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地場・旬・自給

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小豆とササゲの話

2018-01-05 04:38:52 | 自給

今年は偶然のことで、小豆とササゲを混ぜて蒔いてしまった。ササゲの種を小豆だと思って蒔いてしまった。小豆は種子屋さんで購入した大納言小豆。しかも播種機に両者を入れて蒔いてしまったのだから、ごちゃまぜであった。その結果、小豆とササゲの違いを研究せざる得ないことになった。花が白っぽい黄色が小豆、花がピンクなのがササゲ。草の段階での見た目で言えば、かなり違う。ササゲは蔓性である。小豆は蔓では伸び図全体に小さい。葉っぱや茎に小さな毛のあるのが小豆であった。ササゲは少し葉の緑が濃く、全体に大きくなる。実が付けば違いはさらに明瞭で、ササゲの鞘は長く20㎝にもなる。小豆は10センチほどのものだ。粒の大きさは大納言小豆はササゲより大きかった。赤茶の色も濃かった。しかし、これは品種にもよるから一概には判断材料にはならない。ササゲの方が多収である。小豆の数倍実る。子供のころの記憶で当てにはならないが、山梨では小豆よりササゲの方が多く取れるので、ササゲを作るという話に記憶がある。そして水ようかんを作るのにササゲで我慢したという事があった。

煮てみればよく分かる。粘りが出てあんこになるのが小豆で、赤飯に入れても形が崩れないのがササゲである。と書かれている。ササゲはいくら煮てもあんこのような粘りが出ない。だからササゲで作った水ようかんにはササゲの粒が残っていた記憶がある。実は今はこの記憶が怪しくなっている。ササゲはアフリカの豆で、小豆は昔から東アジアにあった豆という事だ。私は小豆の味が好きだ。あんこが好きという事がある。あの餡子のべたっとした感じは何とも言えない。美味しい餡子は絶品である。餡子を練るのは、職人技と言われている。中学の頃の同級生に和菓子屋さんの息子がいたのだが、彼は中学生だがやっていた。今も、三軒茶屋で和菓子屋を続けている。難しいなら面白いので挑戦したことがある。まあそれなりにはできた。結局は良い小豆が良い餡子を産むのだろう。映画「あん」の樹木希林を思い出す。餡を練りながら、その小豆が吹かれた風を、陽ざしの強さに思いめぐらせる。と語っていた。物を作る極意のようなことだろう。それは良い小豆を育てるときにこそ重要なことだ。その植物の気持ちになるという事は、実に大切なことだ。私には難しいことだが、畑に行ってそんな気にはなる。

今年の正月は、ササゲでお汁粉を作った。さして煮た訳でないが、これがまたなかなかおいしいお汁粉になった。昨日見えた台湾と静岡からのお客さんもそれなりに評価してくれた。子供のころササゲと言っていたものとどうも違うのか。ますます分からなくなった。粘りが少ないと言えばそうとも思えるが、明らかに餡子になっている。7日の新年会では皆に食べてもらおうと思う。昨年の収穫祭ではみんなで作った、沢山の中から選んだ大納言小豆でおはぎを食べさせてもらった。これは確かに絶品であった。今回のササゲも、出来ないはずのあんこが美味しくできている。そうかもしれないと思ったのは、ササゲも、小豆も心を込めて作ったのだ。心をこめなければ、小豆も、ササゲもできるものではない。餡を煮るときに思いをはせるだけではないのだろう。モノを作るという事はすべてに、作る人の気持ちが入るかどうかである。小豆の眼が出たと言って飛び上がって喜んだ思いが、小豆の実りになる。そしてその小豆を餡子にしていただく。それこそがおいしいという意味なのだろう。

食べ物の味というものも考えてみれば不思議なものだ。美味しいという事は本来食べることができるという事だ。安全だという感覚なのだろう。美味しいという事は体に良いという事なのだろう。身体がその本能を失ったので、美味しさに客観評価が必要になった。他人のおいしさなど何の意味もない。私の身体にある食べ物があり、それを美味しいと感じる身体になっているかである。日本で一番おいしいものを毎日食べている。自分の食べるもの心をこめて作っているからだ。自分が食べるために作ったお米が、他の人にもおいしいかということはまた別の話だ。それでいい。私にとってこれ以上のお米はない。これが食べ物を作る喜びである。私のお米はあくまで自給である。私のササゲも素晴らしいものだった。人に食べてもらうために卵を作っていた。手を抜けるものではない。だから、66歳で止めた。みんなの自給こそ最高の物が作れるという事だ。そして、みんなでその美味しさを共有できるのが、みんなの自給農業の喜びである。これほどの幸いはないだろう。

 

 

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2018年 新春 おめでとうございます。

2018-01-01 04:15:21 | 自給

2018年 

新春 

おめでとうございます。

2018.1,1 6:20 家から相模湾を眺めて。

 年賀状1

月々の自給の作業を書いている。元旦からであるが、今年も記録しておこうと思う。これを5回ぐらい繰り返せば、月々の自給作業が見えてくると思っている。今年は長年実現できなかった、有機農業市民農園を始めたいと考えている。畑の会の発展型である。そこで有機農業技術を学ぶことができる。12か月毎月収穫があり、作業がある。循環型の市民農園だ。美しい共同の自給農園をやりたい。美しい畑であれば、そこには合理性がある。最小面積で最大の生産を上げる。保存できる作物を中心に基本12種類である。畑では共同して合理性のある作物を作る。庭では日々の葉物や果菜類の野菜を作る。そして共同の田んぼではお米を作る。12か月の収穫する野菜は1月長ネギ、2月大根、3月菜花、4月、キャベツ、5月ソラマメ、6月じゃがも、7月、玉ねぎ、8月、トオモロコシ、9月ゴマ10月サツマイモ、11月、大豆、12月、ブロッコリーなど考えたが、これではうまく回らないということで、みんなで考え直す。

年賀状2

有機農業の市民農園は小田原有機の里づくり協議会の事業である。あしがら農の会が担当をする。まだ、全体の体制は出来ていない。私は始めるところまででおわりになるだろう。後はやる人がいれば続くだろうと考えている。畑の会の経験で、農の会全体に市民農園を運営する能力が培われたと考えている。毎月の作業日には必ず、収穫物がある。そして、種まきや苗作りなど必ず学ぶべき作業が準備されること。そして、毎回有機農業に関する座学を用意する。一年間の作業が終わると、一通りの有機農業の知識が身につくようにしたい。市民農園の活動が、その後は農の会で活動に繋がるものであればと思う。就農したいと考える人には、農地の斡旋をする。そして、農業者への道を作ることにも協力してゆく。ただ、専業農家になることは、よほどの工夫がないとほぼ不可能なので、その点は覚悟してもらわないとならない。

 

年賀状3

 稲作のできるのは後2年と考えている。昨年稲作において思いつく限り、やりたいことはやってみた。結果が出たということではないが、考える材料は揃ってきた。有機農業では腐植の量が大きな要素になるらしい。腐植量を多くすることが、土壌の豊かさの重要な要素と見ている。腐植量が多いい畑では、他の肥料を何も入れないでもできる。あるいはいくら有機肥料を入れても、収量が少ないとか。こうした違いが腐植の量の違いのようだ。腐植を増やすには、堆肥と緑肥である。堆肥を作るのは大変なことではあるが、落ち葉堆肥が最も優れている。落ち葉を養鶏場の床に大量に入れて、あとは鶏に堆肥にさせるというのが、自給的な範囲では良い方法であるとおもっている。また、地域にある残滓をうまく利用するたい肥作りも大切である。私はそばの製粉工場から出る残滓を利用してきた。作物に良いか悪いかの判断が植物の顔色を見て判断できるようになることだ。土壌分析もその材料にはなるが、基本は植物の日々の変化を読み取る力である。植物の声が聞こえる様になれるかである。植物を読み取る力の向上を市民農園での大きな目標にしたい。

