中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

党を大きく、大きく、したいもの

2005年11月10日 19時59分03秒 | 活動日誌
 今日は会議の日。党を大きくしていこうとの話し合いでした。

 総選挙が終わるや否や、自民党小泉内閣は公約違反も含めた暴走を始めています。
 何処へ行っても私は、「共産党さえ伸びていてくれたら」と、暮らしの大変さと平和への強い願いが党への期待となって語られる言葉をききます。

 総選挙後、あまりに伸びた自民党が好き勝手をしているので、不安が今では怒りになり、何とかしたいというエネルギーになっていることを、私は実感しています。
 皆さんの期待に応えて、日本を国民のための政治が行われる国に導いていくためには、どうしても党を大きくしなければと思います。
 
 少し前、原田市会議員とお尋ねした方は赤旗の読者、原田市会議員が配達していた方でした。総選挙で一度お会いし、「共産党と中野に支持を」とお願いしたそうですが、それだけの仲。私はと言えば、初対面でした。
 そのときはよくお話を聞いてくださって、「夫の相談を」とのこと。その方が、私が、帰省している間に入党して下さったとのニュースを、メールで知り、とても嬉しく思いました。

 昨日は20代の青年に呼びかけましたが「戦争はいや。子どものためにがんばりたい。考えさせてください。」とのお返事。

 また40代の友人は「入れなければと思っています。でも、姑と暮らしているので、今はだめ。でも、考え方は一緒。どんなことでも応援します。」とのお返事。

 どなたもが、何かしなければ、行動しなければと考えているのです。でも、どうしたらいいのか解らない、署名をすることはできるが、それだけでいいのだろうか、と、悶々としている人は沢山います。
 「党に入りましょう」のお誘いすることは、私にとっては、このような生き方があるのだと紹介してあげられる喜びがあるのです。
 だって、ぐちで終わらず建設的だから、気持ちがいい。科学に裏付けられている党の路線は、暗いトンネルでも、向こうに光が見えるからがんばれる。
 だから、みんなで力を合わせようと訴えています。

 何より、地域を訪問して、どれだけ生活が追い詰められているか、命を削るその実態に出会えば、私は腹の底から力が湧いてきます。年金4万円で、一人暮らしの80歳を過ぎたおばあちゃん、「今年はストーブ焚かない」と震えているのです。
私は、こんな時、党の力の弱さを心から悲しく、悔しく思い、そして奮い立つのです。

 
 今日、三上満さんの「野の教育者・宮沢賢治」を読み終えました。今、一口で言い表せませんが、宮沢賢治の教育観に深く共鳴しながら、心に残った満さんの言葉を紹介したいと思います。
 
 「子どもたちはいつも成長のプロセスの中にあり、宙ぶらりんで中途半端であるということです。」
 
 このような観点で「セロ引きのゴーシュ」を読むといいのですね。
 私は、ゴーシュの演奏会までの書かれなかった空白の6日間を、推測論証する満さんのすばらしい感性に打たれました。
 私が宮沢賢治を知ったのは、小学生のころ読んだ「グスコーブドリの伝記」でした。衝撃を受けました。
 満さんの書を読んで、あらためて、わが東北人の仲間、宮沢賢治に接してみたいという意欲が湧いてきています。
 満さんは、2000年の知事選挙のとき、私の応援に来長し、すばらしい講演をしてくださったこともあり、ひときわ親しみと尊敬の念があるのです。



 
コメント
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