あるきメデス

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四国遍路道にある道しるべ②

2010-08-11 21:59:17 | 四国遍路あれこれ
 台風が接近して、各地で大雨や強風の影響が心配されていますが、わが所沢市
は午後、おおむね好天になりました。お陰で夕方には、1週間前の8月4日(水)と
同様に、わが家の近くから富士山が見えました。18時23分ごろです。


 今日も、四国遍路道にある道しるべの紹介です。

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 11番藤井寺から12番焼山寺(しょうざんじ)への山道に入ります。瑞山休憩所と
長戸庵の間の木に下がる「へんろ道」の札。これがあると安心して進めます。


 近くには「四国のみち」の標柱や、古い標石が並んでいました。


 林道を進んで、左の細い山道に入る分岐の表示。これがないと、そのまま右側
の林道を進んでしまいそう。柳水庵と浄蓮庵との間です。


 浄蓮庵から途中の集落、左右内(そうち)への道、焼山寺へあと30丁(3㎞余り)
です。


 いったん左右内に下って、焼山寺へのた最後の急坂の上り口に立つ「へんろころ
がし」の最後の標柱。藤井寺を出てからここまでに急坂が5つあったのです。


 焼山寺へ間もなく、この標石は焼山寺への道には、幾つか残っています。


 12番焼山寺に参拝を済ませ、鍋岩集落を抜けて玉ヶ峠に向かいます。林間の遍
路道を上がり、鍋岩からの林道に出たところ。


 標高450mの玉ヶ峠は切り通しになっています。右手前に「へんろ道」の標石と↓、
へんろ道保存協力会の標識が。


 山を下って徳島市内の霊場を巡り、南側の小松島市に入ります。国道55号から
県道136号に入り、18番恩山寺が近くなった三差路に、源義経上陸の地の碑が
あり、下に恩山寺への標識が立っています。


 恩山寺の入口には、県天然記念物「恩山寺のびらんじゅ」があり、そばに山門が
あることは今回初めて知りました。山門から本堂へ上がる途中の江戸時代の石標。


 恩山寺から竹林の弦巻坂を越えて、19番立江寺(たつえじ)を目指します。車道
から、ミカン畑の間を抜ける遍路道の入口の角に立つ標識。


 立江寺から20番鶴林寺(かくりんじ)に上がる前に、別格3番慈眼寺(じげんじ)
にお参りすることにして、最寄りの宿、ふれあいの里坂本へ。宿への標識の上に
慈眼寺道の遍路標識が。遍路姿が横になった標識は、ほかでは見なかったように
思います。


 慈眼寺に往復して勝浦川沿いを坂本川との合流点に戻り、橋を渡って棚野集落
から20番鶴林寺に向かいます。集落の交差点にある鶴林寺への標石。


 その先から、いよいよ鶴林寺への上り坂が始まります。その上り口に立つ表示。


 鶴林寺に参拝して南の那賀川に向かって急降下します。中断で横断する県道
283号から下の遍路道への降り口に発つ標識。この先は急階段です。

 四国のみちの表示は、鶴林寺から1.2㎞、21番太龍寺(たいりゅうじ)へ5.3
㎞を示しています。     (続く)

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