中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

タケノコ生活

2019年04月22日 21時09分14秒 | 活動日誌

大きなタケノコを買ってきました。 明日は、タケノコごはんです。 旬の季節に一度か2度はタケノコご飯を食べたいですね。

 

タケノコの皮をむくときに必ず頭に浮かぶのは「うちはタケノコ生活だ」と、言っていたときの母の顏です。

 

一枚一枚、はぎながら暮らすことを言うのだと教えてくれました。

 

母の着物は一枚、一枚、みんな質屋に行きました。質屋のことを「一六銀行」とうのだそうです。これも母から教わりました。

 

私は働き始めて間もなく何もなくなった母に、奮発して月賦で買った大島紬の反物を送りました。

 

母はお裁縫の先生でしたから、早速仕立てました。とてもうれしそうでした。

でも、一度も着なかった。母が亡くなって、しつけがほどかれることなく、私に戻ってきました。

 

なんで着なかったのだろうなあ・・と今でも思います。

 

コメント
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