あるきメデス

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英国・ロンドン中心街を歩く(続き)

2006-08-05 22:21:32 | 英国のウオーキング
 昨日よりさらに気温が上がり体温並みか。夕方まで外出する気になれ
ませんでした。

 ようやく日が傾いた頃外出、市内の小学校の校庭では、納涼盆踊り
大会の準備が進んでいました。

 18時半からにぎやかな盆踊りが始まったことでしょう。

 昨日に続き7月13日午後の、ロンドン市内のレポートです。


 2006年7月13日(木)
 =ランブラーズ協会訪問とロンドン市内めぐり(続き)=

 大英図書館のすぐ先にあった、赤レンガ、ゴシック様式で時計塔もあり、
教会のような大きな建物に圧倒される。

 帰宅後調べたら、これがセント・パンクラス(St. Pancras)駅。駅とは思わ
れぬ建物だ。


 King's Cross駅はすぐ東に隣接している。時計塔と二つの大きな円形窓が
あるが、上野駅広小路口を思わせる飾り気の少ない建物である。

 二つの駅に入る前に、交差点際に郵便局があったので入ってみた。

 繁華街の局なので、日本の普通郵便局のような窓口だけかと思ったら、
ここでもサンドイッチや飲料水、カードなどを販売していて、小さな町の
郵便局と同様だった。

 King's Cross駅は、グレート・ノーザン鉄道のターミナルで開業は1852年、
ヨーク、ニューカッスルなどイングランド北東部、エディンバラ、アバディーン
といったスコットランド東部の都市を結ぶターミナル。

 二つのアーチ型の屋根の下にホームがあり、正面が黄色基調のディーゼル
列車が幾つか並んでいた。

 隣のSt.Pancras駅は、1868年にミッドランド鉄道のターミナルとして開業、
大聖堂のような建物が出現した当時は、さしものロンドンっ子も驚いたとか。

 現在は構内を工事中で、後方の2階部分に新しいホームが出来ていた。

 西に向かい、近代建築の大英図書館の広場のベンチで小休止する。

 広場には、背をかがめてコンパスを使うニュートンの大きな銅像があった。

 さらに500mほど進んでユーストン(Euston)駅へ。

 ロンドン&バーミンガム鉄道のターミナルとして1837年に開業、現在はバー
ミンガム、シュルーズベリー、マンチェスター、リヴァプール、グラスゴーなど
イングランド北西部やスコットランド西部方面の大ターミナルである。

 駅舎は1961年に建て替えられ、現在は近代的な建物。今日寄った3つの
駅の中では一番路線が多いようで、構内はたくさんの乗降客でごった返して
いた。

 近くのEuston Square駅から地下鉄に乗り、次のGreat Portland Street駅
で降りて、西北一帯に広がるロンドン最大の公園、Regent's Parkに入る。

 公園の広さは、東西1km、南北は1km以上。東側を南北に連なるAvenue
Gardenには花壇が続き、噴水がある。

 南半分より少し先まで進んで芝生広場や木々の間を左に回り込み、複雑
に入り組んだボート池の東北側のほとりに出た。


 ロータリー状の道路の西側を回って行くとバラ園がある。盛りを過ぎては
いたが、いろいろなバラが花を競っていた。


 17時25分頃公園の南側に出る。公園の正面、Marylebone Roadに面して、
時計塔のあるMaryleborn教会が目につく。


 通を西に進み、Baker Street駅から地下鉄環状線に乗り、18時30分頃、
宿に戻った。       (地図(1/2.5万) 173 London North、距離 13km)

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2 コメント

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ロンドンの駅舎 (HT)
2006-08-07 09:11:43
ロンドンの駅舎は、非常に興味深く見せて頂きました。長い歴史を感じさせる建物はそれなりの、建物全体に歴史の香りが漂っている様です。
返信する
鉄道の国 (saikoroat)
2006-08-07 14:50:35
ロンドンの遠距離列車のターミナルは、ほかにも何か所かあるようですが、そのうちの一つ、

ビクトリア駅も、大きなアーチの屋根と装飾をこらした正面の建物は、

やはり歴史を感じさせられる構造でした。
返信する

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