中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

教育の原点は、共感じゃないかな

2019年04月26日 22時41分15秒 | 活動日誌

若いママと学校の様子を話す機会がありました。

3人のママたちのお子さんは、それぞぞれ違う小学校です。

 

感じたことは、管理教育が想像以上に強くなっているなということ。... PDCAという企業の論理を、直、教育にすべらせ、個人のスキルを追う視点にはまりこみ、集団の中での学び合い、育ちあいがおろそかにされているなというと。

 

宿題を忘れたら黒板に名前を書く、トイレタイムでチャイムが鳴っても席に戻れなかった子の名前をかいて貼る、給食の終わりを「ぴぴぴぴぴ・・」と神経に触るような音で知らせる・・・・

「なぜ遅れたの?」「そろそろごちそうさまだよ」と、どうして目を見て言葉で伝えないんだろう。

 

列挙にいとまがないけれど、背筋が寒くなってきました。子どもの人権はどこにあるのか。

 

私の好きな子どもの詩があります。

   僕ってすごい

   きょう かけざんで    六のだんだった    

   そして 家で    かけざんを言ったら    

   なれてきて    六のだんを教科書をみないで    

   できた    

   じぶんでもびっくりした

 

 

子どもの喜びが伝わってきます。 私がすごいと思ったことは、この詩を指導した先生が「すごいね。次は7の段、がんばろう」といわなかったことです。

先生は「ぼくってすごいって、日記かけたこともすごい」と、子どもの喜びをただただ共感してあげたところに、私はとても感動を覚えました。

 

そういう教育で会ってほしい。しなくっちゃいけない。

昨日のお孫ちゃんの絵。新緑と桜のコラボかな。

 

 
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