年賀状4

田んぼの作業をまとめの冊子を作りたい。誰でもがその通りやれば10俵とれる有機農法の田んぼの方法である。今耕作している欠ノ上の田んぼは、営農としては条件の良くない田んぼである。日当たりが悪く、水温も低い。段々畑になっていて、3反の田んぼが12枚に分かれている。あしがら平野でも一番収量は低いだろう田んぼの一つである。そもそも神奈川県はどちらかと言えば、田んぼの収量は低い地域である。そうした条件の地域で、過去5年間ほぼ10俵を超えている。この経験を通して私たちの稲作法が、何処にでも通用する方法ではないかと思えてきた。いままでこのブログに書いてきたものをデータと並べて、冊子にするのもいいだろうと考えている。これは農の会の25年事業を兼ねるつもりだ。どのようにまとめられるかは、これから考えてゆきたい。

年賀状5

 

 

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農業の困難

2017-12-24 04:17:20 | 自給

雪かとまごう霜のタマネギ畑。

一時バカの壁という本が評判になった。養老先生の本だ。まさに私などバカの壁化していると実感したものだ。年月が立って老人の壁になろうとしている。良く言えば経験主義の頑固である。去年こうだったのだから、間違いないという奴である。そして、昔はこうだったとついつい口に出ている。その馬鹿を補強するために、昔からこの地域ではこういわれているという事を持ち出したりする。大反省をしなければならない。農業は日々刮目してみなければならない。農業の壁は技術にあると考えている。昨日まで正しいと思い込んでいたことが、正しいとは限らないとつくづく思い知る。今年の大豆がその意味で良い経験をした。未だ何故、発芽が悪かった理由はよくわからない。鼠がいる。ハトがいる。種が悪い。蒔き時と天候の影響。などなど想像はしたが、結局今思っているのは、来年は沢山蒔くと言う位だ。苗箱にも撒いておこう。ともかくたくさん作りたくさん植えるほかに。分からないことをわからないままに、対応しなければならないのも農業のようだ。

大豆を引き抜いて見て、根が例年になく、大きく深い。そしてまだ生きていた。実も比較的よくついている。粒も大振りである。これで、発芽が良ければどれほどの豊作か。しかし、かなり減収してしまった。発芽が少なかったから、大株になったという事があるのだろう。後から苗を作り植えたものははっきり小ぶりである。それでも平均20サヤぐらいはついている。大株の方は50サヤ以上である。モノによっては100サヤのものもある。後から植えた苗の方が早く枯れている。根も早く枯れた。畑が使われていなかった新しいところだから良かったのだろうか。大豆は少しもわかってきた感じがしない。小糸在来から品種を変えるという事もあるのだろうか。大豆は品種いよってずいぶん収量が違うようだ。小糸在来はおいしいが収量の少ない豆だ。味が良い方が良いのかもしれないが、余りに収量の少ないのは寂しいことだ。

農業が分からないことの意味は、自然というものが分からないという事なのだろう。自然が分からないのであれば農業のやり甲斐がない。自然という無限にも思える巨大な綜合世界は、一年10年などという、循環の歪みは当然のことだ。この不可思議な世界に自分が生きているという事を理解したい。何でも理解したいという辺りが馬鹿の証拠なのだろうか。分からないことをわからないまま受け入れるという事が上手く行かない。来年多く蒔いて解決すればよいという気にならない。こんなに遅くまで根が生きているとすれば、タマネギの予定を来年は変えなければならないのだろうか。大豆タマネギの2毛作は変えた方が良いのか。タマネギ畑は毎朝凍り付いている。心配でオロオロしている。霜で持ち上がるのではないだろうか。麦も麦踏をしなければならないのだろうか。

農業をしているという事は、諦めるという事だ。それは収穫を明らめるという事である。そして、生きているという事は死ぬという事を明らめるという事になる。必ず訪れる死というものを日々覚悟するという事。この体験の積み重ねることが農業をするという事にはある。体験的に知るという事は、自分という命の意味を知るという事になる。何故種が発芽するのか。これは理屈では誰にでもわかる。小学校の時に、発芽には水分と温度が必要だと教わった。肥料も、光もいらない。ここが大切だと先生に言われた。種に備わっているものがある宇宙。理屈では理解できても、この不思議は体験を繰り返さない限り分かるものではない。発芽しないという失敗を重ねない限り身体が理解できない。これが農業の痛い理解の仕方だ。それでも今年も味噌づくりができる。豊作の年は倍作り、不作の年は半量作る。それでうまく回るのが暮らしである。

 

 

 

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畑の会の様子

2017-12-10 04:36:46 | 自給

タマネギの苗。

平均的に写真ぐらいあった。4から5ミリくらいの太さだった。太さは丁度いいかもしれないが、もう少しがっしりした感じの方が良い気がした。その意味では直播の方の苗はすこししっかりしていた。最後まで燻炭の効果が感じられた。10月16日に1人100粒の種を蒔いた。45日の育苗期間。苗を植えたのが12月1日だった。苗の数が350本ぐらいだった。苗に使用で来たものは種の3分の一になってしまった。初期の一日1回の水やりでは少し不足したのではないかと思っている。ラブシートでもかければよかったか。直播は予備苗だったのでこれで全体の数は足りた。その後だいぶ寒くなったが、植え付けには良いタイミングだったと思う。10日経過してもうすっかり活着している。

植えた後にも燻炭を撒いた。しばらくして風にだいぶ飛ばされてしまったが、それでもないよりは増しだと思う。畑は大豆の後で、土壌の状態は悪くないようだ。私の場所には貝化石を撒いた。どれほど効果があるかはわからないが、悪くはないと思っている。以下袋にあった効能書き。

○定植後すぐに播種が可能
 ⇒緩効性であるため石灰特有であるアルカリ濃度障害の影響を受けにくい
○酸度矯正力は緩効的で持続性に優れている
 ⇒各種ミネラルを効果的に補給できる
○土壌を固くしない
 ⇒団粒化を促進して通気性・透水性・保肥性を高め有益菌の活性化に貢献
○各種ミネラルが豊富
 ⇒ミネラル欠乏対策として効果が期待できる
○ケイ酸が含まれている
 ⇒倒伏軽減・病害虫抵抗を高め作物を健全に生育させる

作業中子供たちも参加をして楽しい作業になった。狭い変形の畑だが、日当たりは良い場所だ。3畝ほどの広さで、17人がタマネギの自給できるのだから、効率は良い。タマネギ部が16人の参加で苗の植え付けが終わった。3畝ほどの畑に一人300個のタマネギが目標である。経費は1000円くらいだろうか。今年は良い苗になったので、良い玉ねぎが出来るかもしれない。追肥をどこかでしたいと思っている。冬の作物はかなり肥料を多くしなければ、良いものは出来ない気がしている。寒さで肥料の吸収力が衰えること。また堆肥の発酵速度が遅くなる。

畑の会の白ネギ部。一本ネギの収穫。ここにも燻炭を入れた。後はそばかすである。ソバカスは元肥にも、追肥にも使った。特に病気が出るようでもなく、美味しいネギになっている。寒くなって柔らかになったように感じる。週に一回このくらいを抜いている。まだまだあるので、冬の間ネギはふんだんに食べられそうだ。長ネギがこんな潤沢に食べられるのは初めてのことだ。畑の会を始めたおかげで、安定した野菜の供給が続いている。

