中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

故郷・宮城から帰ってきました

2005年11月06日 17時07分12秒 | 活動日誌
     (いただいたきのこですが名前を忘れました)


 しばらくご無沙汰しました。今日、宮城県から帰ってきました。
母は86歳、大分弱って来ていますので、離れていると、心配がつのります。会ってきて安心もしたし、今後のこともあるしで、介護はどこの家でも課題です。
 誰もが、森光子さんのようにお元気だと良いのですが、そうはなかなかいきませんね。
 私は、どんな年寄りになるのだろうかと、ふと、考えたりします。「明日はお母さんの番だから、よろしくね」と、娘に頼んでおきましたが・・・・。

 さて、宮城県の仙台は笹かまも有名ですが、牛タンも名物です。この間のBSE問題では、牛タンにも影響があったそうです。なんでも生産が追いつかなくなったとか。
お土産にいただいた牛タンの表示を一生懸命見ましたが、国産なのか輸入なのかは明記してありませんでした。
 燻製もあるし、牛タン丼でも食べるし、駅弁にも入っています。
 
 でも、私は、それよりはカキやお魚のほうが大好きです。
 しかし義兄の話だと、昔は石巻市に数十船あったマグロ船が、今ではたった1船しかないとのことで、買い付けには県外に出かけるのだといいます。

 昔は栄えていた市場ですが、水揚げが少なくなっています。

 バンジョウという大きなかごに秋刀魚やいわしがドサーっと入る、勢いのある光景は、子ども心にわくわくしたものです。父が連れて行ってくれました。

 姉が漁師の家に嫁いだし、知り合いにも漁師がいたので、貧乏していてもけっこう魚には恵まれていて、例えばアンコウは、家の庭でつるしてさばいたものです。はらわたから半分解けたような小魚やえび、蟹が出てくるのも面白かった。
 
 かつおは一匹丸ごとを、大きなまな板の上で卸すのです。魚はどこの家でも、こうして食べると思っていました。
 
 「ほし」も良く食べました。「ほし」はかつおの心臓です。三角錐でてっぺんがちょんと白くなっています。これは塩焼きです。一匹にひとつしかないのに、これはこれで手に入って、山と食べた記憶があります。大好きでした。
 
 今は、海辺の子どもでも魚は切り身、山の子である長野の子どもは、こごみとぜんまいの区別もつかないのが現実かも知れません。すこし、寂しいですね。

 今回は、カキやスズキのお刺身や、うに、あわびをたらふく食べてきました。
漁師をしている姉の嫁ぎ先のおじさんはもうじき80歳ですが、なんともぐりの仕事をまだやっていて、あわびやうにを取ってきてくれたのです。すごいですね。元気なお年寄りがここにもいました。
コメント
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