中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

世界に誇る憲法を守ろう!「サウルの息子」

2016年05月03日 18時44分38秒 | 活動日誌

 

 憲法記念日。我が地域でも、たけだ・ながせキャラバンを迎え、またスタンディングもしました。

 昨年秋、戦争法が局に採決され、この3月に施行されて迎えた今年の憲法記念日の意義は、とても大きい。

 私はこの日、憲法前文から始まって、九条などずーっと読み直しましたが、この憲法が生まれるまでの、わたしには経験のない国民の苦悩とたたかいを想像しました。

 心に刻んで、参議院選挙を頑張りたいです。

 

 さて、合間を縫って映画「サウルの息子」を観ました。

 「家族はつらいよ」とどっちにするか迷ったけど、憲法記念日だから、という理由をつけて「サウル・・」を選びました。

 

 アウシュビッツ・ビルケナウ収容所が舞台です。ユダヤ教では火葬では死者は復活でいないと信じられている。同胞の死体処理の任務をした後は抹殺される運命のサウルが、殺された息子を火葬ではなくユダヤ教のしきたりにのっとって葬儀したいと、そのことのために生きる勇気を振り絞った二日間がえがかれています。

 

 重い作品でした。

 

 私が感心したのは、映画館「相生座」で、本「シャルロッテの絵手紙」が紹介され、販売されていたことです。

 シャルロッテはガス室に消えたユダヤ人画家、メッセージを添えた独特の画法で、私も魅了された人です。

 

 「サウルの息子」を上映するだけでなく、観客に平和のメッセ―ジを送っていることを嬉しく受け取りました。

コメント
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