長ネギ畑の様子。中央が私の畝。手前が1本ネギで奥の方には分げつするネギが植えられている。まだそれほど分げつしていないが、このあともう少し分げつして来てくれるのではないかと思っている。正月までは1本ネギを食べて、その後は分げつするネギになりそうだ。実は土寄せは岩本さんがしてくれた。遅れていたのを見るに見かねたのだろう。全部で土寄せは3回である。この奥に少し見えているのが、小田原最後の溜池である。

小麦部の麦畑。綺麗に発芽している。3畝はないくらいの畑だ。向こうの端まで50メートルくらいだ。畝間は70㎝である。5人の参加である。小麦の自給は費用的には割に合わない。製粉代がかかりすぎる。

1葉目が発芽し、2葉目が出始めている。3葉になった時が麦踏の時期と言われている。しかし麦踏をしてもしないでも、差が出たことはない。今回は最後の朝鮮と考えている。差はでないとは思っても、少しでも良さそうなことはやりたいと思う。今年は本気で麦栽培に取り組むつもりだ。麦は十分の肥料がなければ沢山は取れない。反収にして300キロ目標である。この場所にそばかすを40袋入れた。その後トラックターで2度耕して播種。ソバカスを撒くので、混ざっているソバの種が発芽をする。しかし、発芽をしてもすぐに枯れる寒さになっている。問題はネズミ麦やカラス麦である。これが増えてくると手に負えない。大きく減収する。一本のこらず取ろうと思っている。勝負は暖かくなってからだ。

こちらは田んぼの緑肥の大麦。大麦は撒いてから1か月くらいたった。分げつして3葉期になったので、麦踏をした。しかし、今年も葉先が白くなってきた。去年は白くなり、凍り付いたように枯れた。どうなるだろうかと心配であるが。緑肥の方だから、仕方がないという事にする。小麦より大麦は寒さに弱い。

田んぼの緑肥の菜の花。発芽は見事である。昨年より種の量を減らしたにもかかわらず、発芽は盛んだ。菜の花は田んぼによってずいぶんと生育に差が出てきた。土の状態が違うのだろうか。まだ2葉の畑もあるくらいだ。これでは一面の菜の花という訳には行かない。田んぼの湿度が緑肥には大きく影響する。乾燥しすぎも良くない。湿り過ぎはさらに悪い。収穫の終わった田んぼにはまず、そばかすを蒔いた。そしてトラックターで秋起こしをして、その上にバラ蒔きで菜の花の種を播種した。少しでも覆土されるようにレーキでかき回した。そして長いままの藁を上から一面に撒いた。藁は湿度の調整と保温効果のつもり。春にはこの藁はボロボロになっていて、田んぼの邪魔にならない。

 

 

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タマネギの植え付け

2017-12-03 04:06:52 | 自給

今年は良いタマネギの苗が出来た。288穴のセルトレーで作った。私の家の脇の畑で作った。この場所にはそばかすを2度撒いて耕しておいた。いつも作物の良くできる場所だ。そこにセルトレーを押し付けて、設置しておいた。水やりが足りなかったのか、発芽率が悪かった。一人3トレー作ったのだから、800株はあっても良いのに、苗が出来たのは360株程度であった。発芽率が半分以下という事だった。それでも、苗自体は十分に育ったので、予定の300株は良い苗を使えることになった。余裕を持って作るという事は大切なことだ。太さは5ミリ直径程度である。根元に球が8ミリ程度である。根はセルトレーの底に突き抜けて、かなり奥まで広がっていた。はがす時にベリベリという感じで根が切れた。根が切れても問題ないのだろうか。

苗の植え付けは2通りである。黒マルチが8名。マルチ無しが8名である。私は黒マルチは好かないので、使わない方を選択した。去年の様子では保温効果はさほど差がなかった。風で飛ばされ扱いが難しかった。マルチを設置するのが難しいという事もあるが、何しろ強い風が吹く。今年は根守さんがとても丁寧にマルチ張りを指導してくれた。なるほどこうして張れば剥がれないかと思えた。この後どうなるか比較試験ができるという楽しみがある。黒マルチを使わないので、植え終わってから燻炭を撒いた。燻炭が表面を覆ってくれて欲しい。風で飛んでしまわないといいのだが。濡れているので、上手く張り付いてほしい。タマネギの種を蒔いたセルトレーを畑に設置して、その上に燻炭を撒いた。この燻炭が多くかかったところの方が、苗の発芽も生育も良かったのだ。偶然とは思えなかったので、タマネギ苗も植え付け終わってから燻炭を引き詰めてみた。保温効果、ミネラル分の浸透、草抑えを期待している。

黒マルチの人は10メートル長さで300本植である。ベットの人は6メートルで、366本植である。黒マルチは15センチ間隔で一列5本。ベットは20センチくらいの高さで作った。少し高めだと草取りが楽なようにである。両側から、3作づつ草取りをするとちょうど手が届く。楽に草が抜けると、草取りもやる気になる。ともかくタマネギは草取りである。6列で10センチ間隔で61本。黒マルチよりもかなり多く植えている。タマネギは混みあっていた方が良くできるようだ。ベットの上はトンボできれいに均して、そこに6本筋を入れてから、植え付けてゆく。一人でやって3時間程度で植え付けが出来た。ちょうど午前中作業になる。良いタイミングで、草取り、追肥をやろうかと考えている。

タマネギはかなり多肥料の印象がある。苗土もぼかし肥料をかなり混ぜて作った。燻炭も入っていた方が良いようだ。昨年は肥料分が少なかったために、小さな苗にしかならなかった。今年はその点を反省して、畑の良くできた土壌にセルトレーを置いた。ソバカスが肥料化して効果が出るには、気温が低い時期であれば1か月程度かかると考え、早めに準備をしておいた。苗がセルトレーの底を突き抜けて、畑に入ってから、苗は充実した。特に後半の伸びが目立った。畑に直播した苗も生育はトレーほどではないが、しっかりした良い苗になった。草取りをやった結果だ。タマネギ畑も3畝程度に20袋のそばかすを撒いた。そして2度耕運してある。表土はぼかし肥状態である。その上に、それぞれが米ぬかや、燻炭や、鶏糞や様々撒いている。私の所は貝化石も撒いた。タマネギに肥料をやりすぎると、ウリバエにやられるといわれているが、さてどういう事になるだろう。

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12月の自給作業

2017-12-01 04:38:28 | 自給

 

今日から3日まで、順次タマネギの植え付けがある。苗は順調である。大豆が終わり、急いでタマネギの準備をした。11月25日に大豆が収穫される。ソバカスを撒く。6畝に40袋ほど。大豆の会の人たちに協力をお願いする。自分の場所予定地には、燻炭と貝化石と鶏糞堆肥を撒く予定。他の人の所も撒いて見てもよいのだが、どうもそこまで自信がない。普通より肥料を多くするのは、タマネギは多めにやらないと、大きな球にならない気がしているからだ。そして酸性土壌は好まないようだ。全体を乗用管理機で耕す。そして、11月30日にもう一度管理機で耕た。今日ベットを作る。12月1日2日と3日には苗の採取と植え付けをおこなう。16名の場所を決める。一人300株植え付けられる面積が必要である。300本苗があるのかどうかぎりぎりの人も居るようだ。苗の水やりが不足して、発芽が悪くなったようだ。これは私の失敗である。来年は新聞紙をかけて置いて、発芽までは乾かないようにする。

