州などの外地においても同様の例が多発していました。
 これは、常に本貫を確認し合い、その本貫の序列によってでしか物事が進められない朝鮮社会の閉鎖性を、朝鮮人自身が忌避したためです。日本名を名乗ることによって、朝鮮古来の身分社会の呪縛から解き放たれた被差別民が朝鮮人社会に多くいたことによるわけです。
 日本の『差別』もいまだに問題にされますが、朝鮮人社会における身分差別はこれをはるかにこえる異常なものです。
 被差別地域出身者の金大中が大統領になったあとでさえ、被差別の対象を日本に向けることであたかも歴史の正当性を確認するかのように思えます。
 朝鮮人が「野蛮人」に教化された歴史を忘れないと言うのは結構です。しかし、日本人がわざわざ虚偽に付き合う必要も無いわけです。自国には自国の正当な歴史があることを自覚すべきです。

>自衛隊の軍事蜂起のリスクは、少ないとは言え高まっています。経済不況が進むこれからは、さらに高まるでしょう。
>外国軍が攻めてくる可能性より、リスクが高いと言う事です。
>自衛隊が国家権力を掌握したら、私には、奴隷状態です。外国人であろうと、日本人であろうと、軍事政権下で生きたくない。

 最近、新聞などの広告欄でも見られるのでご存知だと思いますが、スターリンやヒトラーも文官です。政治が軍隊を運用する体制が整っていない現体制で、軍部が権力を掌握することなどありえません。警察でさえ本来あるべき「国家警察」になっていません。
 さらに、日本の軍隊が国民に向けて武力を行使した例はありません。2・26や5・15は腐敗堕落した政権に対して向かったものであって、国民に向かったものでないことは自明のことです。

 自衛隊に支配されることを拒むと言われるのならば、それと同様に、是非、シナ・朝鮮の虚偽宣伝による精神支配にも抵抗してください。
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どちらが真実かを議論したいのです (宮本)
2008-12-28 18:25:22
『歴史は平明な目を維持して、日本人にとって認めることは、屈辱的なものであっても、見てゆくことが必要でしょう。』
まったくそのとおりです。
事実なら認めるべきでしょう。しかし、笹村様の主張には真実と認めがたいものもあります。笹村様の推薦された書物も極東国際軍事裁判の判決を基にしているもので、真実を書いてあるとは認められません。歴史の「原本」とはほど遠い物です。
東京裁判は、GHQが、原爆を落とした正当性と占領の大義を示すために行った茶番です。東京裁判では国際法の専門家はインドのパール判事しかおらず、そのパール判事は日本無罪を主張しました。
笹村様の方が黒いものを白いとおっしゃっているのです。
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創氏改名について (笹村 出)
2008-12-28 20:43:37
お2人の、ご意見ありがとうございます。
近現代史一般について、議論する程の知識もありませんし、又役割でもありません。
議論をするとすれば、創氏改名に限定してと、お願いしましたとおりです。
それは私なりに、直接的に知る部分であります。在日朝鮮人の兄弟と言える人がいるからです。肌感覚でわかる部分だからです。

創氏改名は、植民地朝鮮人の皇民化政策が、背景だと考えます。天皇への忠誠心を醸成し、戦時体制への動員を目指したものです。
そう考えることが、当時の国際情勢からして、自然です。
そのことを、喜んで受け入れた一部の朝鮮人もいたでしょうが、大多数の朝鮮人が屈辱的なものと感じたと聞いています。

当時の馬鹿げた、日本人の行いが、私には屈辱的なことです。あまりの事です。戦争に向かって、あらゆる馬鹿げたことがまかり通ってしまった。としか思えません。

荻窪太郎氏の文章については、高尚過ぎるためか、あれこれ混合しているようで、何が書いてあるのか、私の読解力では、正確には判りません。
どうも、創氏改名を日本国が命じたことはないと、いう主張らしいのですが、判読が出来ません。出来れば、引用でなくご自分の言葉で、単刀直入に、書いていただけると。私にも判るかと思うのですが。
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荻窪太郎氏へ (笹村 出)
2008-12-29 05:14:37
コメントの中に、金大中氏への誹謗が繰り返されています。削除させてもらいました。
個人を中傷することは、避けてください。
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Unknown (荻窪太郎)
2008-12-29 09:22:38
 個人的中傷はしていません。全体を読めば理解できると思いますが、貴殿がその努力さえ放棄しているようで残念です。所詮は貴殿の『日記』に対する感想ですから、どう取り扱おうとご勝手にという事にします。小生は無責任に書き込んだつもりはありませんが。
 つまるところ、このスレの焦点は貴殿の感性の問題です。

 さて、本題の田母神氏の論文についてですが。この程度のことでマスコミ挙げての大騒ぎ。もっと他にするべきことがたくさんあるような気がします。
 よく左派系の人たちがでっち上げることに、「アジア諸国に対する先の大戦の責任」というのがあります。
 当時、どれだけアジアに独立国があったんでしょうか?アジアと呼ばれる戦闘地域での白人国家との戦闘はしたんですけど、アジア国家との戦闘はありえなかった話だということです。
 シナ大陸でのシナ人との戦闘は例外かもしれませんが、これも、もともとは国際平和維持活動でシナに進駐して、その延長線で国共内戦に引きずり込まれたと言うのが今や歴史の真実でしょう。日中戦の背後で兵站を補給したアメリカの背信行為。これがやがて真珠湾に向かう切っ掛けになります。
 重慶爆撃はアメリカ正規軍のフライングタイガースに迎撃されます。

 歴史を正当に評価されることを貴殿に希望いたします。
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Unknown (宮本)
2008-12-29 09:38:09
笹村様とこのように議論できることを嬉しく思いますし、笹村様の寛大さにも敬服いたします。

荻窪様のおっしゃっていることは、男系社会の朝鮮で男の子を産めなければ、離縁するか妾を認めるかしなければならない妻の立場を改め、日本のような家族単位の社会にしようと創氏を強制したが、改名は強制ではなかった。朝鮮の厳しい身分制度の中で、下位層の人たちの中にはそこから抜け出そうと日本名を自ら名乗った朝鮮人も多かった、と言うことでしょう。当時、有名人のなかには朝鮮名を堂々と使っている人も多いです。

『創氏改名は、・・・天皇への忠誠心を醸成し、戦時体制への動員を目指したものです。』
そういう意味ももちろんあったでしょう。しかし、ロシアなどの列強に支配されないためには、朝鮮にとってもそれは仕方ありませんでした。もしロシアに占領されていたら、韓国も金正日の支配下になっていたかも知れません。
それを馬鹿げたことと切り捨てることができるのか疑問です。
ご存知のとおり、現在でも韓国は徴兵制度があります。
李氏朝鮮の時代、そこを通って大国が攻めてくるからと道路整備をしませんでした。荷車が通れる道すらなく、朝鮮が自立するためには日本の助けが必要でした。日本は国民の税金で、韓国の道路河川等のインフラ整備をし、教育施設を建設しました。それも朝鮮人にとっては屈辱なのでしょう。
その昔も、朝鮮は明に米3千俵、麦3千俵、美女3千人を毎年献上していました。朝鮮の歴史は屈辱の歴史なのかもしれません。歴史を捏造し、日本を悪者にしなければ、朝鮮人としての誇りは生まれないのでしょう。「宮本の家は昔貧乏で、俺の先祖が麦を恵んでやったんだぞ。」などと言われたら私もたまりません。
わざわざ朝鮮に屈辱の歴史を突きつける必要はありませんが、日本人も真実の歴史を知っておく必要はあります。








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