あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

19年前の首里城公園訪問の思い出(沖縄・那覇)

2019-11-01 22:01:15 | Weblog
 2019年11月1日(金)

 昨日、10月31日(木)は早暁からの沖縄・那覇市の首里城焼失を伝える各局のテレ
ビの映像は大変なショックでした。沖縄のシンボルともいえるものがなくなり、沖縄の皆
さんの心を思うと胸が痛みます。

 私も、第13回名護やんばるツーデーマーチ(ウオーキング大会)に参加するため、初
めて訪れた2000年12月の沖縄の2日目に首里城公園を訪ねていたので、あの首里城
が無くなってしまったかと信じられない思いです。

 そのときの記録が残っていたので、写真とともに在りし日の首里城をしのびたいと思っ
たのですが、写真が見つからないのでとりあえずそのときのレポートだけを。

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 2000年12月8日(金)

 今日も前日に続いて好天、午前中は11月30日に世界遺産に登録されたばかりの「沖
縄の城群」(城のことは「ぐすく」という)のメイン、首里城公園を訪ねる。

 宿から上り坂を1㎞ほどで首里城の入口、守礼の門に出る。首里城の顔として昨年発行
された2千円札の図柄にもなったところだが、その先に奥深い城郭がある。

 四角い石を積み重ねた高い城壁の間の緩やかな石段を上がり、瑞泉門(ずいせんもん)
など4つの門をくぐる。その奥は有料となり、入場券を買って奉神門を入ると正面に朱色
の瓦や柱の色鮮やかな首里城正殿が現れた。

 1992年に復元されたという琉球王国最大の木造建築。正殿を挟んで右に南門、左に
北門を結ぶ回廊がある。

 まず南門に上がると、琉球王国を支えた素晴らしい衣装や漆器、乗り物などが展示され
ている。

 正殿は、獅子や龍などきらびやかな彫刻と彩色で飾られ、国王が座る玉座など絢爛豪華
な装飾は中国文化の影響を強く受けたことが分かり、素晴らしい建築や装具などに琉球王
国の栄華を目の当たりに感じさせられた。

 北殿には展示コーナーがあり、城の構成や王府の機構、行政などが模型やパネルで理解
できるようになっていた。

 売店の横から展望広場に出ると、上がってきた城門や城内、そして市街地の北に東シナ
海などが一望できる。

 久慶門から城を出て、池の中に立つ弁天堂に下る。池に向かって枝を大きく垂らした太
いデイゴの木が独特の景観を見せる。

 北側に続く龍潭(りゅうたん)と呼ぶ池を回って県立博物館に入った。(以下略)






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