こちらは発芽した大麦。写真は11月19日撮影のもの。一度麦踏を半分だけした。

小麦は11月19日に播種した。品種はユメチカラ。北海道中心に作られている春小麦らしい。初めて作ってみるので、どういう事になるのかわからない。30日の時点ではまだ発芽していないので不安になる。そんなものだろうか。70cm間隔で、8本の畝。長さが50メートル前後。3畝弱。100キロ収穫目標でやる。1反で300キロが目標。家の方の上の畑に1畝ほど蒔いた。これは保険。まず雑草は生やさない。麦踏はやる。土寄せもやる。追肥もやる。十分分げつを取り、大きな穂に大きな実をつける。今年は小麦の栽培法を何とかものにしたい。年々栽培方法に興味が向くようになった。あと何年も作れなくなってきてから、栽培方法の研究でもないのだが、興味が収穫した作物よりも、栽培研究になってきた。

緑肥の菜の花 写真は11月19日撮影のもの。

大豆は今年はずいぶん遅れた。雨続き、日照不足が大豆の実りを遅らせたという事なのだろうか。いつまでも緑のままで、葉が枯れない。根も生きていて引き抜くのに大変だった。実の付きは悪くない。実のふくらみも良い。良い大豆が出来たことは確かなのだが量は少ない。大豆の乾燥選別。豆腐分はすぐにやらないとならない。自給祭ではお豆腐が配布できるように進めたい。しかし、収量は少なかった。お豆腐と、来年の種もみを外すと、今年の味噌の大豆は大丈夫かと心配になる。今年はお味噌を少し作ろうと思う。以前のお味噌がまだあるから、不作の年は量を減らすのは普通のことだろう。醤油も残念ながら、お休みという事になる。

今畑にある作物は、小松菜、こかぶ、サトイモ、大根、サツマイモ、長ネギ、トマトはいくらか成っている。これがうれしくてなかなか片付けられない。一本だけは残して来年まで繋げる。来年ここから差し芽をして次の苗を作る。今年は小松菜をまだ蒔いて居ない。これでは正月切れてしまいそうだ。仕方がない。いつも正月用小松菜を撒くハウスが、まだトマトが成っていて、刈り取るのは忍びないくてできない。小松菜の播種を断念した。暮れにはクワイの収穫がある。余り日にちが取れないのだが、12月23日くらいになるだろうか。お正月の楽しみ分は欲しい。その時水路の漏れのコンクリート補修もやりたい。畔の崩壊部分も直さなければならない。今年はどれだけ直せるか。まず土の確保を考えなくてはならない。田んぼの緑肥はよく出ている。 雨が多かったという事もある。播種して藁を撒いておくというやり方は間違いなく効果がある。緑肥の芽は藁を少しも邪魔にしない。

 

 

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醤油絞り

2017-11-14 04:28:39 | 自給

醤油を絞っているところ。2015年の2月ごろ仕込んだもの。これでちょうど半分の量だと思う。4リットルほど醤油が出来た。この年は少し多く仕込んだのかもしれない。16年、17年と仕込まれたものが床下で熟成を続けている。長年醤油は自給である。味噌よりも醤油の方が市販品とは異うものになる。何かの機会に刺身を食べて普通の醤油に出会うと、うちの醤油を使いたいものだとつい思ってしまう。材料は大豆と小麦か大麦である。どちらも自給の会で作っている。醤油の仕込み方法は何度か書いたと思うので、そちらを参考にしてもらいたい。普通は醤油絞りは布袋に入れて、圧力を加えて、搾りかすが硬い板状態になるまで絞るらしい。その方式で絞っていたこともあった。準備が大変だ。道具の取り出しも、しまうのも大変な作業になった。もう少し簡単なやり方はないかと考えたのが、このステンレスざる方式である。熟成した醤油だねをただ、ステンレスざるの上に一日入れて置くだけだ。下にはやはりステンレスの鍋を置いておく。丸一日はこのままおく。結構澄んだ醤油が絞れる。ステンレスの網目は案外に醤油だねの材料を通さない。

液体部分だけが下に落ちてくる。落ちてきた醤油はガラス瓶に入れておく。このとき出来るだけ空気に触れないようにする。一升瓶に入れれば上の細いところまで醤油を一杯に入れる。空気に触れる味が落ちる気がする。

これが仕込んであった。醤油だね。3重のビニールに入っていた。空気を抜いてゴム輪でしっかりと止めておく。1年に3回開けて全体をよく掻き回す。3つ仕込まれた樽があるので、やるときは3つともやる。縁の下の貯蔵庫である。ここには味噌も3年分ある。おおよそ年三回味噌も取り出す。味噌の取り出しに併せて醤油も攪拌する。ここには柿酢も貯蔵されている。そのほか柿渋も寝かせてある。縁の下が割合高い家で人が屈んではいることができる。ここに炭がたくさん入れられている。床下が湿気るのでトラック1杯の炭を入れたのだそうだ。今は裏からの水の方を処理したので、それほど湿気る場所ではなくなった。我が家では一番発酵保存の環境に向いていると思われる場所だ。縁の下には保存食品を仕舞い込む。最近はそれでもこの床下に熱がこもるようになるようだ。そう良い環境とまでは言えなくなってきている。温暖化は我が家の床下まで来ている。

これは絞った残りの醤油カスである。醤油麹と呼んでいる。ちょうど味噌ぐらいの状態である。絞り切ればあと500ccは絞れる状態。醤油麹には使い道がいろいろある。醤油麹を使えばいいので布袋による醤油絞りをやめた。肉や魚を漬け込むと素晴らしい味に仕上がる。魚なら、3時間ほど。塗っておく。みりんや酒を混ぜても良い。付け込んだ魚を焼くと香ばしさが実に良い。ぶりが特に美味しい。漬け込む際にみりんを加えても良い。肉の場合は6時間ぐらい。場合によっては1日。一日漬け込んでおいた肉でシチューなどを作ると絶妙なものになる。魚も湯豆腐に入れる前に付け込んでおくと、良い味付けになる。左の鍋には現在、ハヤトウリが付け込んである。奈良漬けに近いようなものになる。これは1週間ほどつける。好みで長くしても良い。確かに味噌漬けに近いのだが、醤油漬けなのだろう。この袋はやはり、縁の下に入れておく。ついでに写っているかぼちゃの隣にあるのが、今年の柿酢である。どれも縁の下の貯蔵庫にしまわなければならない。

ハヤトウリの醤油麹漬け。

奈良漬けのようでもあるが、奈良漬けの様なアルコール発酵的な味はしない。醤油の味わいと、ほんのりとした甘い香りがする。塩分の強いものになる。長持ちはするが、たくさんは食べれない。これは4日目の状態。2週間は漬け込んで保存食にしたい。

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11月の自給作業

2017-11-01 04:47:03 | 自給

柿酢絞り。この1瓶で一年分のお酢ができる。鍋の上に、ステンレスざるを置いて、そこにすべての材料を空ける。自然に落ちるものをお酢として使う。醤油もこのやり方で絞る。

今年の柿酢の仕込み。熟し柿を枝からもぎながら、そのまま瓶に入れるだけである。柿のヘタもそのままである。今年は当たり年で、どこでも鈴なりである。

11月は大豆の収穫がある。ダイズは新しい畑で発芽が悪かったために、株数が不足している。発芽の悪かった理由は様々想像できる。ネズミに食べられた。ハトが来て食べた。根きり虫にやられた。種の充実が悪く発芽率そのものが悪かった。蒔いた種が少なかった。新しい畑の土壌の問題。理由はよく分からないが、その後追い蒔きをして苗を作った。それを植えこんで何とか大豆畑らしくなった。株数が足りない分沢山実を付けてくれたらと、かすかな希望もあったのだが、成り数は普通である。しかしここに来て実のふくらみは例年になく見事である。立派な大粒になっている。100キロは超えないと味噌づくりができないのだが、これは何とかクリアーできそうだ。雨続きでも、日照不足でも大豆は問題がないようだ。120キロまで行けば、何とか醤油の分が確保できる。大豆の収穫は11月19日前後とのこと。

玉ねぎ苗。10月27日の朝。3枚目の葉が出始めたところで、大きいもので20㎝である。去年よりは良いようだが、後一ヵ月でちょうどよい苗になるだろうか。玉ねぎも発芽が悪かった。多分水やり不足。その後の雨続きで、今度は腐りが出るのが心配。

タマネギの植え付けは例年11月下旬である。大豆の収穫が終わればすぐにそばかすを撒いて、トラックターで耕運しておく。植え付けけ直前にもう一度耕して、畝たてをして苗の植え付けを行う。これはもしかしたら、12月に入るかもしれない。今のところ苗は順調に育っている。苗の出来次第で植え付け時期は決まる。この悪天候の中今のところは頑張ってくれている。タマネギ苗が雨でとろけた農家の話も聞いたので、病気が出なければいいがと心配である。3枚目の葉が出始めた所である。タマネギ苗は何枚目の葉の頃苗になるのだろうか。刃先がわずかに枯れたものもあるのだが、そういうものなのだろうか。白ネギはすでに食べ始めている。中株程度であるが、なかなか味は良い。雨続きで土寄せもしていない。分げつするネギの方を後に残して徐々に食べてゆくつもりだ。 

小豆とササゲも収穫と選別が終わった。この2つは畑の会として行った。自給祭で食べて、残るササゲ500グラムの分配になった。その畑の後に、大麦を作る予定だ。大麦は麦茶になるのくらかは作りたい。11月3日前後に、ササゲや小豆の枯れた株の上から、そばかすをまく。そしてトラックターで耕運する。2,3週間したら、もう一度耕運する。耕運したらすぐに大麦を蒔く。ジャガイモも大豆の後に作る。ここも大豆の後にそばかすを撒いて、2度耕運をする。ジャガイモはベットを作り、それぞれがそれぞれの場所に植え付ける。サトイモは今年もそれなりにできている。ほっておいてもサトイモだけはよくできる。空豆を蒔くつもりだったのだが、まだ畑の準備が出来ていない。畑が一杯だ。そこで仕方がないので、苗を作り移植することにする。27日に種まきだけは行った。一坪ほどに筋蒔きにした。今年は自家採種の種なので、どうなるか興味深いところがある。12月下旬にタマネギのセルトレーが無くなった後に、ソラマメを植えようと考えている。豆類は苗では根を痛めてよくできないといわれるが、経験的にはそうでもない。

 

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10月の自給作業

2017-10-01 04:05:35 | 自給

10月は稲刈りだ。写真は稲刈り一日目のはざがけ。今日も稲刈りを続けて行う。もち米の分がまだ稲刈りには早い、来週に残りそうだ。今日は稲刈り2日目という事になる。17日に田んぼは水を止めた。それから10日経ってもまだ水が湧いている場所がある。棚田はなかなか難しい。今年はどこの田んぼも倒れている。30年を超えて自然農法を続けている、田んぼでも倒れている。こういう年に10俵とろうとすれば当然倒れるのは仕方がない。ただ、倒れ方がべったりではなく、なびいている状態なので、何とかなるかもしれないと考えている。手刈りの部分が多くなる所もある、それにしても、ぬかるんだ田んぼの稲刈りは足を取られて大変だ。

畑ではタマネギ苗が育っている。今のところ順調そうに見えるが、何処まで育つだろうか。16日と17日にセルトレーでの播種。18日には畑に配置する。畑にもぼかし肥を撒いて、そこに播種したセルトレーをしっかりと埋め込んだ。タマネギの品種はネオアース。缶詰のものをネットで取り寄せて、冷蔵庫に入れておいた。一人分が6グラムで1000粒。苗土は山土、にそば糠を混ぜ、えひめAIを加えて発酵させる。3回切り返しをする。燻炭を30%くらい混ぜて苗土とする。畑の苗床にも同じように直播をする。水やりは1日1回。セルトレーの方は1週間で発芽したが、苗床直播の方は10日して少し出始めた。燻炭を被せたところの方が発芽が早い。その後の生育も早いように見える。1日の朝の時点で70%発芽だ。

こちらが直播の部分、畑にやっただけなので、雑草がすごい。

大豆の会の畑ではそれなりの実りを迎えている。大豆はおおよそ1粒0,35グラム。一株57粒あれば、20グラムになる。100キロの大豆の為には、500株必要という事になる。1株を平均的に見て、25さやついていて57粒。それが、500株あれば100キロになる。100キロあると味噌づくりの最低ラインになる。ダイズの会の畑は下の畑Cに200株。上の畑A、Bが併せて300株と見ている。大小さまざまだが、それなりに生育している。後から苗を作ったものもいくらか足しにはなるだろう。発芽があまりに悪く大変苦戦したが、何とかなりそうなところまで来ている。大豆は本当に難しい作物だ。大豆が回復したのは今年は水があるからだと思う。土壌に水分があると、後からくる花もさやになってゆくように見える。ダイズは後から後から花が来るから、今の時期水のある状態を長くしてやることが大切なようだ。

草取り前の大豆畑。この後24日に草取りをして、すっきりした。

家の畑にはにんにく、大根、小松菜、ほうれん草、こかぶ。を蒔いた。もうどれも発芽をしている。ホウレンソウも順調に芽を出している。土壌が安定してきたという事だろう。これが何よりうれしい。5年前は発芽してすぐ枯れた。この後ソラマメを蒔く予定。ソラマメは今年は自家採取の種ですべて賄える。ソラマメは好きだから楽しみだ。ハウスでは10月になってもミニトマトは少しづつなっている。ハウスに入るとゆすぶってやって受粉させている。出来れば越年させて来年も使いたいと考えている。

 

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タマネギの発芽

2017-09-25 04:02:15 | 自給

燻炭の所だけ先に発芽したセルトレー。9月24日播種1週間の写真。25日になって全体が発芽してきたが、やはりまだ差がある。

今年もタマネギ苗を何とか作ろうと頑張っている。品種はネオアース。播種日が9月17日。18日に畑に設置。畑はそばかすを撒いて2度耕運した。その上に山土とソバ糠とえひめAIで発酵させたものを覆土した。その上に、セルトレー288穴と200穴をしっかりと押しつけて、設置した。設置した後に、またもみ殻燻炭をざっと撒いた。実は時間が遅れて真っ暗な中やった。もみ殻燻炭を撒くことで発芽が良くなり、良い苗になるのではないかと考えているからだ。畑の土をよくするので、燻炭が好きだという事もある。以前から、大豆を苗で作っていた時も、燻炭を使っている。蒔いたポットの上から燻炭を3ミリほど覆っておくと、何故かよい結果を得るような気がしていたのだ。今回もタマネギ苗作りでやってみた。自信がないので、勝手に適当にやっただけだ。自分の所には多めに蒔いておいた。その結果燻炭がまかれた場所だけ早く発芽しているのだ。嬉しい発見だ。こういうことがあるから面白い。

これなどは10ミリぐらい固まって落ちてしまった場所。実験だと思いそのままにしておいた。観察が好きなのだ。そして、嬉しい結果として、厚い燻炭層を突き破り発芽しているのだ。どういうことなのだろうか。4つの可能性が想像できる。1、日光を遮る効果。土だけの場合、浅い覆土だと光がタネにまでわずか透過して当たることもある。すると発芽が遅れる。2、燻炭の上から、水を与えると、燻炭の中を水が通り、種に届く。この時に発芽を促進する微量要素があるのかもしれない。燻炭で水が浄化される。あるいは燻炭が乾燥を抑える。3、燻炭を被せると、地温が上がるので発芽が早まる。4、この間雨も2度降ったので、燻炭を溶かしながら雨も降っていたと考えられる。発芽を促進するというより、種が持っている発芽を抑制する原因が取り除かれるのかもしれない。原因はともかく燻炭の利用は続けることにしたい。

 

苗土の中にも30%ほど燻炭は混ざっている。一日1回は水を撒いているのだが、意外に乾くものだ。

東京に展覧会の準備で行かざる得ないので、蒔くのは夜中か朝暗いうちになる。それでも面白くて忘れるという事はない。種が目を出す姿ほど面白いものはない。命が沸き出でる。という感じがする。子供の頃から鶏を飼っていて、卵を孵化するという事の面白さで、鶏にはまり込んだ。どんどん孵化をしてしまい。藤垈のおじいさんの家でも、東京の家でも、鶏が沢山いることになった。そのまま今日がある。その命が沸き出でる感じが、絵を描くというところにもある。何かが導き出される感じだ。絵にも命がある。自分の中の種が芽を出すのであって、自分が絵画という、あくまで自己表現というような意思的なものとは別のような気が最近はしている。こういうことはネギの発芽とは少し違うとは思うが、自分の中ではどこか繋がっている。

 

 

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石綿薫さんの農場

2017-09-22 04:26:50 | 自給

素敵な畑のすてきな石綿ご夫妻。キャベツ畑の前で。      

松本の石綿薫さんの農場を見せて頂いた。やはりすごい農場だった。石綿さんは農業分野の天才の一人である。以前自然農法国際開発センターにおられた。その頃指導を受け農業の考え方の様なものを教えられた。あれから農業技術への興味が開花されたともいえる。今はHappy Village Farm」を松本市の波田町でやっている。トマトを中心にして、5,6種類の野菜を作られている。6反の広さだそうだ。トマトのハウスが1,7畝位ある。無加温で作られている。9月20日のトマトがみずみずしく若木のようにできていた。その栽培の全容は私のレベルでは想像すらできないので、もうヒントになるというようなことすらあまりなかった。作っているトマトは自分が作出した品種という事。石綿薫さんはそもそも種苗会社におられて、トマトの作出の専門家だったそうだ。そこを止められて、自然農法国際開発センターに移った。そこでトマトの自然農法で可能な品種の作出をされていた。トマトの作出では著名な方である。夫人も農工大の頃からの同級生で、先に就農されたのだそうだ。

トマトはセルトレーに種まきをして、2度植え替えて9センチで仕上げて、定植すると言われていた。そこには秘密にしたいほどのノウハウがあるらしい。どうも八上げた時の土の量が重要らしい。私にはわからない。トマトの種まきの時に何とトマト葉ネギの種1粒とトマトの種を1粒蒔くのだそうだ。そしてその両者はそのまま、最後まで共に暮らして両者が収穫されている。まさにコンパニオンプランツの完成版である。この時期ですでに10段を取り終わって、次の収穫を迎えているとのことだ。私は1度だけ10段採ったことがある。それはオリザ農園から頂いた苗で作った時だ。やはり苗が重要なようだ。味覚を重視されているそうだ。夫がトマトは嫌いだそうで、その口に合うものを合格とする。来年はタマネギの種とトマトを同時播種して、タマネギの方はセットタマネギにしてみようかと言われていた。植物を土に返してゆくだけで、特に肥料に当たるものは入れないという事だ。そうするとカリだけは減少してゆく。そこで来年は藁が入れられるようになると言われていた。藁さえ肥料が増えるので入れないのかという驚きがあった。土壌の循環の世界が深い。トマトの水やりは11時と明確に言われていた。人間の都合ではなく、トマトの都合があるのだろう。意味が有るのだろうが、私にはわからない。

その後、自然農法国際開発センターに行った。キャベツ等の展示圃場である。全く虫に食べられないキャベツである。モンシロチョウ他虫はいっぱいいる。しかし虫はキャベツの結球部分は食べない。以前モンシロチョウが白い煙のように見えるほどいたが、結球部分はきれいだった。YR優緑という品種だそうだ。しかしこれは他所の種苗会社の品種だそうだ。食べさせてもらったのだが、少し硬いが味も悪くない。来年はぜひこれを作りたいと思った。品種の重要性というものを思い知らされる。その土地その土地に合う、自然農法に適合する品種。そういうものがあるのだろう。自然農法国際開発センターでは様々な種子を作り、販売もしている。

 

そして驚いたのがこの大豆。100サヤ以上ついている。品種は中千成だそうだ。これは長野ではよく作られていると言われていた。5畝位あっただろうか。これぐらい量を作れると説得力がある。是非ともほかの作物でもこういう作り方を見せてもらいたい。有機農業は慣行農法よりも優れた農法であるから、収量も多いい。という事にならなければ、手間がかかる訳だけで普及など出来るわけがない。この後田んぼの方にいった。田んぼでは波田ろくたんという作出品種とコシヒカリを作っているそうだ。草はない。しかし収量はもう一つ。幡多6反は多収品種で味的にはいまいちと言われている品種。それでこの収量では私は納得がいかない。無肥料圃場というのもあるのだが、ここは6俵ぐらいに見えた。分げつもほとんどとれていない。4本植えて4本のままという株すらある。その圃場を理想の方向の圃場だと言われていた。これには違和感を感じた。やはり宗教的なのか。たぶん米の生命力が強いとか、腐敗をしないなどと言われるのだろう。すべての前提になる収量が普及のための展示圃場で低いのでは、これはダメだと思うのが普通ではないだろうか。稲刈りが終わった時に土壌に全く肥料のなくなる田んぼが良いと言われていた。しかしそんなことに何の意味が有るのだろう。昔は田んぼでは裏作をやるものだ。肥料を取り尽くす田んぼでは困るではないか。田んぼは参考にはならなかったというか、だから有機農業は普及できないのだろうという、参考になった。

 

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タマネギの苗作り

2017-09-19 04:10:07 | 自給

タマネギの苗床になる場所。2週間前にソバカスを入れて一回目耕した状態。

タマネギは苗が難しい。昨年失敗したので、今年は再挑戦する。今まで一度も上手く行ったことがない。今年はセルトレー288穴に種を蒔く。一人3枚に蒔いて、1時間半の予定。苗がどの程度できるかはわからないが、良いものを全体の中から半分ほど選べれば良いかと思っている。余ればほしい人は沢山いるだろう。17人まで募集している。今10人くらいだから、あと7人という事になる。もし17人そろうと、種の数で14688粒という事になる。2DLのタマネギの種は16000粒程度とある。種代は13000円。種は冷蔵庫に入れてある。どうもタマネギ苗は温度や湿度で劣化が起こるそうだ。だから紙袋のものは問題が起こること、根守さんが教えてくれた。そこで今年は缶のものを購入して冷蔵庫に入れてある。ひとつづつ失敗の要因をつぶして行かないと。

苗土を山。1度目の切り返しを終わり、数日発酵させた山。天気が良いので、覆いを取ってある。雨の日はシートをかぶせる。

タマネギの苗が良くできなかったのは、肥料不足と考えている。有機栽培で肥料を十分に与えるためには費用分のたっぷりとある苗土を作らなければならない。山土にそば糠を2袋加えてよく混ぜた。そこにエヒメAIを1リットルほどを薄めて加えた。翌日には良く熱が出ていた。これは播種までに3回切り返した。セルトレーは種の前日に土振るいを行った。

苗床は家の脇の畑に作る。8月半ばにまず草を刈り倒して置いた。9月3日、そばかすを撒いてトラックターで耕運した。枯れた草とソバカスを混ぜながら耕した。丁寧に3回耕した。16日にもう一回耕すた。ぎりぎりに耕せば、雑草の出が遅れる。土の状態も良くなるだろう。セルトレーの播種は9月17日におこなった。セルトレーを51枚並べて余ると8メートルくらいになる。まだ8mは残るので、そこには直播もする予定。土の問題がないので、今年は私の家の畑でやってみる。良く作物ができるようになった土なので、いくらか土の問題が少なくなると思っている。

機械小屋でセルトレーに播種して並べてあるところ。播種した人の名前が書いてある。苗土は発効し、振るった土に、30%くらいもみ殻燻炭を加えた。苗土がぼかし肥料のようなものなので、燻炭を少し多めに入れた。良い苗ができるかどうかはこの苗土にかかっていると思うのでかなり真剣におこなった。1穴1粒で一人900粒の播種をしたことになる。17人分で、51枚。赤タマネギが2枚。

苗土は山土を発酵させている。9月3日にそばかす20キロを混ぜながら、積み上げた。60リットルくらいの山である。振るった後、40リットルは残る予定。そこに燻炭を混ぜて、苗土にする。すぐに熱が出て来たので、7日になって一度目の切り返しをした。夏は発酵が早い。11日に2回目の切り返しをした。もう一回切り返して、ふるいにかけるつもりだ。振るった土と燻炭を混ぜて51枚に足りるだろう。余れば直播のベットにも撒くつもりだ。種を蒔いた後、例年燻炭を上から蒔く。燻炭が60リットルまだ残っている。私は燻炭がとても好きだ。籾摺りが終わると、どんどん燻炭づくりをする。そしてできるだけ保存しておく。なんにでも使う。特に苗を作る時には必ず使っている。

 

こちらは直播部分。畑の土の上に苗土を撒き、溝を付けて1センチ間隔に種を蒔いた。蒔き終わって覆土して、その上から燻炭を撒いた。そして水やりをした。写真は19日の今朝の様子だ。朝はしっとりと湿気が上がり、良い状態になっていた。

 

 

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自給農業の定義

2017-09-08 04:25:37 | 自給

 

舟原田んぼの奥にある、ネギ畑。境にあるトタンは猪除け。その奥に青い柵がある先に舟原溜池がある。

「自給農業」は自分の食糧を作る農業のことと定義できる。この言葉は中島正氏が本の題名として使った言葉だ。自給的農家という農水省の言葉と取り違えているうっかりの人がいると思われるので、確認をしてみたい。「的」とか「型」とかを加えるのは行政言葉の特徴でもある。自給的農業とか、自給型農業という場合、そうでない部分やそれに近い部分も含むという事になるのだろう。私は特別な意味合いで「自給農業」を使っているつもりはない。ごく普通に自分の食糧を作るための農業の意味で使っている。自給農業を否定的に感ずる意識が農業者にはあるかもしれない。遊び半分だから、許せない。生業として命がけでやっている自分とは違うという意識である。田んぼで笑っているというので、遊び半分だと怒られたことすらある。だから私は周辺農家より収量を上回るようにしている。農家でも目のある人は見ればどの程度農業であるかはわかるからだ。農薬を使わないでも化学肥料を使わないでも、収量で上回れば真剣に取り組んでいることが理解される。

自給農業は協働しなければその合理性が生かせない。一人の自給では限界がある。一人でやる人は、新規就農する人という事になる。新規就農する人は独立独歩の人が普通だ。一人の農業は手間暇ばかりかかり、合理的な作業にならない。その為に勤めながらの一人の自給は続けがたいのだろう。自給の為の田んぼであれば、1人分は1畝で良い。30坪だ。60キロのお米ができる。倍食べる人も居るとしても、2畝あれば十分だ。これを10人で2反の田んぼが出来れば、作業の手間は4分の1くらいに削減できる。この場合10人と言っても、3人分できる人も居れば、3分の1人前の人も居る。3人力の人が、3分の1の人を大切にできるかである。農業法人のような販売農家の形態や企業農業も協働も農業の一種である。一人の農業より合理性があるというのは当然で、農業も組織化されてゆく流れだろう。土地を所有している人たちも、本気で農業を継続しようという人は協働を、企業化を始めている。自分の所有地を協働で使えないという思いは、農地は資産である意識を捨てきれないことを意味しているのだろう。すでに農地が資産としての意味を失っている。

協働の為には、中心になる人が必要であろう。会社に社長がいるのと同じことだ。常にそういう人は登場するだろうとみている。現れなければこの方式が消えるのもよし、またどこかで始まるのもよし。別段、自給農業の普及活動をしている訳ではない。自分がやってみてより合理的な自給に進んでいる内にここに来ただけだ。ロシアでは農業生産のかなりの部分が自給農業である。この先どこに行くかもわからない。ただやってみてこんな合理的な方式はないとつくづく思えるだけのことだ。嘘偽りなく、人一人一日1時間百坪の自給は可能なのだ。その事実だけは記録し伝えたいと思っている。何時の時代もそこに立ち返れば生きて行ける。

普通の農家の人であれば、そんな馬鹿な。と思う事もわからないではない。その気持ちも養鶏業をやっていたのだから、十分理解できる。本当に身を粉にして、毎日働いても働いても終わらないのが、農家の仕事である。その状況に立ち、自給農業の為の時間を毎日記録した。そして、この数字が出てきたのだ。過去のページに日々の記録をこのブログにも書いておいた。技術というものの意味が大きい。田んぼでも技術のある人は同じ労力で数倍の収量を上げる。はざがけの棹を一人で建ててみればわかる。10人で10倍の面積のはざがけをやってみればわかる。竿は二人で立てれば簡単だが、一人では相当に厄介なことになる。もし途中で倒したとすれば、もう建て直すことは一人ではできないことさえある。

すごい能力の農業者もいる。そういう人にしてみれば、一人でやる方が良いと思う事だろう。しかし、自給農業は普通の人もやりたい場合がある。私のように歳をとり普通以下の人でも動ける間は続けたい。確かに今も農業をしている人はスーパーマンのような人が多いい。特別な人ではない普通の人間がどのように農業を支えればよいかを考えなくてはならない状況なのだ。それには協働するしかない。所が条件不利地域においては農業企業は手を出さない。市民の協働による自給農業を模索する以外に道はない。当たり前の考えだと思う。

 

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タマネギ一緒に作りませんか。

2017-09-07 04:08:30 | 自給

白ネギ部の畑。3列目が私の畑。

あしがら農の会では畑の会というものが出来た。昨年まで、個々に分かれていたものを、玉ねぎ、ジャガイモ、小豆、長ネギ、小麦、という作物別のグループがひとまとめになった。活動はそれぞれのものだが、畑という事で会計的にひとまとめでやることになった。タマネギ部は昨年は、なかなかの成果を上げた。一年分のタマネギを作ろうということで、365個を目標に栽培した。ほぼ達成できた。種代、地代、等々を含めて費用は2000円だった。費用もみんなで分担するとずいぶん安くなる。参加費はその年にかかった費用を人数割して、負担する。増減はあるだろうが、大きくは違わない。昨年はターボとネオアースと赤タマネギを作った。大きな作業は機械でやってしまう。全体を耕すのはトラックターである。畝たては耕運機で行う。ベットを作るのは手作業でやった。確か1メール巾の黒マルチで使った。途中で風で飛ばされたこともあって黒マルチはさしたる効果はなかった。私は黒マルチせず、その分草取りに頑張ろうと考えている。やり方は自分の場所をそれぞれが決めることになっている。

小豆の畑。

だれでも参加できる。初めての人でもまったく問題はない。これを読んだ人で興味があれば参加してもらいたい。メールを貰えばすぐ連絡をします。ベットごとに自分の場所が決まり、上手な人から教わりながら耕作することになる。種まきが9月17日である。苗を作りをセルトレーで行う。ここはなかなか難しい。苗土を現在発酵させてある。11月に大豆の刈り取りの後の畑に植え付けることになる。その後、2,3回草取りを各々が行う。そして6月に収穫。それほどの負担なくできるはずだ。小田原ではタマネギオーナー制度というものが行われている。畝の長さが決められていて、そこが自分の場所だという事になるらしい。植え付けと収穫は自分でやる。日常管理はやってもらえる。200個程度のタマネギが貰えて、5000円だそうだ。農の会ではあくまで種まきから、収穫まで自分たちで行う。そして有機栽培で作る。初めから終わりまですべてを自分でやってみることを大切にしている。それが自給農業だからだ。

大豆の畑

ジャガイモ部では一年分のジャガイモを作るという事で、昨年は種イモを各自が10キロ前後の種イモ植えた。人によって、50キロから90キロぐらいが出来た。これだけあれば、一年ジャガイモの自給ができる。やはり、機械で出来るところは一気にやってしまい、草取りや土寄せなどの日常管理を各自がやることになる。今年分かったことは適期に収穫した方が、きれいなジャガイモが収穫できるという事だった。私としては最高の出来だった。その他、白ネギ部では現在、ぐんぐん成長中だ。一人が10メートルと20メートルほどの区画を栽培している。代表の岩本さんがとても熱心に管理してくれるので、ネギ専業農家の人の畑なのかと思えるほど美しい状態になっている。一本ネギと分げつする羽ネギとに取り組んでいる。私の畑では例年ネギは草でやられていたのだが、みんなの畑だと何とか頑張れる。これが何より良いところだ。

差し芽をした大豆に花が来た。

小豆部は収穫祭でお汁粉を作ろうと取り組んでいる。今のところ順調な生育である。大納言小豆と、どうもササゲをやっている感じだ。大豆の出来がとても良くなかったにもかかわらず、小豆の方は出来が良い。今年はもち米が良くできているから、餅をついてお汁粉というのはかなり楽しみになる。後は小麦がある。これは以前はかなり大々的にやっていたのだが、製粉に苦労している。苦労の割には成果が少ない。それでも今年も続けたいという人がいるので、ある程度はやりたいと考えている。

 

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稲 穂揃い以降の水管理

2017-09-01 04:00:45 | 自給

9月30日豪雨がある。その翌朝5時30分の写真。手前の倒れているところは冬水田んぼ。やはり倒伏しやすいようだ。天候によるがまだ回復する可能性はある。

9月の自給作業である。第一はいよいよ稲が佳境に入る。8月21日に稲は穂揃いが揃えば、後は粒張りを目指す事になる。この時期最も難しいのが水管理である。間断灌水という事が言われる。それは正しいことなのだが、矛盾したことでもあるだけに悩ましい。稲は一部の入水口などまだ受粉を続けている。ここには水が必要である。しかし、受粉が終わった稲は日に日に重さを増してゆく。穂は頭を下げて止葉の下に隠れてゆく。ここぞとばかり葉は光合成を行いでんぷんを溜めてゆく。この重さに耐えきれなくなって、稲は倒れかねない。10俵を超える稲作ではそれが普通である。地面を固めなければならない。水を切らなければならない。大雨もあれば、強い風も吹く。毎年9月初旬は信仰心のまるでない私が神頼みしたくなる、気が気でない毎日になる。

苗床後の3番田んぼは3か所倒れた。この段階でも苗代の縞模様が残っている。ただ倒れたところは、代を掻かなかった通路部分もある。通路部分が色が黄色いところだ。一か所は水口付近。一か所はいつも底が抜けて穴が開くところいるところ。

今年は8月の長雨で、稲は紋枯れ病が起きている。今までに3株が枯れたので引き抜いた。まだ枯れるものは出そうだ。ただ、8月後半で天候が回復したので、かろうじて頑張り切れるかもしれない。一部だけれど毎日一回えひめAIを撒いて見ている。結果が良ければ、また報告する。イモチとか、紋枯れ病、縞葉枯れ病、いずれも湿度と関係がある。葉が濡れ続けるのも良くないし、土壌の乾燥状態も良くないと考えている。茂った稲の中が蒸れるのは仕方がないことなのだが、この矛盾する様々な事象の中、間断灌水を続ける。地面を固めなければならない。稲の健康の為だけを考えると、深水の継続が良いはずだ。田んぼの中にスカスカに稲を植えて、50㎝角ぐらいだろうか。20センチくらいの深水をする。干しなど行わない。これが植物の稲としてはいいのだと思う。しかし、そうも行かないのはここは自給の為の田んぼだからだ。農業というのは植物の生理をゆがめるところがある。何としても収量を上げて、自分の食糧を確保しなくてはならない。最小の労力で、最大の生産量を上げなくてはならない。その為に、矛盾に満ちた間断灌水を、様々な困難の中行っている。

1,2,4と倒れたところがあるが。このくらいなら立ち上がるか。分かりにくいが2番田んぼが一番大きく倒れた。

例えば、上段と下段の田んぼだけは水を入れて、中段の田んぼには水を入れないとか。水が繋がっているのだからそんなことは出来ない話なのにやらざる得なくなる。病気で茎がやわになり始めた、稲を何とか倒さず最後まで持ちこたえさせたい。祈るような気持ちだ。昨年は8月25日だったか、大風が吹いて一気に稲が倒された。何とか回復した場所もあったが、全体としては倒れたままになった。辛かった。現在の予定では9月20日から水を切ろうと考えている。穂揃いから1か月水があれば大丈夫だろう。そして、9月末ぐらいから稲刈りを始める。雨続きで穂揃いが遅れていた喜寿糯が8月27日に穂揃いになった。背丈は120㎝はある。どう見てもこれで倒れなければ大豊作の状態である。今のところこちらは倒れそうにもない。もち米だけは十分に配れそうだ。お米は一家族100キロが目標ラインだから、もうひと頑張りである。

10番田んぼ 右半分が4本植え、左半分が1本植。何故か1本植の方が止葉の緑が濃い。何故だろうか。根の活動力がまだあるという事ではないか。

大豆は何とか成長を続けている。あれだけ発芽が悪かったのだが、発芽した株の生き良いは良い。草も成長がすごいのだが、捕植した株でも枯れた株は今のところない。捕植した株がどこまで追いつくか、まだ危ういところだ。最初の株はすでに花がついている。きゅうりはわずかだがとれている。トマトは食べるくらいは何とか出来る。ニガウリ、オクラも食べるだけは何とか続いている。長ネギがなかなか良くできている。みんなの協働の畑だが、農家の畑とそん色がない。私としてはかつてない立派な出来だ。土寄せしてどうなるか今から楽しみである。小豆は何故か、やたら蔓が伸びた。たぶん長雨の性だと思う。時々徒長した蔓をつまんでやっている。今年はタマネギの苗作りに本気で取り組みたい。セルトレーで作るのが良いという事だが、土づくりはどうしたらいいのだろうか。

2番田んぼの一番ひどく倒れた場所。ここは下から水が湧いているところ。水路から湧き出てくる。何処まで戻るか心配。

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